DefaultValue クラス (Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.MetadataModel)
バックエンド メソッドの入力パラメータのパーツの既定値を表します。
名前空間: Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.MetadataModel
アセンブリ: Microsoft.SharePoint.Portal (microsoft.sharepoint.portal.dll 内)
構文
'宣言
<SharePointPermissionAttribute(SecurityAction.LinkDemand, ObjectModel:=True)> _
<SharePointPermissionAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, ObjectModel:=True)> _
Public Class DefaultValue
'使用
Dim instance As DefaultValue
[SharePointPermissionAttribute(SecurityAction.LinkDemand, ObjectModel=true)]
[SharePointPermissionAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, ObjectModel=true)]
public class DefaultValue
備考
メソッドの中には複雑な署名を持つものもあります。たとえば、SAP の顧客を取得する Web サービスは 6 つのパラメータを取ることができ、そのうち 3 つのパラメータはサブパラメータを含む構造になる場合もあります。ユーザーがこれらのメソッドを簡単に呼び出せるように、ビジネス データ カタログでは、メタデータでパラメータの既定値を指定できます。これにより、ユーザーは定義済みのビジネス ロジックを起動することができ、パラメータを構成する必要はありません。
ユーザーが DefaultValue オブジェクトを定義した入力パラメータはどれも上書きできます。入力パラメータが任意のパラメータでない場合は、DefaultValue オブジェクトを含まない入力パラメータを指定しなければなりません。
TypeDescriptor オブジェクトの各抽象プリミティブに複数の既定値を定義し、それぞれの既定値を特定の MethodInstance オブジェクトに対応させることができます。実行時には、クライアントが実行する MethodInstance オブジェクトに応じて、パラメータが対応する既定値を基にしてインスタンス化されます。
パラメータのすべてのパーツが既定値を取る場合、ビジネス データ カタログはメソッドのパラメータのインスタンスを作成し実行できます。
同じ Method でも MethodInstance ごとに既定値は異なります。そのため、実行する MethodInstances が違えば、ビジネス データ カタログによって作成されるパラメータ インスタンスもまったく異なってしまう可能性があります。
TypeDescriptor に DefaultValue が指定されていないと、インスタンス化されたときにその Type の値が 'null' と見なされることがあります。Default Value を Nullable<> 型にすることはできません。通常はプリミティブ型にし、それを元にビジネス データ カタログが複雑なインスタンスを構築するようにします。
継承階層
System.Object
Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.MetadataModel.DefaultValue
スレッドの安全性
この型のパブリックで静的な (Visual Basic では Shared) すべてのメンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバは、スレッド セーフであるとは保証されません。
関連項目
参照
DefaultValue メンバ
Microsoft.Office.Server.ApplicationRegistry.MetadataModel 名前空間