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UM が有効なユーザーのために個人オペレータを構成する方法

  • [アーティクル]

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2007-10-19

ここでは、Exchange 管理コンソールおよび Exchange 管理シェルを使用して、ユニファイド メッセージング (UM) が有効になっている Microsoft Exchange Server 2007 受信者の個人オペレータを構成する方法について説明します。UM が有効なユーザーのメールボックスにあるオペレータの個人内線番号設定は、特定のユーザーの着信呼び出しについて、ボイス メール メッセージを生成する代わりに、管理者のアシスタントや個人秘書が応答する場合に使用できます。たとえば、UM が有効なユーザーが不在である場合に、発信者に対して、オペレータと話をしたり、音声メッセージを残したりするためのオプションを提供できます。既定では、内線番号は定義されていません。

発信者を個人オペレータに転送するには、ユーザー独自のボイス メールの案内応答が再生されている間に、発信者が電話のキーパッドの 0 を押す必要があります。したがって、ユーザーが個人オペレータを使用する場合は、独自のボイス メールの案内応答に、個人オペレータにアクセスする方法を発信者に伝えるメッセージを含めます。

ユーザーがカスタマイズしたボイス メールの案内応答を作成していなかった場合、既定のシステムの案内応答が使用され、オペレータのプロンプトが自動的に追加されます。たとえば、「トニー スミスにメッセージを残してください。オペレータにつなぐには、0 を押してください。」と再生します。発信者が案内応答の再生中に 0 を押さなかった場合は、ユーザー宛ての音声メッセージを残すことができます。

ユーザーに対してオペレータの個人内線番号を構成していなかった場合や、UM が有効なユーザーに関連付けられた UM ダイヤル プランでダイヤル情報を正しく構成していなかった場合は、ユニファイド メッセージング サーバーは、ダイヤル プランについて構成されたオペレータの内線番号を使用します。ダイヤル プランのオペレータに接続するための既定の数字は 0 です。

UM が有効なユーザーのメールボックスのプロパティにある "オペレータの個人内線番号" フィールドに、1 ～ 20 桁の内線または外線番号を入力できます。外線番号を使用する場合は、適切なアウトダイヤル情報グループおよびこの機能を有効にするためのエントリを正しく構成していることを確認する必要があります。アウトダイヤル エントリを構成する方法の詳細については、「ユニファイド メッセージング ダイヤル プランのダイヤル情報のエントリを作成する方法」を参照してください。

開始する前に

以下の手順を実行するには、使用するアカウントに Exchange 受信者管理者の役割が委任されている必要があります。

Exchange 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。

また、これらの手順を実行する前に、次のことを確認してください。

  • Exchange 受信者が Exchange 2007 メールボックスを持っている。
  • Exchange 2007 受信者が、ユニファイド メッセージングを使用できるようになっている。
  • UM ダイヤル プランが作成されている。
  • UM メールボックス ポリシーが作成されている。
  • 定義された UM ダイヤル プランで、ユニファイド メッセージング ユーザーに割り当てられた内線番号が有効である。

手順

Exchange 管理コンソールを使用して、UM が有効になっているユーザーの個人オペレータを構成するには、次の操作を行います。

  1. Exchange 管理コンソールのコンソール ツリーで、[受信者の構成] ノードを展開します。

  2. 結果ウィンドウで、表示するユーザーのメールボックスを選択します。

  3. 操作ウィンドウで、[プロパティ] をクリックします。

  4. [メールボックスの機能] タブで、[ユニファイド メッセージング] をクリックし、[プロパティ] をクリックします。

  5. [ユニファイド メッセージングのプロパティ] ページの "オペレータの個人内線番号" フィールドで、このユーザーについて使用する個人オペレータの内線番号を入力します。

  6. [OK] をクリックして、変更内容を適用します。

    important重要 :
    この手順を使用して行った変更を確認した後で、Set-UMDialPlan コマンドレットを使用して AllowExtensions パラメータを True に設定する必要があります。正しい構文については、次の手順を参照してください。Exchange 管理コンソールを使用して、AllowExtensions パラメータを True に設定することはできません。

Exchange 管理シェルを使用して、UM が有効になっているユーザーの個人オペレータを構成するには、次の操作を行います。

  • 次のコマンドを実行します。

    Set-UMMailbox -identity tonysmith@contoso.com -OperatorNumber 12345
Set-UMDialPlan -identity MyUMDialPlan -AllowExtensions $true

構文およびパラメータの詳細については、「Set-UMMailbox」を参照してください。

詳細情報

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。