要素の範囲
最終更新日: 2010年3月3日
適用対象: SharePoint Foundation 2010
ファーム、Web アプリケーション、サイト コレクション、Web サイトなどの単独の範囲に対してフィーチャーをアクティブ化できます。フィーチャーの範囲は、Feature 要素の Scope 属性の設定によって決まります。
Web サイト フィーチャーが個々の Web サイト レベルを範囲とするのに対し、サイト コレクション フィーチャーは、全体としてサイト コレクションに適用されるアイテム (たとえば、サイト コレクションにわたって共有されるコンテンツ タイプ) や、サイトごとにアクティブ化できるアイテムを含みます。サイト コレクションまたはサイト範囲を持つことができる要素には、リスト定義 (テンプレートおよびインスタンス)、モジュール (ファイル セット)、およびアイテム コンテンツ タイプの動作 (アイテムごとのカスタム メニュー オプションおよびアイテムごとのイベント) があります。
注意
Web サイトを範囲とするフィーチャーの場合、ユーザーがオブジェクト モデルまたはユーザー インターフェイス (UI) を通じてフィーチャーのアクティブ化または非アクティブ化とプロパティの更新を実行するには、Web サイトに対する ManageWeb 権限が必要です。サイト コレクションを範囲とするフィーチャーの場合、ユーザーがオブジェクト モデルを通じてフィーチャーのアクティブ化または非アクティブ化とプロパティの更新を実行するには、サイト コレクションのルート Web サイトに対する ManageWeb 権限が必要ですが、[サイト コレクションの機能] ページにナビゲートし、UI を通じてフィーチャーをアクティブ化または非アクティブ化するには、ユーザーがサイトコレクション管理者である必要があります。
Web アプリケーション フィーチャーはアクティブ化または非アクティブ化できます。Web アプリケーション フィーチャーは、たとえば次の種類の要素を含むことができます。
管理 Web アプリケーション リンクまたはその他のリンク
委任コントロールの登録
フィーチャー/サイト テンプレート関連付け
ドキュメント変換の登録
ファーム フィーチャーは、サーバー ファーム全体を対象範囲とします。ファーム フィーチャーには、展開内でアプリケーションおよびロジックを実装するのに重要な要素がいくつか含まれます。
範囲およびフィーチャーのグローバリゼーション
サポート ファイルのためのフィーチャーには、次の 2 種類のリソースを実装できます。
ローカル リソース。\Template\Features ディレクトリの Features フォルダ内のサブディレクトリに格納されます。
共有アプリケーション フィーチャーおよびサイト定義リソース。%ProgramFiles%\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\14\\Resources に格納され、フィーチャーおよびサイト定義内で使用されます。