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リモート レジストリ サービスに接続できない

[このトピックの目的は、Exchange Server アナライザ ツールが提起した特定の問題に取り組むことです。解決策を適用する対象は、Exchange Server アナライザ ツールを実行し、その特定の問題が発生しているシステムに限定する必要があります。無料でダウンロードして入手できる Exchange Server アナライザ ツールは、トポロジ内の各サーバーから構成データをリモートで収集し、データを自動的に分析します。生成されるレポートには、構成上の重要な問題点、潜在的な問題点、および製品の各種設定で既定値以外のものが、詳細に記載されます。これらの推奨事項に従うことにより、パフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性、およびアップタイムの向上を達成できます。このツールの詳細、または最新バージョンのダウンロードについては、「Exchange Server ベスト プラクティス アナライザ ツール バージョン 2 のダウンロード」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=34707) を参照してください。]  

トピックの最終更新日: 2007-01-23

ローカル コンピュータのレジストリにアクセスできなかったため、Microsoft® Exchange Server 2007 セットアップ プログラムを続行できません。

Exchange 2007 セットアップ プログラムは、ローカル レジストリにアクセスしてさまざまな設定を取得する必要があります。

Exchange セットアップ プログラムは、レジストリにアクセスするために、ドメイン ネーム システム (DNS) を使用してローカル コンピュータの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を取得しようとします。

ネットワーク エラーが発生したためにセットアップ プログラムが DNS から FQDN を取得できなかったか、またはセットアップ プログラムがレジストリにアクセスできなかったかのいずれかです。

この問題を解決するには、リモート レジストリ サービスがローカル コンピュータで実行されていること、およびバインド順序の一番上にあるネットワーク アダプタでファイルとプリンタの共有が有効になっていることを確認してから、Exchange セットアップ プログラムを再度実行します。

リモート レジストリ サービスが実行されていることを確認するには、次の操作を行います。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定][コントロール パネル][管理ツール] の順にポイントします。次に、[サービス] をダブルクリックします。

  2. [Remote Registry Service] の状態が [開始] になっていることを確認します。

プライマリ ネットワーク アダプタでファイルとプリンタの共有を有効にするには、次の操作を行います。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定][コントロール パネル][ネットワーク接続] の順にポイントし、[ローカル エリア接続] をダブルクリックします。

  2. [Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有] が有効である、つまりチェック ボックスがオンになっていることを確認します。

note注 :
クラスタ化されたサーバーの場合、クラスタのすべてのノードでリモート レジストリ サービスが実行中であること、およびバインド順序の一番上にあるネットワーク アダプタの [Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有] が有効であることを確認する必要があります。