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状態と通知

  • [アーティクル]

最終更新日: 2015年3月9日

適用対象: SharePoint Foundation 2010

Microsoft SharePoint Foundation のページにはステータス バーと通知領域があります。この 2 つの領域には、ユーザーの操作を中断しないようにコンテキスト内で情報が表示されます。ステータス メッセージと通知の両方が、ECMAScript (JavaScript、JScript) オブジェクト モデルを使用して制御されます。

ステータス バー

ステータス バーは、ページの状態、バージョンなどの永続的な情報を表示するときに使用されます。これは、Server リボンの下にバーとして表示され、その背景色には、事前定義された 4 つの色が重要度レベルに応じて設定されます。ステータス バーには複数のメッセージを含めることができますが、背景色として設定されるのは、最高レベルの重要度、つまり優先順位を表す色だけです。ステータス バーのメッセージは HTML 形式で、このメッセージにはリンクまたはビジュアル要素を含めることができます。以下の表は、色の値とその重要度レベルを示します。

値

優先順位

赤

非常に重要

黄色

重要

緑

成功

青

情報

ステータス バーには、JavaScript およびサーバー オブジェクト モデルを使用してアクセスします。サーバー側では SPPageStatusSetter クラスを使用してステータス メッセージを追加します。クライアント側では SP.UI.Status.addStatus を使用してステータス メッセージを追加します。ステータス メッセージを操作するには、SP.UI.Status.updateStatus、SP.UI.Status.removeStatus、SP.UI.Status.setStatusPriColor、および SP.UI.Status.removeAllStatus を使用します。

重要重要

SP.UI.Status.removeAllStatus を使用するときは気を付けてください。このメソッドにより、コード外から追加したステータス メッセージが削除されます。

通知

操作の状態など、一時的なメッセージをページに表示するときは通知が使用されます。通知のメッセージは、リボンの下のページ右側に既定では 5 秒間表示されますが、通知をページに追加するときにこの長さを変更し、5 秒を超えてメッセージが表示されるように指定することもできます。通知のメッセージは HTML 形式で、このメッセージにはリンクまたはビジュアル要素を含めることができます。通知は、JavaScript オブジェクト モデルを使用して追加されます。通知を追加するには SP.UI.Notify.addNotification を使用し、削除するには SP.UI.Notify.removeNotification を使用します。