Outlook Web Access の RSA SecurID を構成する方法

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1

トピックの最終更新日: 2007-11-29

ここでは、Microsoft Exchange Server 2007 の Microsoft Office Outlook Web Access 用に RSA SecurID を実装するためのリソースへのリンクを示します。RSA SecurID は、Outlook Web Access にアクセスするユーザーに 1 回限りのパスコード (ワンタイム パスワードとも呼ばれます) を提供して、メールボックスのセキュリティを高める製品です。デバイスは、ユーザーがログオンするごとに新しい 1 回限りのパスコードを生成するために使用されます。

RSA SecurID の実装

RSA SecurID は、Exchange 2007 クライアント アクセス サーバー上のインターネット インフォメーション サービス (IIS) か、Internet Security and Acceleration (ISA) Server を実行している、クライアント アクセス サーバーの前に配置されたサーバーのどちらかで展開できます。

RSA の詳細については、http://www.rsa.com/ を参照してください (このサイトは英語の場合があります)。RSA SecurID の詳細については、http://www.rsa.com/node.aspx?id=1156 を参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

note注 :
このトピックにあるサードパーティの Web サイトに関する情報は、必要な技術情報を参照する際に役立つように提供されています。 この URL は、将来予告なしに変更されることがあります。

ISA Server で RSA SecurID を実装する方法の詳細については、ISA Server2004 での Outlook Web Access の公開における RSA SecurID とフォーム ベース認証についてのページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。このドキュメントの情報は ISA Server 2006 にも適用されます。

important重要 :
ユーザーがフォーム ベース認証を使用して Outlook Web Access にログオンすると、クライアント アクセス サーバー上で追跡される Cookie が作成されます。ユーザーが Outlook Web Access で非アクティブになっている時間が長すぎると、Cookie は期限切れになり、ユーザーは自動的にログオフされます。RSA SecurID は、"Cookie の有効期限" と呼ばれる同様の機能を提供します。ただし、RSA SecurID のタイムアウト機能は、Outlook Web Access と適切に相互運用することができません。したがって、RSA SecurID の自動タイムアウト機能を使用する代わりに、フォーム ベース認証の機能である自動タイムアウトを使用する必要があります。

詳細情報

Outlook Web Access をセキュリティで保護する方法の詳細については、以下のトピックを参照してください。

ISA Server と Outlook Web Access の詳細については、セキュリティで保護されたアプリケーションの公開についてのページのセキュリティで保護されたアプリケーションの公開の概要に関するセクションを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。