リモート ドメインのメッセージ形式の設定を構成する方法
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-01-04
ここでは、Exchange 管理コンソールまたは Exchange 管理シェルを使用して、リモート ドメインのメッセージ形式の設定を構成する方法について説明します。
リモート ドメイン エントリを作成して、Microsoft Exchange Server 2007 組織と、Active Directory ディレクトリ サービス フォレストの外側にあるドメインとの間でメッセージを転送するための設定を定義できます。リモート ドメイン エントリを作成するときは、そのドメインに対して送信されるメッセージの種類を制御します。また、組織のメールボックス ユーザーからリモート ドメインに送信されるメッセージにメッセージ形式ポリシーおよび使用可能な文字セットを適用することもできます。リモート ドメインの設定は、Exchange 組織のグローバル構成設定です。
リモート ドメインを構成するときは、リモート ドメインに送信される電子メール メッセージで使用するメッセージ形式と文字セットを指定できます。これらの設定を使用して、ドメイン内の送信者からリモート ドメインに送信されるメッセージに、受信側の電子メール システムとの互換性を持たせることができます。たとえば、リモート ドメインのメッセージング システムが Exchange Server であるとわかっている場合は、常に Exchange リッチ テキスト形式を使用するように指定できます。
開始する前に
Exchange 2007 組織に対してこの手順を実行するには、以下を委任されたアカウントを使用する必要があります。
- Exchange 組織管理者の役割
Exchange 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
手順
Exchange 管理コンソールを使用してリモート ドメインのメッセージ形式設定を構成するには、次の操作を行います。
Exchange 管理コンソールを開きます。
コンソール ツリーで [組織の構成] をクリックし、[ハブ トランスポート] をクリックします。
結果ウィンドウで、[リモート ドメイン] タブをクリックします。
結果ウィンドウで、構成するリモート ドメイン エントリを選択します。操作ウィンドウで、[プロパティ] をクリックし、リモート ドメインの [プロパティ] ページの [メッセージ形式] タブをクリックします。
[メッセージ形式] タブの [メッセージ形式のオプション] で、このリモート ドメインに送信されるメッセージで使用する設定を選択します。[Exchange リッチ テキスト形式] および [文字セット] のオプションの一覧から設定を選択し、[適用] または [OK] をクリックします。
Exchange 管理シェルを使用してリモート ドメインのメッセージ形式設定を構成するには、次の操作を行います。
リモート ドメインへの自動返信を許可するには、次のコマンドを実行します。既定では、この設定は無効になっています。
Set-RemoteDomain -Identity Contoso -AutoReplyEnabled $true
リモート ドメインへの自動転送を許可するには、次のコマンドを実行します。既定では、この設定は無効になっています。
Set-RemoteDomain -Identity Contoso -AutoForwardEnabled $true
リモート ドメインへの配信レポートを無効にするには、次のコマンドを実行します。既定では、この設定は有効になっています。
Set-RemoteDomain -Identity Contoso -DeliveryReportEnabled $false
リモート ドメインへの配信不能レポートを無効にするには、次のコマンドを実行します。既定では、この設定は有効になっています。
Set-RemoteDomain -Identity Contoso -NDREnabled $false
メッセージ上での送信者名の表示を無効にするには、次のコマンドを実行します。既定では、この設定は有効になっています。このオプションは有効のままにすることをお勧めします。
Set-RemoteDomain -Identity Contoso -DisplaySenderName $false
メッセージ テキストの折り返しを有効にし、列の幅を 76 文字に設定するには、次のコマンドを実行します。
Set-RemoteDomain -Identity Contoso -LineWrapSize 76
リモート ドメイン内の送信者からの会議出席依頼が別の受信者に転送されたときに、リモート ドメインに通知が送信されるようにするには、次のコマンドを実行します。既定では、この設定は無効になっています。
Set-RemoteDomain -Identity Contoso -MeetingForwardNotificationEnabled $true
MIME および非 MIME 文字セットの両方を西ヨーロッパ言語文字セット (ISO-8859-1) に構成するには、次のコマンドを実行します。
Set-RemoteDomain -Identity Contoso -CharacterSet "ISO-8859-1" -NonMimeCharacterSet "ISO-8859-1"
リモート ドメインに送信するすべてのメッセージに Transport Neutral Encapsulation Format (TNEF) を使用するよう指定するには、次のコマンドを実行します。既定では、この設定の値は
$null
であり、TNEF エンコーディングは個別のユーザー設定で制御されます。TNEF の設定は、Exchange 管理コンソールでは Exchange リッチテキスト形式のオプションとして表示されます。Set-RemoteDomain -Identity Contoso -TNEFEnabled $true
注 : |
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1 つのコマンドで複数のパラメータを指定すると、1 回の操作で複数の設定を構成できます。 |
構文およびパラメータの詳細については、「Set-RemoteDomain」を参照してください。
詳細情報
詳細については、以下のトピックを参照してください。
- リモート ドメインの管理
- リモート ドメインの不在時設定を構成する方法
- Get-RemoteDomain
- New-RemoteDomain
- Set-RemoteDomain
- Remove-RemoteDomain
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。