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SharePoint Foundation 2010 内の URL にリダイレクトする

  • [アーティクル]

最終更新日: 2010年4月8日

適用対象: SharePoint Foundation 2010

Microsoft SharePoint Foundation 2010 では、イベント レシーバーがリダイレクト URL を提供し、ユーザー インターフェイス (UI) を使ってカスタム メッセージを提供できます。

リダイレクト URL

Microsoft SharePoint Foundation 2010 では、エラー メッセージのリダイレクト URL を提供するイベント レシーバーがサポートされています。この機能を使用すると、エラー メッセージをカスタマイズし、特別なガイダンスをユーザーに提供できます。これにより、ユーザーは、エラーに応じて異なる操作を実行できます。ただし、この URL はすべての状況で動作するわけではありません。たとえば、ユーザーが Microsoft Office アプリケーションからファイルを保存すると、リダイレクト URL は無視されます。

リダイレクト URL 機能は、操作の取り消しが行われている場合は、すべてのイベント前レシーバー タイプ (SPWebEventReceiver、SPListEventReceiver、SPItemEventReceiver など) で動作します。新しいユーザー インターフェイスをサポートするために、SharePoint Foundation 2010 では、SPEventReceiverStatus 列挙の値に CancelWithRedirectUrl フィールドが追加されています。

SPEventReceiverStatus
{
    CancelNoError,
    CancelWithError,
    CancelWithRedirectUrl,
    Continue
}

CancelWithRedirectUrl を使用すると、Web ブラウザー UI にリダイレクト URL を指定できます。SPEventPropertiesBase オブジェクトの RedirectUrl プロパティで指定された URL を使用して、代替ページに移動します。この URL はサーバー相対 URL です。ECMAScript (JavaScript、JScript) をこの URL に含めることはできません。