複数のフォレストにおいて自動検出サービスを構成する方法
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2008-04-08
ここでは、Exchange の展開で信頼されたフォレストが 2 つ以上ある場合に、Exchange 管理シェルを使用して自動検出サービスを構成する方法について説明します。
Exchange の展開で信頼されたフォレストが 2 つ以上ある場合は、あるフォレスト内で Microsoft Office Outlook 2007 を実行しているユーザーが、リモート (ターゲットの) フォレスト内のクライアント アクセス サーバーにアクセスして自動検出サービスを使用できるようにするため、Active Directory ディレクトリ サービスを更新する必要があります。これを行うには、ターゲットのフォレストに対して自動検出サービスを提供するクライアント アクセス サーバーが含まれている各フォレストで、Export-AutodiscoverConfig コマンドレットを実行します。これにより、Active Directory で自動検出ポインタのサービス接続ポイント (SCP) 情報が構成されます。
開始する前に
この手順を実行するには、使用するアカウントに Exchange Server 管理者の役割および対象サーバーのローカルの Administrators グループのメンバシップが委任されている必要があります。
Exchange Server 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
手順
Exchange 管理シェルを使用して複数のフォレストにおける自動検出サービスを構成するには、次の操作を行います。
提供元のフォレストの Exchange 2007 クライアント アクセス サーバーで、次のコマンドを実行して Export-AutodiscoverConfig コマンドレットを実行するために使用する資格情報を取得します。
$a = Get-Credential
提供元のフォレストの Exchange 2007 クライアント アクセス サーバー上で、次のコマンドを実行します。
Export-AutoDiscoverConfig -DomainController <FQDN> -TargetForestDomainController <String> -TargetForestCredential $a -MultipleExchangeDeployments $true
構文およびパラメータの詳細については、「Export-AutoDiscoverConfig」を参照してください。
詳細情報
自動検出サービスの詳細については、以下のトピックを参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。