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LayoutDefinitions スキーマ カスタム プロパティ

最終更新日: 2010年4月20日

適用対象: SharePoint Server 2010

LayoutDefinitions スキーマのカスタム プロパティの説明

Container 要素のカスタム プロパティ

以下のコードは、高さ (Hight) と幅 (Width) のカスタム プロパティを含む Container 要素の例です。表 1 は、Container でサポートされるすべてのカスタム プロパティとその説明を示しています。

<Container ContainerType="Stack" 
           xmlns="https://schemas.microsoft.com/office/2009/05/BusinessApplications/Layout"
           xmlns:loc="https://schemas.microsoft.com/office/2009/05/BusinessApplications/Localization">
  <CustomProperties>
    <CustomProperty Name="Height" Value="530" />
    <CustomProperty Name="Width" Value="530" />
  </CustomProperties>
  <Children>
    <OBPart ...=""
    </OBPart>
  </Children>
</Container>

表 1. Container のカスタム プロパティの説明

プロパティ名

データ型

説明

既定値

Height

System.Int32

コンテナーの高さを指定します。

400

Width

System.Int32

コンテナーの幅を指定します。

400

"List" 型の外部データ パーツのカスタム プロパティ

次の例は、List 外部データ パーツのカスタム プロパティを追加する方法を示しています。この例に指定されたカスタム プロパティの名前と値はプレースホルダーで表わしているので、表 2 の有効な値で置き換える必要があります。表 2 は、List 外部データ パーツでサポートされるすべてのカスタム プロパティとその説明を示しています。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<Container ContainerType="Stack" 
           xmlns="https://schemas.microsoft.com/office/2009/05/BusinessApplications/Layout" 
           xmlns:loc="https://schemas.microsoft.com/office/2009/05/BusinessApplications/Localization">
  <Children>
    <OBPart PartType="List" DataSourceName="DataSourceName" QualifiedTypeName="" >
      <CustomProperties >
        <CustomProperty Name="CustomPropertyName" Value="CustomPropertyValue" />
      </CustomProperties>
    </OBPart>
  </Children>
</Container>

表 2. List 外部データ パーツのカスタム プロパティの説明

プロパティ名

データ型

説明

既定値

使用する値

AutoCollapseNewGroups

System.Boolean

List 外部データ パーツにグループを作成した後で、そのグループを折りたたむかどうかを指定します。

false

ColumnHeadersVisible

System.Boolean

List 外部データ パーツの列ヘッダーを表示するかどうかを指定します。

true

ColumnSizingMode

System.String

列のサイズを固定または動的のどちらにするかを指定します。

列を ColumnsXml プロパティに表示するように指定する場合は、このプロパティを Dynamic に設定します。

Fixed

Dynamic、Fixed

ColumnsXml

XML 文字列

List 外部データ パーツに表示する列を指定します。

例:

<CustomProperty Name="ColumnsXml" Value="&lt;Columns&gt;
  &lt;Column DisplayName=&quot; &quot; Name=&quot;$SyncState$&quot; /&gt;
  &lt;Column DisplayName=&quot;Field 1 Display Name&quot; Name=
  &quot;Field 1 Name in Entity View&quot; /&gt;&lt;Column DisplayName=
  &quot;Field 2 Display Name&quot; Name=&quot;Field 2 Name in Entity View
  &quot; Width=&quot;100&quot; /&gt;&lt;Columns&gt;" />

ConsumerPartName

System.String

選択したアイテムがデータ ソースを設定するために使用する外部データ パーツ名を指定します。

ContentAlignment

System.String

List 外部データ パーツ内でのセルの配置を指定します。

TopLeft

BottomCenter、BottomLeft、BottomRight、MiddleCenter、MiddleLeft、MiddleRight、TopCenter、TopLeft、TopRight

DataMemberName

System.String

List 外部データ パーツにデータを設定するために使用する、外部コンテンツ タイプ Finder のインスタンスまたは関連付け名を指定します。

DataSourceMode

System.String

エンティティの Finder に基づいて List 外部データ パーツにデータを設定する (List 値) か、エンティティ間の関連付けに基づいて List 外部データ パーツにデータを設定する (AssociationList 値) かを指定します。

List、AssociationList

DefaultActionName

System.String

List 外部データ パーツ内のアイテムがダブルクリックされたときに起動するアクションの名前を指定します。

DefaultActionSource

System.String

DefaultActionName と共に使用して、oir.config ファイル内でのアクションの定義場所を示します。値 OfficeContext は、アクションを Office コンテキストで定義することを指定します。値 TargetContext は、アクションを EntityView コンテキストで定義することを指定します。

