XSLT グローバル パラメーター
最終更新日: 2015年3月9日
適用対象: SharePoint Foundation 2010
Microsoft SharePoint Foundation では、メインの XSLT ファイル (%ProgramFiles%\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\14\TEMPLATE\LAYOUTS\XSL\main.xsl) を実装し、XSLT 変換に必要なすべての入力パラメーターを宣言します。このグローバル値をカスタム XSLT ファイルで実装すると、リスト ビューを定義できます。このパラメーターを使用する方法については、「XSLT パラメーターのバインド」を参照してください。
以下の表は、main.xsl で宣言されるパラメーターの一覧です。
名前 |
説明 |
---|---|
AddNewAnnouncement |
wss.resx で指定された addnewitem のローカライズされた文字列値。 |
AddServerFilterOperationHash |
XsltListViewWebPart クラスの AddServerFilterOperationHash プロパティに対応する Boolean フラグ。 |
ByText |
SharePoint Foundation 2010 の空の文字列。今後使用するために予約されています。 |
CascadeDeleteWarningMessage |
今後使用するために予約されています。 |
dvt_filterfields |
フィルター フィールドのコンマ区切りのリスト。 |
dvt_firstrow |
現在のページの最初の行の識別子 (ID)。 |
dvt_form_key |
|
dvt_nextpagedata |
次のページへのリンクで使用される値。 |
dvt_partguid |
WebPartClientID パラメーターと同じ。Web パーツの UniqueID プロパティの文字列値。 |
dvt_prevpagedata |
前のページへのリンクで使用される値。 |
dvt_RowCount |
ビューの現在のページの行数。 |
dvt_sortdir |
並べ替え順序。ascending または descending のどちらかの値にできます。 |
dvt_sortfield |
並べ替えフィールドの名前。 |
EcbMode |
コントロール ブロックの編集 (ECB) ドロップダウン メニューのレンダリング用に XSLT 変換が実行されているかどうかを指定する Boolean フラグ。 |
EnableAlert |
SPPageManager クラスの BrowserAlertsEnabled() メソッドによって返される値を指定する Boolean フラグ。 |
ENCODED_FORM_NEW |
URL エンコード形式のアイテム作成フォーム ページの URL。絶対パスです。URL エンコードは、URL パス エンコードよりも強力です。 |
EntityName |
外部データ ソースのエンティティ名。 |
EntityNamespace |
外部データ ソースの名前空間。 |
ExternalDataListPermissions |
外部データ リスト権限。 |
FieldSortParam |
すべてのフィルター操作が含まれる文字列。 |
Filter |
大きなリストに含まれる膨大な数の選択肢をフィルター ドロップダウン リストに表示できるかどうか、また、パフォーマンスおよびスケーラビリティの理由から、ビューを HTML ドロップダウン形式に戻すかどうかを指定する Boolean フラグ。 |
FilterLink |
フィルター操作でクエリ文字列として使用する文字列。 |
FilterLinkNoHost |
SharePoint Foundation 2010 の空の文字列。今後使用するために予約されています。 |
FORM_DISPLAY |
URL パスエンコード形式のアイテム表示フォーム ページの URL。絶対パスです。 |
FORM_DISPLAY_HTMLURLATTRIBUTEENCODED |
URL 属性エンコード形式のアイテム表示フォーム ページの URL。絶対パスです。 |
FORM_EDIT |
URL パス エンコード形式のアイテム編集フォーム ページの URL。絶対パスです。 |
FORM_NEW |
URL パス エンコード形式のアイテム作成フォーム ページの URL。絶対パスです。 |
FreeForm |
ビューが FreeForm かどうかを指定します。既定値は 0 ですが、FreeForm の場合は 1 に設定されます。 |
GroupingRender |
ビューがグループ コールバック用にレンダリングされているかどうかを指定する Boolean フラグ。 |
HasRelatedCascadeLists |
現在のリストに関連するリストがあり、そのリストに対して少なくとも 1 つの関連フィールドがあるかどうかを指定する Boolean フラグ。 |
HasTitleField |
$XmlDefinition/ViewFields/FieldRef[@Name='Title'] |
HttpHost |
HTTPHost 要素の文字列値。 |
HttpPath |
HttpVdir 要素の文字列値。後に /_vti_bin/owssvr.dll?CS=65001 が続きます。この値は URL パス エンコードされています。 |
HttpVDir |
リストが含まれる現在の Web サイトの URL。ビューが Web サイトにまたがる場合、ページが含まれるサイトではなく、リストが含まれるサイトです。 |
HttpVDirUniEncoded |
HttpVDir 要素の URL パス エンコードされた値。 |
idPresEnabled |
wss.resx の idPresEnabled のローカライズされた文字列値。 |
InlineEdit |
ビューがインライン編集モードかどうかを指定する Boolean フラグ。 |
IsDocLib |
ビューがドキュメント ライブラリ用かどうかを指定する Boolean フラグ。 |
IsGhosted |
優先する XSL がビューに含まれているかどうか、また、すべての既定のビューが共有する SharePoint Foundation サーバーのファーム レベルの XSL を、ビューが既定で使用するかどうかを指定する Boolean フラグ。 |
IsHomePageView |
今後使用するために予約されています。 |
IsPostBack |
Page クラスの IsPostBack プロパティが true の場合に 1 に設定される Boolean フラグ。 |
LCID |
文字列形式の System.Threading.Thread.CurrentThread.CurrentUICulture.LCID の値。 |
List |
リストの ID プロパティ。 |
ListRight_AddListItems |
現在のユーザーに AddListItems 権限が付与されているかどうかを指定する Boolean フラグ。 |
ListTitle |
スクリプト エンコード形式の現在のリストの Title。 |
ListUrlDir |
