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正しくない PIN が何回入力されたら UM メールボックス ポリシーで PIN をリセットするかを構成する

 

適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2012-07-23

PIN を Outlook Voice Access ユーザー用にリセットするまでに許容されるログオン失敗回数は、構成可能です。PIN をリセットするまでに許容されるログオン失敗回数は、1 ~ 998 の範囲で構成できます。 既定は 5 です。 PIN をリセットするまでに許容されるログオン失敗回数は、ユニファイド メッセージング (UM) メールボックス ポリシーで構成され、その UM メールボックス ポリシーに関連付けられているすべての UM が有効なユーザーに適用されます。

注意

[正しくない PIN が次の回数入力されたら、PIN を自動的にリセットする] 設定を 5 未満に構成することによって、セキュリティを強化できます。 5 よりも大きい数に構成するとセキュリティが低下します。

UM メールボックス ポリシーに関連する他の管理タスクについては、「UM メールボックス ポリシーの管理」を参照してください。

前提条件

EMC を使用して PIN をリセットするまでのログオン失敗回数を構成する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「ユニファイド メッセージングのアクセス許可」の「UM メールボックス ポリシー」。

  1. コンソール ツリーで、[組織の構成] > [ユニファイド メッセージング] にアクセスします。

  2. 作業ウィンドウの [UM メールボックス ポリシー] タブで、管理する UM メールボックス ポリシーを選択し、操作ウィンドウで [プロパティ] をクリックします。

  3. UM メールボックス ポリシーの [プロパティ] ページで、[PIN ポリシー] タブをクリックします。

  4. [PIN ポリシー] タブで、[正しくない PIN が次の回数入力されたら、PIN を自動的にリセットする] の横の [失敗したログオン] の下に 1 ~ 998 の範囲の値を入力します。

  5. [OK] をクリックして変更を保存します。

シェルを使用して PIN をリセットするまでのログオン失敗回数を構成する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「ユニファイド メッセージングのアクセス許可」の「UM メールボックス ポリシー」。

この例では、MyUMMailboxPolicy という名前の UM メールボックス ポリシーに関連付けられている UM が有効なユーザーの PIN がリセットされるログオン失敗回数を 3 に設定します。

Set-UMMailboxPolicy -Identity MyUMMailboxPolicy -LogonFailuresBeforePINReset 3

この例では、MyUMMailboxPolicy という名前の UM メールボックス ポリシーに関連付けられた UM が有効なユーザーの場合、ユーザーの PIN をリセットするまでに許容されるログオン失敗回数を 3、ログオンの最大試行回数を 5、PIN の最小の長さを 9 に設定します。

Set-UMMailboxPolicy -Identity MyUMMailboxPolicy -LogonFailuresBeforePINReset 3
-MaxLogonAttempts 5 -MinPINLength 9

構文およびパラメーターの詳細については、「Set-UMMailboxPolicy」を参照してください。

その他のタスク

PIN をリセットするまでのログオン失敗回数を構成した後で、次の操作も実行できます。

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