Office SharePoint Server 2007 でのワークフロー
Microsoft Office SharePoint Server 2007 は、Windows SharePoint Services 3.0 でのワークフロー開発フレームワークを構築し、拡張します。ワークフロー開発者は、Windows SharePoint Services 3.0 のワークフロー開発オプションの全範囲にアクセスでき、また Microsoft Office InfoPath 2007 を使用して、Microsoft Office Word、Microsoft Office PowerPoint、Microsoft Office Excel などの Microsoft Office システム クライアント アプリケーション内およびサーバー上でホストされるフォームを作成します。
次の 2 つの開発者向けアプリケーションを使用して、ワークフローを作成できます。
カスタム コードを含み、フォームを採用するワークフローの場合は、Visual Studio 2005 の Windows Workflow Foundation (WF) Designer を使用します。
Visual Studio 2005 を使用する場合は、Microsoft ASP.NET などのフォーム テクノロジを使用して、ユーザーと対話し、ユーザーから情報を収集できるフォームを作成することもできます。詳細については、「Windows SharePoint Services 3.0 の全般的な参照情報」の「ワークフロー フォームの概要」を参照してください。
コードを含まない、ルールに基づく宣言型のワークフローを、特定の SharePoint サイトに対して開発する場合は、Microsoft Office SharePoint Designer 2007 を使用します。
詳細については、「Windows SharePoint Services 3.0 の全般的な参照情報」の「Windows SharePoint Services のワークフローの開発」を参照してください。
また、Office SharePoint Server 2007 では、開発者は Microsoft Office InfoPath 2007 を使用して、Microsoft Office システム クライアント アプリケーション内とサーバー上の両方でホストされるフォームを作成できます。Microsoft Office InfoPath 2007 は、Office SharePoint Server 2007 Web インターフェイスに表示される場合、または Word、Excel、PowerPoint などの Microsoft Office システム クライアント アプリケーション内で表示される場合とまったく同様に表示され、動作する対称フォームを作成する機能を提供します。
詳細については、「ワークフローの InfoPath フォーム」を参照してください。
次の図は、Office SharePoint Server 2007 のワークフローの開発に使用できるテクノロジの範囲を示します。
SharePoint ワークフローと開発ツール
See Also
概念
ワークフローの関連付けと初期化フォーム (Office SharePoint Server 2007)
ワークフロー変更フォーム (Office SharePoint Server 2007)
ワークフロー タスク フォーム (Office SharePoint Server 2007)