管理コンテンツ設定の構成
適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3
トピックの最終更新日: 2011-03-19
管理コンテンツ設定は、メッセージング レコード管理 (MRM) 用にメッセージの保存とジャーナリングを制御するため、ユーザーのメールボックスにある管理フォルダーに適用されます。管理コンテンツ設定では、不要になったメッセージを削除するか、メールボックス外の異なる記憶域の場所にジャーナル (コピー) する時期を定義します。たとえば、ユーザーの受信トレイ フォルダーに適用する管理コンテンツ設定で、そのコンテンツを 60 日後に自動的に削除したり、別のフォルダーに移動したりするように指定することができます。
重要
管理フォルダー アシスタントは、管理フォルダーの管理コンテンツ設定に基づいてジャーナル レポートを生成します。この方法は、標準ジャーナリングまたはプレミアム ジャーナリングの一部としてジャーナル レポートを生成する、ジャーナリング エージェントの方法とは異なります。ジャーナリングの詳細については、「ジャーナルについて」を参照してください。
管理フォルダーに関連する他の管理タスクについては、「管理フォルダーを展開する」を参照してください。
管理コンテンツ設定の構成
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メッセージングのポリシーと準拠のアクセス許可」の「メッセージング レコード管理」。
注意
Exchange 2010 SP1 では、EMC を使用して管理コンテンツ設定を構成することはできません。
次のコマンドでは、管理コンテンツ設定 MyManagedContentSettings に対し、120 日間の保存期間、一定期間が過ぎたメッセージを削除し、回復を許可する、という設定を適用するよう構成しています。
Set-ManagedContentSettings -Identity MyManagedContentSettings -RetentionEnabled $true -AgeLimitForRetention 120 -RetentionAction DeleteAndAllowRecovery
パラメーターおよび構文の詳細については、「Set-ManagedContentSettings」を参照してください。
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