Exchange 以外のプロセスの CPU 使用率が高いことが検出された

[このトピックの目的は、Exchange Server アナライザ ツールが提起した特定の問題に取り組むことです。解決策を適用する対象は、Exchange Server アナライザ ツールを実行し、その特定の問題が発生しているシステムに限定する必要があります。無料でダウンロードして入手できる Exchange Server アナライザ ツールは、トポロジ内の各サーバーから構成データをリモートで収集し、データを自動的に分析します。生成されるレポートには、構成上の重要な問題点、潜在的な問題点、および製品の各種設定で既定値以外のものが、詳細に記載されます。これらの推奨事項に従うことにより、パフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性、およびアップタイムの向上を達成できます。このツールの詳細、または最新バージョンのダウンロードについては、「Exchange Server ベスト プラクティス アナライザ ツール バージョン 2 のダウンロード」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=34707) を参照してください。]  

トピックの最終更新日: 2005-11-18

  • Microsoft® Exchange Server アナライザ ツールは、このサーバーの使用可能な CPU に対する Exchange Server 以外のプロセスによる使用率が、現在 20% を超えていると判断しました。使用可能な CPU に対する Exchange Server 以外のプロセスによる使用率が 20% を超えている場合、エラーが表示されます。
  • Exchange Server を実行するサーバーは可能な限り Exchange Server 専用にし、Exchange 以外に実行するアプリケーションまたはサービスをできるだけ少なくすることをお勧めします。

このエラーを修正するには

  • 別のプロセスが CPU の大半を消費している場合は、次のいずれかの方法を試してください。

    • そのプロセスを無効にし、問題が解消されるかどうかを確認します。
    • 可能であれば、そのプロセスを別のサーバーに移動します。
    • そのプロセスが正しく構成されているかどうかを確認し、この問題に対応する更新プログラムが Microsoft およびプロセスのプロバイダから提供されていないかどうかを調べます。
    • そのプロセスが不要であれば、アンインストールします。
  • そのプロセスを移動または修正できない場合は、Exchange Server 以外のプロセスにより追加される負荷を許容できるようにサーバーを再調整する必要があります。この再調整を行う際には、ユーザーを別の Exchange サーバーに移動することも検討します。