ユーザーの POP3 アクセスを有効または無効にする

適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2012-07-23

ユーザーの POP3 を有効または無効にすることができます。

注意

ユーザーの POP3 を有効または無効にした後で、Microsoft Exchange POP3 サービスを再起動する必要があります。POP3 サービスを再起動する方法の詳細については、「IMAP4 サービスを開始および停止する」を参照してください。

ユーザーメールボックスの管理に関連する他の管理タスクについては、「ユーザーのメールボックスの管理」を参照してください。

POP3 と IMAP4 の設定に関連するその他の管理タスクについては、「POP3 および IMAP4 の管理」を参照してください。

EMC を使用してユーザーの POP3 を有効または無効にする

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メールボックスのアクセス許可」の「受信者のプロビジョニングアクセス許可」。

コンソールツリーで、[受信者の構成] > [メールボックス] にアクセスします。
結果ウィンドウで、POP3 を有効または無効にするユーザーを選択します。
操作ウィンドウで、ユーザー名の下にある [プロパティ] をクリックします。
[<ユーザー> のプロパティ] の [メールボックスの機能] タブで、[POP3] をクリックし、[有効にする] または [無効にする] をクリックします。
[OK] をクリックします。

この例では、ユーザー John Smith に対して POP3 を有効にします。

Set-CASMailbox -Identity "John Smith" -POPEnabled $true

この例では、ユーザー John Smith に対して POP3 を無効にします。

Set-CASMailbox -Identity "John Smith" -POPEnabled $false

構文およびパラメーターの詳細については、「Set-CASMailbox」を参照してください。

ユーザーの POP3 を有効または無効にした後で、次の操作も実行できます。