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ファイアウォール経由で機能するためのダイレクト プッシュの構成

  • [アーティクル]

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2006-06-16

ダイレクト プッシュを使用すると、Microsoft Exchange Server 2007 メールボックスに合わせてモバイル デバイスを最新の状態に保つことができます。ここでは、ダイレクト プッシュをサポートするようにファイアウォールを構成する方法について説明します。

ダイレクト プッシュの概要

ダイレクト プッシュは、モバイル デバイスと Exchange Server コンピュータ間で長時間にわたる HTTPS 要求を保持することにより機能します。この要求は、要求の有効期間内に同期の対象となるフォルダ内のアイテムに変更があった場合に、直ちにモバイル デバイスに通知するように Exchange Server コンピュータに指示します。いずれかのアイテムに変更があった場合、モバイル デバイスは同期要求を発行してサーバーと同期した後で、HTTPS 要求を再発行します。要求の有効期間内にアイテムの変更がなかった場合は、この要求が再発行されます。

ダイレクト プッシュ用のファイアウォールの構成

要求と応答は HTTPS 接続を介して送信されるので、ファイアウォールで開く必要があるポートは HTTPS トラフィック用のポート 443 だけです。ダイレクト プッシュが機能するためにその他のポートは必要ありません。

ポート 443 が開いていることを確認するには、ファイアウォールのドキュメントを参照してください。また、ファイアウォールのタイムアウト値を 15 ～ 30 分に構成する必要があります。これにより、長時間にわたる HTTPS 要求を、期限切れにすることなく保持しておくことができます。

詳細情報

ダイレクト プッシュの詳細については、「ダイレクト プッシュについて」を参照してください。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。