OfficeContext、TargetContext

DefaultColumnCount

System.Int32

List 外部データ パーツに表示する列数を指定します。値 0 では、すべての外部コンテンツ タイプ フィールドが表示されます。

エンティティ ビューの最初の 3 つの列。

DisplayName

System.String

List 外部データ パーツの列ヘッダーに表示するキャプションを指定します。

FilterValue

System.String

列の既定のフィルター値を指定します。

例:

Column DisplayName=&quot;IssueStatus&quot; Name=&quot;IssueStatus&quot; FilterValue=&quot;New&quot;

FormatString

System.String

.NET 形式の文字列。詳細については、「String.Format」を参照してください。

次の例は, .NET の日付時刻および番号の書式種類についての書式文字列を指定する方法を示しています。

 Column FormatString=&quot;#.00&quot; DisplayName=&quot;Total Due&quot; Name=&quot;TotalDue&quot;

Height

System.Int32

外部データ パーツの高さを指定します。

400

IsRefreshButtonVisible

System.Boolean

List 外部データ パーツに [データの更新] ボタンを表示するかどうかを指定します。

true

IsTargetContextActionsVisible

System.Boolean

List 外部データ パーツに、EntityView コンテキストに定義されたアクションを表示するかどうかを指定します。

true

LobSystemInstanceName

System.String

外部システム インスタンスの名前を指定します。これは、複数の LobSystemInstance 関連付けシナリオで使用します。

現在の Outlook アイテムの外部システム インスタンス名。

MaximumVisibleRowCount

System.Int32

List 外部データ パーツの最大行を指定します。これを使用して、List 外部データ パーツの高さを調整します。

10

Name

System.String

外部コンテンツ タイプ ビューの名前を指定します。

次の例は、同期開始部分の列に名前を指定する方法を示しています。

Column DisplayName=&quot; &quot; Name=&quot;$SyncState$&quot;

SortDirection

System.String

並べ替えの方向を指定します。

Ascending

Ascending、Descending

SortedColumnName

System.String

並べ替えで既定で使用する列の名前を指定します。

1 番目の列。

Width

System.Int32

外部データ パーツの幅を指定します。

400

Width

System.Int32

列の既定の幅を指定します。

WrapCellText

System.Boolean

セル文字列を折り返して全体を表示するかどうかを指定します。

false

"InfoPath" 型の外部データ パーツのカスタム プロパティ

次のコードは、Name、FormLocation、IsReadOnly、および Height カスタム プロパティを含む InfoPath 外部データ パーツの例です。表 3 は、InfoPath 外部データ パーツでサポートされるすべてのカスタム プロパティとその説明を示しています。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<Container ContainerType="Stack" 
           xmlns="https://schemas.microsoft.com/office/2009/05/BusinessApplications/Layout" 
           xmlns:loc="https://schemas.microsoft.com/office/2009/05/BusinessApplications/Localization">
  <Children>
    <OBPart PartType="InfoPath" DataSourceName="PrimaryEntityNameInContext">
      <CustomProperties>
        <CustomProperty Name="Name" Value="IPOBP" />
        <CustomProperty Name="FormLocation" Value="Template.xsn" />
        <CustomProperty Name="IsReadOnly" Value="True" />
        <CustomProperty Name="Height" Value="640" />
      </CustomProperties>
    </OBPart>
  </Children>
</Container>

表 3. InfoPath 外部データ パーツのカスタム プロパティの説明

プロパティ名

データ型

説明

既定値

FormIntroductionText

System.String

タイトル バーの下でフォームの上に表示するテキストを指定します。このテキストは、ユーザーがフォームを入力する際に役立ちます。

FormLocation

System.String

InfoPath ファイルの名前を指定します。

Height

System.String

InfoPath 外部データ パーツの高さを指定します。

400

IsCancelButtonVisible

System.Boolean

キャンセル ボタンを表示するかどうかを指定します。

false

IsReadOnly

System.Boolean

Infopath 外部データ パーツを読み取り専用にするかどうかを指定します。

false

IsSaveButtonVisible

System.Boolean

[保存] ボタンを表示するかどうかを指定します。

false

IsViewSwitcherVisible

System.Boolean

ドロップダウン リストを表示して、InfoPath フォーム内のビューの一覧を表示するかどうかを指定します。

false

SubscriptionName

System.String

作成されたアイテムがキャッシュに追加されるサブスクリプションの名前を指定します。

ViewName

System.String

既定で表示する InfoPath フォーム ビューの名前を指定します。

Width

System.String

InfoPath 外部データ パーツの幅を指定します。

400