Get-AgentLog
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1
トピックの最終更新日: 2007-06-28
Get-AgentLog コマンドレットを使用して、パラメータとして指定したログ ファイルを解析し、指定期間中にスパム対策エージェントが適用するフィルタから生の統計を収集します。
構文
Get-AgentLog [-EndDate <DateTime>] [-Location <LocalLongFullPath>] [-StartDate <DateTime>]
解説
Get-AgentLog コマンドレットを実行するには、使用するアカウントに次の権限が委任されている必要があります。
- ローカルの Administrators グループのメンバシップ
Microsoft Exchange Server 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
パラメータ
パラメータ | 必須かどうか | 種類 | 説明 |
---|---|---|---|
EndDate |
省略可能 |
System.DateTime |
このパラメータは、統計の収集を停止する日付と時刻を指定します。既定の時刻は現在の時刻です。特定の日付を入力する場合は、ローカル コンピュータで構成されている [地域のオプション] の設定で定義されている短い形式を使用します。たとえば、コンピュータで短い日付形式の mm/dd/yyyy を使用するように構成されている場合、2006 年 3 月 1 日を指定するには「03/01/2006」と入力します。たとえば、「 |
Location |
省略可能 |
Microsoft.Exchange.Data.LocalLongFullPath |
Location パラメータは、使用状況レポートの作成に利用できるログ ファイルを格納するディレクトリを指定します。既定のパスは、C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\TransportRoles\Logs\AgentLog です。ファイルのパスは、 |
StartDate |
省略可能 |
System.DateTime |
StartDate パラメータは、統計の収集を開始する日付と時刻を指定します。既定の時刻は現在の時刻です。特定の日付を入力する場合は、ローカル コンピュータで構成されている [地域のオプション] の設定で定義されている短い形式を使用します。たとえば、コンピュータで短い日付形式の mm/dd/yyyy を使用するように構成されている場合、2006 年 3 月 1 日を指定するには「03/01/2006」と入力します。「 |
戻り値の種類
Object | 説明 |
---|---|
Timestamp |
ログ エントリの時刻 |
ConnectorName |
メッセージを受信したコネクタの CN |
SessionId |
SMTP セッションの IP アドレス |
IPAddress |
接続元のサーバーの IP アドレス |
MessageId |
Microsoft Exchange Server 2007 メッセージ ID |
P1FromAddress |
P1 (メッセージ エンベロープ) の FROM: メッセージ ヘッダー フィールド |
P2FromAddresses |
P2 (メッセージ ヘッダー) の FROM: メッセージ ヘッダー フィールド |
Recipients |
メッセージの受信者 |
Agent |
動作を呼び出すエージェントの名前 |
Event |
動作の実行対象となったイベント |
Action |
実行された動作 (整数) |
SmtpResponse |
呼び出し元に送信される応答 (存在する場合) |
Reason |
エージェントによって提供される原因のコード |
ReasonData |
エージェントによる詳細な説明 |
例
次のコード例は、2005 年 10 月 5 日の午後 5 時から現在の時刻までに収集された統計を含むレポートを返します。
Get-AgentLog -StartDate "10/05/2005 5:00:00 PM"
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。