Exchange 2007 SP3 をインストールすると、地域の言語がカタルニア語の場合、Outlook Web Access の連絡先の名前のマッピングが更新されます
トピックの最終更新日: 2010-05-20
このトピックでは、Microsoft Exchange Server 2007 Service Pack 3 (SP3) をインストールすると Microsoft Outlook Web Access の名前のマッピングがどのように変更されるかを説明します。この変更は、地域の言語がカタルニア語に設定されている場合に、Outlook Web Access の連絡先フィールドに対して行われます。
次のシナリオについて考えます。
- Exchange 2007 SP3 より前のバージョンの Exchange 2007 が稼働するコンピュータで作業している。
- Outlook Web Access で連絡先を作成する。
- 地域の言語としてカタルニア語が設定されている。
このシナリオでは、連絡先の名前のオプションは次のようになります。
- Nom ("名")
- Primer Cognom ("最初の姓" すなわち "父方の姓")
注 : |
---|
このフィールドは、英語のミドルネームおよび Exchange 内の基礎記憶域に不正にマップされます。 |
- Segon Cognom ("2 番目の姓" すなわち "母方の姓")
Exchange 2007 SP3 には、Outlook Web Access の連絡先の父方および母方の姓をより正確にマップするための変更が加えられています。また、Exchange 2007 SP3 には、ミドルネームの不正なマッピングを修正するための変更も加えられています。
Exchange 2007 SP3 で、地域の言語がカタルニア語に設定されている場合に Outlook Web Access の連絡先を作成すると、名前のフィールドは次のようにマップされます。
- カタルニア語の Nom は英語の名および Exchange 内の基礎記憶域にマップされます。
- カタルニア語の Segon Nom は英語のミドルネームおよび Exchange 内の基礎記憶域にマップされます。
- カタルニア語の Cognoms は英語の姓および Exchange 内の基礎記憶域にマップされます。連絡先を作成するときには、このフィールドの母方の姓と父方の姓を使用します。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。