Web コンテンツを管理する
最終更新日: 2011年4月18日
適用対象: SharePoint Server 2010
このセクションでは、Microsoft SharePoint Server 2010 の Web コンテンツ管理 (WCM) 機能について説明します。
WCM 機能を使用して、サイト、サイト コレクション、ページ、Web パーツ、およびドキュメントを、設定、カスタマイズ、開発、最適化、および発行することができます。WCM 機能には、以下が含まれます。
サイト コレクション、サイト、サイト テンプレート、マスター ページ、およびページ レイアウトの論理的に編成および構築されたシステム、およびカスタム フィールド、Web パーツ、ライブラリによって可能になる管理された一貫性。
ユーザー インターフェイス (UI) とオブジェクト モデルによる豊富なカスタマイズ機能と拡張性。
使い慣れたデスクトップ生産性向上ツールや Web コンテンツ管理機能を含む Microsoft Office 2010 との広範な統合。
カスタマイズされた動的な Web サイトを作成するための、1 つに統合された機能。
特に開発者を対象とする Web コンテンツ管理機能には、以下のものが含まれます。
ASP.NET 3.5 に基づくページ レイアウト モデル。Web サイトのルック アンド フィールのカスタマイズに使用できるカスタム ページ レイアウト、マスター ページ、フィールド コントロール、コントロール テンプレート、およびその他の要素の作成をサポートします。
ユーザー設定可能な HTML フィールド コントロール。
カスタマイズできる Web パーツ。複数のデータ ソースからデータを集約してデータの表示方法を制御する機能を提供するコンテンツ クエリ Web パーツ (CQWP) を含みます。
SharePoint Foundation 2010 コンテンツ移行 API を基に構築されたコンテンツ配置機能。
多言語サイトの作成とカスタマイズをサポートするバリエーション。
XHTML 1.0 に準拠。
表 1 は、WCM の各セクションとその説明を示します。
表 1. WCM の領域と説明
WCM の領域 |
説明 |
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SharePoint Server 2010 の各機能を新機能と組み合わせて、SharePoint Server から直接 Web コンテンツを管理する方法について、概説します。 |
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SharePoint Server 2010 のページ モデルから成るテンプレートベースのページ レンダリング システムを確認します。ページ レイアウトとマスタ ページ、フィールド コントロール、ページ処理モデル、およびキャッシュについて学習します。 |
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ページとサイトをユーザー設定する方法について説明します。マスター ページについての情報は、SharePoint Server 2010 SDK の「マスター ページ」ノードに移動していることに注意してください。 |
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Web パーツとフィールド コントロールをカスタマイズする方法について説明します。 |
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SharePoint Server 2010 のドキュメント コンバーター フレームワークについて学習します。これによって、ドキュメントを、指定した場所に公開したり元のドキュメントから更新することが可能な Web ページに変換できます。 |
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オブジェクト モデルを使用して、同じネットワーク上にないサーバー間でのコンテンツの展開、または共通タスクを自動化するスクリプトの記述などのシナリオを処理する方法を学習します。 |
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ソースに加えた変更をすべてのバリエーションで適切に調整する、サイト バリエーション管理システムの使用について学習します。このシステムは、ワークフローおよび翻訳サービスに統合されています。 |
関連項目
概念
よくある Web パーツおよびフィールド コントロールのカスタマイズ作業