オフライン アドレス帳配布のプロパティの構成
適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3
トピックの最終更新日: 2011-04-28
Exchange Server 2010 のオフライン アドレス帳 (OAB) 配布ポイントごとに、2 つの URL を構成できます。1 つは、内部の企業ネットワークからのみアクセスできる内部 URL で、もう 1 つは、インターネットからアクセスできる外部 URL です。
OAB に関連する他の管理タスクについては、「オフライン アドレス帳の管理」を参照してください。
実行内容
EMC を使用して OAB 配布プロパティを表示または構成する
シェル を使用して OAB 配布プロパティを構成する
EMC を使用して OAB 配布プロパティを表示または構成する
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メールボックスのアクセス許可」の「オフライン アドレス帳配布」。
コンソール ツリーで、[サーバーの構成] > [クライアント アクセス] にアクセスします。
結果ウィンドウで、必要なクライアント アクセス サーバーを選択します。
作業ウィンドウで [オフライン アドレス帳] タブをクリックしてから、構成する OAB 配布ポイントを選択します。
操作ウィンドウで [プロパティ] をクリックします。
OAB に関する情報を表示したり、ポーリング間隔を構成したりするには、[全般] タブを使用します。
[サーバー] この読み取り専用フィールドには、OAB をホストするサーバーの名前が表示されます。
[パス] この読み取り専用フィールドには、OAB を格納する場所のパスが表示されます。
[最終変更日時] この読み取り専用フィールドには、この OAB 配布ポイントの構成が最後に変更された日時が表示されます。
[ポーリング間隔 (分)] このボックスを使用して、ポーリング間隔を分単位で構成します。配布ポイントはこの間隔で OAB ファイルの更新があるかどうかをポーリングします。既定の設定は 8 時間 (480 分) です。
[URL] タブでは、ユーザーが OAB の更新をダウンロードするために接続する URL を表示および変更します。
[内部 URL] このボックスには、企業ネットワーク内の Outlook ユーザーが OAB の更新をダウンロードする際に使用できる URL を入力します。
[外部 URL] このボックスには、Outlook ユーザーがインターネットから OAB の更新をダウンロードする際に使用できる URL を入力します。
シェル を使用して OAB 配布プロパティを構成する
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メールボックスのアクセス許可」の「オフライン アドレス帳配布」。
この例では、OAB 仮想ディレクトリ (既定の Web サイト) 上の OAB 配布ポイントのポーリング間隔を 6 時間に設定します。
Set-OABVirtualDirectory "OAB (Default Web Site)" -PollInterval 360
この例では、既定の OAB 仮想ディレクトリ OAB (既定の Web サイト) 用の https://contoso.com/OAB に OAB 配布ポイントを設定します。
Set-OABVirtualDirectory "OAB (Default Web Site)" -ExternalUrl https://contoso.com/OAB
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