次の方法で共有


Lync Server 2013 でのファイル共有の高可用性

 

トピックの最終更新日: 2012-03-30

単一のデータ センター内での Lync Server ファイル共有の高可用性を確保するために、分散ファイル システム (DFS) を使用できます。 DFS は、同一データ センター内の 1 台のファイル サーバーから別のファイル サーバーへのフェールオーバーをサポートします。 大規模展開に対しては、DFS を使用してペアにした専用ファイル サーバーを使用することをお勧めします。

ネットワークのサイズと回復性の量に応じて、1 組のサーバーを使用してサイト内のすべてのファイル共有をホストするか、フロントエンド プールごとに 1 つのペアを使用できます。

DFS はベスト エフォート型のファイル レプリケーション メカニズムで、目標復旧時間 (RTO) または目標復旧ポイント (RPO) は公表されていません。 DFS サーバー間のフェールオーバーは迅速に完了する必要がありますが、データ レプリケーションの遅延により、フェールオーバーが発生したときにユーザーが進行中の作業を続行できなくなる可能性があります。

ファイル共有で DFS とデータ ストアを使用する場合は、4 ~ 8 時間ごとにファイル共有を頻繁にバックアップする必要があります。 1 つのファイル共有がダウンして、レプリケーションが最新ではない場合は、バックアップを使用して、障害が発生したサーバー上のコンテンツを、そのサーバーとペアになっている他のサーバーに復元できます。