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発信者が UM ダイアル プランで連絡できるユーザーの範囲を構成する

  • [アーティクル]

 

適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2012-07-23

サブスクライバー アクセス番号に電話をかけたユーザーからの転送された呼び出しまたは音声メッセージを受信できるユーザーを指定できます。既定では、[ダイヤル プラン内のユーザー] オプションが選択されます。この設定を変更し、グローバル アドレス一覧に含まれているユーザー、特定の内線電話番号、UM 自動応答、またはカスタム アドレス一覧に含まれている特定のユーザーの組に、発信者が呼び出しを転送したり、音声メッセージを送信したりできるようにすることが可能です。

UM ダイヤル プランに関連する他の管理タスクについては、「UM ダイヤル プランの管理」を参照してください。

前提条件

UM ダイヤル プランが作成されている。詳細な手順については、「UM ダイヤル プランの作成」を参照してください。

EMC を使用して発信者が連絡できるユーザーの範囲を構成する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「ユニファイド メッセージングのアクセス許可」の「UM ダイヤル プラン」。

  1. コンソール ツリーで、[組織の構成] > [ユニファイド メッセージング] にアクセスします。

  2. 作業ウィンドウの [UM ダイヤル プラン] タブで、管理する UM ダイヤル プランを選択し、操作ウィンドウで [プロパティ] をクリックします。

  3. ダイヤル プランの [プロパティ] ページで、[機能] タブをクリックします。

  4. [発信者は次の連絡先に連絡できます] で、次のいずれかのオプションを選択します。

    1. [このダイヤル プラン内のユーザー]   このオプションを使用すると、サブスクライバー アクセス番号に電話をかけた発信者は、UM 自動応答に関連付けられているダイヤル プラン内のユーザーを探して、その人に連絡できるようになります。

    2. [既定のグローバル アドレス一覧内の任意のユーザー]   このオプションを使用すると、サブスクライバー アクセス番号に電話をかけた発信者は、グローバル アドレス一覧に入っている任意のユーザーを探して、その人に連絡できるようになります。これには、メールボックスが有効なすべてのユーザーが含まれます。

    3. [この内線番号のみ]   このオプションを使用すると、指定した内線番号への接続が発信者に許可されます。内線番号には数字しか使用できません。このテキスト ボックスに入力する桁数と、UM ダイヤル プランで構成されている内線番号の桁数とが一致する必要があります。

    4. [この自動応答のみ]   このオプションを使用すると、サブスクライバー アクセス番号に電話をかけた発信者は、特定の自動応答への接続が許可されます。ここで指定する前に、自動応答を作成する必要があります。これにより、発信者を別の自動応答に転送できるようになります。ここで選択する自動応答の音声認識は有効でも有効でなくてもかまいません。

    5. [アドレス一覧内の任意のユーザー]   このオプションを使用すると、サブスクライバー アクセス番号に電話をかけた発信者が、定義済みのカスタム アドレス一覧に入っているユーザーを探して、その人に連絡できるようになります。これには、メールボックスが有効なすべてのユーザーが含まれます。

  5. [OK] をクリックして変更を保存します。

シェルを使用して発信者が連絡できるユーザーの範囲を構成する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「ユニファイド メッセージングのアクセス許可」の「UM ダイヤル プラン」。

この例では、MyUMDialPlan という名前の UM ダイヤル プランに対して発信者が連絡できるユーザーの範囲をグローバル アドレス一覧に設定します。

Set-UMDialPlan -Identity MyUMDialPlan -ContactScope 'GlobalAddressList' -UMAutoAttendant $null -AllowDialPlanSubscribers $false -AllowExtensions $false

この例では、MyUMDialPlan という名前の UM ダイヤル プランに対して発信者が連絡できるユーザーの範囲を、MyAddressList という名前のカスタム アドレス一覧に設定します。

Set-UMDialPlan -Identity MyUMDialPlan -ContactScope MyAddressList -AllowDialPlanSubscribers $false -AllowExtensions $false

構文およびパラメーターの詳細については、「Set-UMDialplan」を参照してください。

その他のタスク

発信者が連絡できるユーザーの範囲を構成した後で、次の操作も実行できます。

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