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File 要素 (アップグレード)

  • [アーティクル]

最終更新日: 2015年3月9日

適用対象: SharePoint Foundation 2010

この記事の内容
属性
子要素
親要素
出現回数

既存の準備済みファイルと、Microsoft SharePoint Foundation 2010 にアップグレードするための対応するファイルとの関係を記述します。具体的には、以前のバージョンのセットアップ パスを新しいバージョンのセットアップ パスに、%ProgramFiles%\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\14\TEMPLATE ディレクトリを基準としてどのように対応 (関連) 付けるかを指定します。

<File
  FromPath = "String"
  ToPath = "String">
</File>

属性

属性

説明

FromPath

必須の String。アップグレードするファイルのセットアップ パスを、%ProgramFiles%\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\14\TEMPLATE ディレクトリを基準とした相対パスで指定します。トークン {LocaleId} を使用して、パスの一部としてロケール識別子を指定します。次に例を示します。

FromPath="{LocaleId}\STS\Lists\announce\EditForm.aspx"

ToPath

必須の String。前のバージョンのファイルに対応するファイルのセットアップ ディレクトリの場所を、%ProgramFiles%\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\14\TEMPLATE ディレクトリを基準とした相対パスで指定します。次に例を示します。

ToPath= "Features\AnnouncementsList\announce\EditForm.aspx"

子要素

なし

親要素

Files

出現回数

最小 : 0

最大 : 制約なし

コメント

カスタマイズを施していないファイルはいずれもアップグレードの対象とすることができます。通常は .aspx ページですが、ドキュメント テンプレートをアップグレードする場合もあります。アップグレード定義には、カスタマイズしていないファイルをすべて列挙しておくのが最善です。リストの一部として用意されたファイル、Web サイトの最上位レベルにのみ置くことになるファイル (Web パーツを実装する .dwp ファイルなど) も含みます。

SharePoint Foundation では {LocaleId} トークンがサポートされています。このトークンは、パスの一部として埋め込むロケール識別子を指定します。これにより、ロケール固有のファイルを対応付けることが可能になります。

この要素の使用方法の例については、「アップグレード定義スキーマ」を参照してください。