ユニファイド メッセージング ダイヤル プランのオーディオ コーデックを変更する方法
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-07-27
ここでは、Exchange 管理コンソールおよび Exchange 管理シェルを使用して、UM ダイヤル プランのオーディオ コーデックを変更する方法について説明します。ユニファイド メッセージング (UM) では、Windows Media オーディオ (WMA)、Group System Mobile (GSM) 06.10、および G.711 リニア PCM (パルス符号変調) という 3 つのコーデックのいずれかを音声メッセージの作成に使用できます。既定では、ユニファイド メッセージング ダイヤル プランを作成すると、WMA オーディオ コーデックが使用されます。ただし、UM ダイヤル プランを作成した後で、GSM 06.10 または G.711 リニア PCM オーディオ コーデックを使用するように UM ダイヤル プランを構成できます。
重要 : |
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64 ビットのユニファイド メッセージング サーバーで WMA UM ダイヤル プランのコーデックを使用する場合は、Windows Media エンコーダをインストールする必要があります。Windows Media エンコーダをインストールする方法の詳細については、「x64 ベースのコンピュータの Windows Media オーディオ 9 音声コーデックの可用性」または Microsoft ダウンロード センター (このサイトは英語の場合があります) を参照してください。 |
開始する前に
この手順を実行するには、使用するアカウントに Exchange 組織管理者の役割が委任されている必要があります。
Microsoft Exchange Server 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
また、これらの手順を実行する前に、UM ダイヤル プランが作成されていることを確認してください。
手順
Exchange 管理コンソールを使用してオーディオ コーデックを変更するには、次の操作を行います。
Exchange 管理コンソールのコンソール ツリーで、[組織の構成] ノードを展開します。
コンソール ツリーで、[ユニファイド メッセージング] をクリックします。
作業ウィンドウの [UM ダイヤル プラン] タブで、変更する UM ダイヤル プランを選択します。
操作ウィンドウで、[プロパティ] をクリックします。
ダイヤル プランのプロパティ ページで、[設定] タブをクリックします。
[設定] タブで、[オーディオ コーデック] の一覧を使用して目的のオーディオ コーデックを選択します。
[OK] をクリックして、変更内容を適用します。
Exchange 管理シェルを使用してオーディオ コーデックを変更するには、次の操作を行います。
次のコマンドを実行します。
Set-UMDialPlan -Identity MyUMDialPlan -AudioCodec G711
構文およびパラメータの詳細については、「Set-UMDialplan」を参照してください。
詳細情報
- UM オーディオ コーデックの詳細については、「ユニファイド メッセージングのオーディオ コーデックについて」を参照してください。
- ユニファイド メッセージング ダイヤル プランの詳細については、「ユニファイド メッセージング ダイヤル プランについて」を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。