配布グループを部屋の一覧に変換する
適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3
トピックの最終更新日: 2011-03-19
Microsoft Office Outlook 2007 またはそれ以前では、会議準備の際に空き会議室を検索する場合、予約可能なすべての会議室を会議出席依頼に追加した後、スケジュール アシスタントを使用して空き会議室を表示する必要がありました。
Microsoft Exchange Server 2010 で、会議室一覧配布グループを作成して建物の位置一覧を生成しておくと、Outlook 2010 で建物を選択し、建物内の空き会議室情報を入手することができます。その際、建物内のすべての会議室を手動で追加する必要はありません。
注意
Exchange で、布グループのすべてのメンバーが会議室メールボックスである場合に限り、配布グループを会議室一覧に変換できます。また、配布グループをいったん会議室一覧に変換した後、または会議室一覧を作成した後は、そのグループにしか会議室メールボックスを追加できなくなります。
配布グループに関連する他の管理タスクについては、「配布グループの管理」を参照してください。
前提条件
会議室メールボックスだけを含む配布グループを作成しておきます。会議室メールボックスの作成方法の詳細については、「配布グループの作成」を参照してください。
シェルを使用して、配布グループを会議室一覧に変換する
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メールボックスのアクセス許可」の「配布グループ」。
注意
EMC は配布グループから会議室一覧への変換の用途には対応していません。
この例では、Bldg34 Conf Rooms 配布グループを会議室一覧に変換します。
Set-DistributionGroup -Identity "Bldg34 Conf Rooms" -RoomList
構文およびパラメーターの詳細については、「Set-DistributionGroup」を参照してください。
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