Exchange 2010 SP1 の新しい展開機能

 

適用先: Exchange Server 2010 SP1

トピックの最終更新日: 2010-07-21

ここでは、Microsoft Exchange 2010 Service Pack 1 (SP1) の展開で使用できる新しい機能の概要を簡単に説明します。Exchange 2010 SP1 のインストール中に、選択した Exchange 2010 SP1 のサーバーの役割それぞれで必要な Windows の役割および機能をインストールする新しいオプションを選択できるようになりました。

Exchange 2010 SP1 のインストール

Exchange 2010 SP1 のセットアップは、必要な Windows の役割および機能をインストールできるように改善されました。Windows の役割および機能をインストールするオプションを選択すると、進行状況が表示され適切な役割と機能がインストールされます。再起動が必要な場合は、サーバーを再起動してからセットアップを再び起動する必要があります。セットアップを再び起動すると、セットアップは終了した場所から再開します。Windows の役割および機能をインストールするオプションを選択しない場合は、Windows 役割と機能を手動でインストールし、前提条件を満たした後でセットアップを継続します。

無人インストール

Exchange 2010 SP1 の無人インストール中に、/InstallWindowsComponents パラメーターを指定できるようになりました。Windows の役割および機能をインストールするオプションを選択すると、進行状況が表示され適切な役割と機能がインストールされます。再起動が必要な場合は、サーバーを再起動してから Setup.com を /InstallWindowsComponents パラメーターを指定して再び起動する必要があります。Windows の役割と機能が正しくインストールされると、Setup.com は続行されます。

Exchange 2010 RTM から Exchange 2010 SP1 へのアップグレード

Exchange 2010 の無人インストールを実行して、Exchange 2010 の RTM (Release To Manufacturing) 版から Exchange 2010 SP1 にアップグレードする場合、Setup.com /m:upgrade /installwindowscomponents コマンドを使用します。再起動が必要な場合は、サーバーを再起動してから Setup.com /m:upgrade/InstallWindowsComponents パラメーターを指定して再び起動する必要があります。Windows の役割と機能が正しくインストールされると、Setup.com は続行されます。

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