リソース メールボックスに委任を設定する方法
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2010-09-08
ここでは、Exchange 管理シェルを使用して、リソース メールボックスに委任を設定する方法について説明します。リソース メールボックスに委任を設定して、そのリソース メールボックスのスケジュール オプションを制御できます。
注 Microsoft Exchange Server 2007 のリソース代理人は、会議出席依頼の詳細情報を制限するリソース構成に関係なく、すべての情報を受け取ります。この動作は、Exchange 2007 の仕様です。会議情報と添付ファイルは、会議出席依頼が正当かどうかを代理人が確認できるように、転送された会議出席依頼に残されます。この動作の詳細については、会議出席依頼に関する情報を制限するためのリソース構成に関係なく、Exchange 2007 のリソース代理人が会議出席依頼の詳細情報をすべて受け取ること」についてのマイクロソフト サポート技術情報の記事 976368 を参照してください。
開始する前に
Set-MailboxCalendarSettings コマンドレットを実行するには、使用するアカウントに次の役割が委任されている必要があります。
- Exchange 組織管理者の役割
Exchange Server 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
手順
Exchange 管理シェルを使用してリソース メールボックスに委任を設定するには、次の操作を行います。
次のコマンドを実行します。
Set-MailboxCalendarSettings -ResourceDelegates <List of Delegates>
注 : |
---|
ユーザーのメールボックスに対して、このコマンドレットを実行しないでください。実行すると、ユーザーのメールが割り当てられた委任先に転送されます。 |
構文およびパラメータの詳細については、関連トピック「Set-MailboxCalendarSettings」を参照してください。
詳細情報
リソース メールボックスを管理する方法の詳細については、「リソース スケジューリングの管理」を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。