[方法] Excel クライアントからサーバーに保存する
この例は、次の操作方法を示しています。
編集可能な範囲を持つブックを作成します。
信頼できる場所にある SharePoint ドキュメント ライブラリにブックを保存します。
注意
既に SharePoint ドキュメント ライブラリを作成し、それを信頼できる場所にしたことを前提としています。この詳細については、「[方法] 場所を信頼する」および「[方法] スクリプトを使用してブックの場所を信頼する」を参照してください。
Excel Web Access のパラメータ ウィンドウを使用してブック内の値を変更します。
ブックを Excel Services に保存する
編集可能な範囲を持つブックを作成するには
Microsoft Office Excel 2007 を起動します。
セル A1 に、「8」と入力します。
セル A2 に、「=3*A1」と入力します。
セル A1 を Excel Web Access で編集できるようにするには、まず、セル A1 を名前付き範囲にする必要があります。最初に、[数式/名前] タブをクリックします。次に、セル A1 をクリックして選択します。[数式] タブ、[Named Cells]、[定義された名前]、[範囲に名前を付ける] をクリックします。[名前の定義] ダイアログ ボックスで、[名前] ボックスに「MyAOneParam」と入力します。
ローカル ドライブ上の任意の場所にブックを保存します。ブックの名前は "TestParam.xlsx" にします。
Excel Services に保存するには
Microsoft Office ボタンをクリックし、[発行] をポイントして [Excel Services] をクリックします。
[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、[Excel Services のオプション] をクリックします。
[Excel Services のオプション] ダイアログ ボックスの [表示] タブで、[ブック全体] が選択されていることを確認します。
[パラメータ] タブをクリックします。
[追加] をクリックします。
[パラメータの追加] ボックスの一覧で、[MyAOneParam] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックします。これで、[パラメータ] ボックスの一覧に [MyAOneParam] が表示されます。
[OK] をクリックして [Excel Services のオプション] ダイアログ ボックスを閉じます。
[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、[Excel Services で開く] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。
[ファイル名] ボックスに、このブックを保存する、信頼できる SharePoint ドキュメント ライブラリへのパスを入力します。たとえば、「http://MyServer002/MyDocumentLibrary/TestParam.xlsx」のように入力します。
[保存] をクリックします。これで、TestParam.xlsx が Excel Web Access に表示されます。
パラメータを使用して値を変更するには
[パラメータ] ウィンドウに、セル A1 の名前付き範囲 [MyAOneParam] が表示されます。
セル A1 と A2 の値を変更するには、[MyAOneParam] の横にあるボックスに数字を入力します。たとえば、「10」と入力して [適用] をクリックすると、セル A1 が "10" に、セル A2 が "30" に変わります。
See Also
タスク
[ウォークスルー] Excel Web Services を使用してカスタム アプリケーションを開発する
[方法] サーバーに保存して、プログラムによるアクセスを準備する