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デザイン ワンス フィーチャーの互換性

Microsoft Office InfoPath 2007 と Web ブラウザの両方で使用するための InfoPath フォーム テンプレートをデザインする場合、一部のフィーチャーは InfoPath デザイン ユーザー インターフェイス (UI) で非表示になります。これらのフィーチャーは、InfoPath クライアントで使用するためのフォーム テンプレートを作成する場合は利用できますが、Office InfoPath 2007 のデザイン ワンス開発方針の例外となります。デザイン ワンスとは、InfoPath で使用することも、InfoPath Forms Services を実行するサーバーによって Web ブラウザでレンダリングすることもできるフォーム テンプレートをデザインできることを指します。

このような例外には、マスタ/詳細コントロールや縦書きラベル コントロールなどの一部のコントロール、ユーザー ロールやスペル チェックなどの一部の機能、および JScript や VBScript などのスクリプト言語や Office InfoPath 2003 Service Pack 1 で導入された下位互換性のあるマネージ コード言語で記述されたコードが含まれます。詳細については、Microsoft Visual Studio Tools for Applications (VSTA) または 2007 Microsoft Office system 用 Microsoft Visual Studio 2005 ツール のヘルプの「InfoPath Forms Services で動作する InfoPath フォーム テンプレートを作成する」を参照してください。

重要

InfoPath と Web ブラウザの両方で使用されるフォームをデザインしている場合で、InfoPath でフォームを開いたときに除外されているオブジェクト モデルのメンバを使用する必要がある場合は、[デザイン チェック] 作業ウィンドウでエラーを非表示にすることができます。そのためには、InfoPath のデザイン UI で、[ツール] メニューの [フォームのオプション] をクリックして [フォームのオプション] ダイアログ ボックスを開きます。[フォームのオプション] ダイアログ ボックスの [互換性] カテゴリで、[InfoPath の専用機能を使用したコードのエラーを表示しない] チェック ボックスをオンにします。現在フォームが開かれている環境を判別するには、Application クラスの Environment プロパティを使用します。このプロパティの使用の詳細については、Microsoft Visual Studio Tools for Applications (VSTA) または 2007 Microsoft Office system 用 Microsoft Visual Studio 2005 ツール のヘルプを参照してください。