次の方法で共有


物理ディスク リソースをクラスタ化メールボックス サーバーに追加する方法

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2006-11-29

ここでは、既存の物理ディスク リソースをシングル コピー クラスタ内のクラスタ化メールボックス サーバーに追加する方法を説明します。クラスタが形成されたときに物理ディスクが正しく作成されていれば、物理ディスク リソースが自動的に作成され、それ専用のグループ内に配置されます。この場合、物理ディスク リソースを安全にクラスタ化メールボックス サーバーのグループに移動し、そのリソース モデルに統合することができます。

note注 :
移動が完了した後、空になったリソース グループは削除できます。

開始する前に

クラスタのノードにローカル管理者としてログオンする必要があります。

手順

Windows Server クラスタ内で物理ディスク リソースをクラスタ化メールボックス サーバーに追加するには、次の操作を行います。

  1. クラスタ アドミニストレータを開きます。

  2. クラスタ名をダブルクリックし、[リソース] フォルダを選択します。

  3. 移動する既存ドライブを選択し、それがオンラインになっていることと、クラスタ グループやその他のクラスタ化メールボックス サーバーによって使用されていないことを確認します。

  4. 物理ディスク リソースが適切なグループ内にあることを確認します。そうでない場合は、既存ドライブを右クリックして [グループの変更] を選択してから、クラスタ化メールボックス サーバーを選択します。確認ダイアログ ボックスが表示されます。正しいリソースを移動しようとしていることを確認し、[はい] をクリックします。2 つ目のダイアログ ボックスが表示され、依存関係のために移動しなければならないその他のリソースについて確認を求められます。リソースの一覧が正しければ、[はい] をクリックします。

  5. [物理ディスク] リソースを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  6. [所有者候補] で、[所有者候補] の下にすべてのパッシブ ノード (のみ) が一覧表示されていることを確認し、[次へ] をクリックします。

  7. ドライブがドライブ文字で表されている場合は、[依存関係][リソースの依存関係] の下にリソースが一覧表示されていないことを確認し、[次へ] をクリックします。ドライブがマウント ポイントとして表されている場合は、マウント ディレクトリをホストする物理ディスクがこのリソースと依存関係を持つようにします。これを行うには、正しい物理ディスクを選択し、[追加] をクリックします。

  8. [ディスク パラメータ][ディスク] の一覧で、目的のディスクを選択します。ディスクがこの一覧に表示されない場合は、別のグループが既にそのディスクのリソースを持っているか、ディスクが正常にインストールされていません。

    note注 :
    ドライブがマウント ポイントとして表されている場合は、ドライブ文字ではなく、ディスク番号とラベルが表示されます。
  9. ディスクを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[詳細設定] タブをクリックします。[グループに適用する] チェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。

  10. 正常にマウントするにはこのディスクがオンラインになっている必要のあるデータベース リソースがあれば、それを右クリックし、プロパティをポイントします。各データベース リソースについて、[プロパティ] タブをクリックしてから [変更] をクリックして、新しく作成したディスクへの依存関係を作成します。適切なディスクを選択し、[->] ボタンをクリックし、[OK] をクリックしてから、もう一度 [OK] をクリックして、プロパティ ダイアログ ボックスの内容を確定します。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。