PerformancePoint Services 拡張機能にリソースを追加する
最終更新日: 2011年8月30日
適用対象: SharePoint Server 2010
カスタム オブジェクトのカスタム アイコンを表示するには、画像タイプのビットマップ リソースを Visual Studio 内のプロジェクトに追加できます。カスタム アイコンは [テンプレートの選択] ダイアログ ボックスに表示されます。このダイアログ ボックスは、オブジェクトを PerformancePoint ダッシュボード デザイナーに作成するために使用されます。
カスタム アイコンのリソースをプロジェクトに追加する場合、カスタム オブジェクトの名前と説明を定義するリソースも追加する必要があります。次の手順は、拡張機能のアセンブリに組み込むリソースの作成と登録を行う方法を示しています。
適用先: PerformancePoint Services for SharePoint Server (Enterprise バージョン)
リソースを拡張機能に追加するには
Microsoft Visual Studio で、拡張機能のプロジェクトを開きます。
次の手順に従って、プロジェクトのリソース ファイルを作成します。
[プロジェクト] メニューの [新しい項目の追加] をクリックします。
[新しい項目の追加] ダイアログ ボックスで、[リソース ファイル] テンプレートをクリックし、リソース (.resx) ファイルの名前を入力して、[追加] をクリックします。
次の手順に従って、カスタム アイコンのリソースを追加します。
[ソリューション エクスプローラー] で, .resx ファイルをダブルクリックします。
[リソースの追加] メニューで、[新しいイメージ] をポイントし、[BMP イメージ] をクリックします。PerformancePoint Services では、アイコン タイプのリソースはサポートされません。
イメージ リソースの名前を入力し、[追加] をクリックします。
32 x 32 ピクセルのイメージを作成します。PerformancePoint Services では、このサイズが要件として適用されます。
次の手順に従って、カスタム オブジェクトの名前と説明のリソースを追加します。
[<Resources>.resx] タブで、[リソースの追加] メニューをクリックし、[新しい文字列の追加] をクリックします。
カスタム オブジェクトの表示名と説明に使用する名前と値のペアを入力します。
注意
文字列リソースを提供して、カスタムアプリケーションに表示する文字列とラベルをローカライズすることもできます。リソースの詳細については、「Adding and Editing Resources (Visual C#)」を参照してください。
プロジェクトを保存して、ビルドします。
「[方法] PerformancePoint Services の拡張機能を手動で登録する」の手順に従って、拡張機能を登録します。次の例のように、リソースの属性を Resources 要素に必ず指定してください。
<Resources assemblyName="Microsoft.PerformancePoint.SDK.Samples, Version=14.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=fa525c8383a44a52" resourcesName="Microsoft.PerformancePoint.SDK.Samples.Properties.Resources" FCOName="Name_of_Name_Resource" FCODescription="Name_of_Description_Resource" FCOTemplateIcon="Name_of_Image_Resource"/>
セキュリティ
リソース情報を拡張機能のアセンブリに組み込むか、または独立したリソース アセンブリを提供するかに関係なく、拡張機能内のすべてのアセンブリに厳密な名前を付けて、それらのアセンブリをグローバル アセンブリ キャッシュ内に配置する必要があります。厳密な名前を使用してアセンブリに署名する方法の詳細、および公開/秘密キーのペアを作成する方法の詳細については、「How to: Create a Public/Private Key Pair」を参照してください。アセンブリをグローバル アセンブリ キャッシュに登録する方法の詳細については、「How to: Install an Assembly into the Global Assembly Cache」を参照してください。