サーバー相対形式のリストが含まれるフォルダーの URL。 |
LobSystemInstanceName |
外部データ ソースの基幹業務 (LOB) システム インスタンス名。 |
ManualRefresh |
ホストしている XsltListViewWebPart の ManualRefresh プロパティが true に設定されているかどうかを示す Boolean フラグ。 |
MasterVersion |
現在の Web サイト (SPWeb) のユーザー環境バージョン。Web サイトで使用される UI 要素とマスター ページを定義します。また、他の SharePoint コンポーネントとの互換性を確認するときに使用されます。 |
Modified |
wss.resx の Modified のローカライズされた文字列値。 |
Modified_By |
wss.resx の Modified_By のローカライズされた文字列値。 |
MoreAnnouncements |
wss.resx の moreItemsParen のローカライズされた文字列値。 |
NavigateForFormsPages |
ページから移動するかモーダル ダイアログ ボックスを使用するかを決定する Boolean 値。true を指定すると、(SharePoint Foundation で行われたように) 完全なページに移動し、false を指定すると、モーダル ダイアログ ボックスでリスト フォーム ページが開きます。 |
NewGifAltString |
wss.resx の new_gif_alttext のローカライズされた文字列値。 |
NoAJAX |
ビューが SharePoint Foundation 2010 または SharePoint Foundation のどちらの UI マークアップを生成するかを指定する Boolean フラグ。 |
NoAnnouncements |
wss.resx の noXinviewofY_LIST のローカライズされた文字列値。 |
NoAnnouncementsHowTo |
wss.resx の noXinviewofY_DEFAULT のローカライズされた文字列値。 |
NoCTX |
SharePoint Foundation がビューに対して ctx (ContextInfo (英語)) ECMAScript (JavaScript、JScript) を生成するかどうかを指定する Boolean フラグ。 |
open_menu |
wss.resx の open_menu のローカライズされた文字列値。 |
OpenMenuKeyAccessible |
wss.resx の OpenMenuKeyAccessible のローカライズされた文字列値。 |
OverrideFilterQstring |
追加クエリの文字列ベースのフィルター操作など、フィルター操作を表す文字列。 |
OverrideScope |
現在のビューが基づいているデータ ソースのビュー範囲 (SPViewScope) 文字列値。 |
OverrideSelectCommand |
現在のビューが基づいているデータ ソースの selectcommand 文字列。XsltListViewWebPart クラスの HasOverrideSelectCommand プロパティが true に設定されていない限り、値は空になります。 |
PagePath |
HttpRequest ページ パス。 |
PagePathFinal |
concat($PagePath,'?') |
PresenceEnabled |
Web サイトの EffectivePresenceEnabled プロパティが true の場合、この値は 1 になり、それ以外の場合は 0 になります。 |
Project |
リストが含まれるフォルダーの URL。Web サイト相対形式です。 |
RecursiveView |
SharePoint Foundation 2010 の空の文字列。今後使用するために予約されています。 |
RenderCTXOnly |
HTML ではなく、ctx (ContextInfo (英語)) スクリプト コードのみをレンダリングするように指定します。 |
RootFolderParam |
現在のビューが基づいている RootFolder クエリ文字列とビューが含まれる文字列。 |
RootSiteUrl |
サイト コレクションのルート Web サイトの URL。 |
RowLimit |
ビューのページング制限。 |
RowTotalCount |
取得されたリスト アイテム コレクションの合計行数。 |
select_deselect_all |
wss.resx の select_deselect_all のローカライズされた文字列値。 |
SelectedID |
Web パーツを選択するビューで選択されたアイテムの ID。アイテムが選択されていない場合は、空の文字列になります。 |
ServerRelativeUrl |
Web サイトのサーバー相対 URL。 |
ShowAlways |
今後使用するために予約されています。 |
ShowWebPart |
ShowWebPart および PageView クエリ文字列が含まれる文字列。 |
SortQueryString |
SortField および SortDir クエリ文字列が含まれる文字列。 |
SpecificFinderName |
外部データ ソース固有の検索名。 |
TabularView |
可能な場合、ビューに一括操作チェック ボックスを含めるかどうかを取得または設定します。レンダリング時、SharePoint Foundation は、個別のアイテム チェック ボックスを実際にレンダリングするかどうかを決定するときに、さらに UIVersion 値と ViewStyle 値を確認します。 |
Userid |
現在のユーザーの ID (ID)。 |
View |
ビューの ID (ID)。 |
ViewCounter |
Web パーツを識別する整数値。値は、指定された要求内でのみ一意で、以降の要求では変更される可能性があります。 |
WebEditorPreview |
SharePoint Foundation 2010 の空の文字列。今後使用するために予約されています。 |
WebPartClientID |
Web パーツの UniqueID プロパティの文字列値。 |
WebTitle |
スクリプト エンコード形式の Web サイトのタイトル (SPWeb)。 |
WorkspaceAltString |
SharePoint Foundation 2010 の空の文字列。今後使用するために予約されています。 |
WPQ |
Web パーツの一意識別子を指定する文字列値。この値は、クライアント コンピューターで実行されるスクリプトを生成し、各 Web パーツに異なる関数名を指定するときなどに役に立つ場合があります。値は、指定された要求内でのみ一意で、以降の要求では修飾子が変更される可能性があります。 |
XmlDefinition |
XsltListViewWebPart に渡され、ビュー XML (ListViewXml) を表す XML ドキュメント オブジェクト (XmlDOM)。 |
関連項目
概念
XsltListViewWebPart とカスタム リスト ビュー