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アイテム処理のカスタマイズ (FAST Search Server 2010 for SharePoint)

最終更新日: 2010年8月26日

適用対象: SharePoint Server 2010

適用先: Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint
アイテム処理のどのステージでも、アイテム処理の柔軟性と拡張性を実現することができます。このステージは、Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint のアイテム処理パイプラインでオン/オフにすることができる処理コンポーネントであり、プロパティ抽出、データ マッピング、言語的処理、およびコンテンツ フィルタリングを含みます。ステージは、管理サーバーに格納されている XML 構成ファイルを使用して設定されます。

アイテム処理の概要

アイテム処理パイプラインでは、以下のアイテム処理ステージをカスタマイズできます。

  • プロパティ抽出。ユーザー名の抽出を有効化または無効化したり、独自の辞書ベースのプロパティ抽出器を作成したりするために使用します。

  • 不快なコンテンツのフィルタリング。性的なコンテンツのあるアイテムをインデックスから削除するために使用します。

  • カスタム XML アイテム処理。XML ベースのアイテムのコンテンツを、クロールされたプロパティにマップするために使用します。

  • ドキュメント変換。ドキュメント形式の拡張セットを変換する高度なフィルター パックを有効にするために使用します。また、専用のドキュメント形式を変換するために、サードパーティの IFilter コンポーネントを展開することもできます。

optionalprocessing.xml 構成ファイルで、オプションのアイテム処理コンポーネントを有効または無効にします。一部のコンポーネントでは、その他の構成ファイルも使用します。詳細については、「オプションのアイテム処理の設定」を参照してください。

独自のアイテム処理コンポーネントをパイプラインに統合することもできます。詳細については、「外部アイテム処理コンポーネントの統合」を参照してください。

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