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ハードウェアおよびソフトウェア要件 (Duet Enterprise)

  • [アーティクル]

 

適用先: Duet Enterprise for Microsoft SharePoint and SAP

トピックの最終更新日: 2017-01-18

この記事では、Duet Enterprise for Microsoft SharePoint and SAP を Microsoft SharePoint Server 2010 にインストールするための前提条件について説明します。

ハードウェアおよびソフトウェア要件

Duet Enterprise には SharePoint Server 2010 Enterprise Edition が必要です。Duet Enterprise を SharePoint Server 2010 にインストールするためのハードウェアおよびソフトウェア要件は、SharePoint Server 2010 をインストールする場合と同じです。これらの要件の一覧については、「ハードウェア要件およびソフトウェア要件 (SharePoint Server 2010)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=163709&clcid=0x411) を参照してください。

注意

Duet Enterprise では、SharePoint Server ファーム管理者は SharePoint Server 2010 を展開する場合に、[インストールの種類を選択してください] ページの [サーバーの種類] タブで [完全] オプションを選択する必要があります。

Duet Enterprise は、SAP システムのビジネス データとプロセスを SharePoint Server 2010 Enterprise Edition に統合します。Duet Enterprise では、SAP NetWeaver を実行している 1 つのサーバーに 1 つの SharePoint Server 2010 ファームを接続できます。また、SAP NetWeaver を実行しているサーバーを複数の SAP システムに接続できます。

SharePoint Server 2010 Enterprise Edition でサポートされている単一ファームのすべてのトポロジとアーキテクチャが Duet Enterprise でサポートされています。サーバー ファーム SharePoint Server 2010 の計画については、次のリソースを参照してください。

ブラウザーのサポート

Duet Enterprise は、SharePoint Server 2010 と同じブラウザーをサポートしています。サポートされているブラウザーの一覧については、「ブラウザー サポートを計画する (SharePoint Server 2010)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=190341&clcid=0x411) を参照してください。

SharePoint Designer 2010

Duet Enterprise 付属のワークフロー ソリューションを展開する場合は、Microsoft SharePoint Designer 2010 でワークフローをワークフロー サイトに再発行する必要があります。SharePoint Designer 2010 は無料でダウンロードできます。SharePoint Designer は、SharePoint Server ファームのサーバーにインストールすることも、ワークステーション コンピューターにインストールすることもできます。

SharePoint Designer 2010 をダウンロードするには、次のリンクを使用します。

Office クライアント アプリケーションのサポート

Office クライアントと Duet Enterprise を統合するには、Microsoft Office 2010 Pro Plus が必要です。Duet Enterprise サイトを Microsoft Office 2010 Pro Plus から対話操作する方法の詳細については、「エンドユーザーに関係する考慮事項」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=205406&clcid=0x411) を参照してください。

アクティブにする必要があるサービス アプリケーション

Duet Enterprise をインストールする前に、SharePoint Server 2010 で、次のサービス アプリケーションを構成してアクティブにする必要があります。

  • Business Data Connectivity Service

    このサービス アプリケーションを使用すると、Microsoft SharePoint Server 2010 ソリューションを外部データ ソースに接続して、その外部データに基づく外部コンテンツ タイプを定義できます。詳細については、「Business Connectivity Services を計画する (SharePoint Server 2010)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=200893&clcid=0x411) を参照してください。

  • Security Token Service アプリケーション

    このサービス アプリケーションは、Business Connectivity Services 接続を利用して SAP システムと通信します。詳細については、「Security Token Service を構成する (SharePoint Server 2010)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=205441&clcid=0x411) を参照してください。

  • Secure Store Service アプリケーション

    このサービス アプリケーションを使用すると、ユーザー資格情報を外部データ ソースにマップできます。詳細については、「Secure Store Service を構成する (SharePoint Server 2010)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=205440&clcid=0x411) を参照してください。Duet Enterprise のターゲット アプリケーションを作成する必要はありません。Duet Enterprise で使用されるターゲット アプリケーションは、DuetConfig.exe の /ImportBDC オプションを使用して BDC モデルをインポートするときに自動的に作成されます。

  • User Profile Synchronization Service

    Duet Enterprise のロールの同期機能は、このサービスに依存します。ロールの同期を構成する場合は、このサービスが実行されていること、および User Profile Synchronization Service がアクティブになっていることを事前に確認してください。このサービスをアクティブにする方法については、この記事では説明しません。

    ヒント

    SharePoint Server 2010 は、複数の User Profile Service アプリケーションをサポートしています。ただし、Duet Enterprise のロールの同期は、既定の User Profile Service アプリケーションとのみ機能します。

    このサービスがアクティブになっていない場合は、「プロファイルの同期を構成する (SharePoint Server 2010)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=205439&clcid=0x411) の「User Profile Synchronization Service を開始する」を参照してください。

User Profile Synchronization Service が開始して構成済みであることを確認するには

  1. サーバーの全体管理 Web サイトで、サイド リンク バーの [アプリケーション構成の管理] をクリックします。

  2. [サービス アプリケーション] セクションで、[サーバーのサービスの管理] をクリックします。

  3. User Profile Synchronization Service が停止している場合は、開始する必要があります。このサービスを開始する方法については、「プロファイルの同期を構成する (SharePoint Server 2010)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=205433&clcid=0x411) を参照してください。