Lync Server 2013 のディレクターの概要

 

トピック最終更新日時: 2012-09-08

ディレクターは、ユーザー要求を認証する Lync Server 2013 を実行しているサーバーですが、ユーザー アカウントはホームにありません。 必要に応じて、次の 2 つのシナリオでディレクターをデプロイできます。

  • エッジ サーバーを展開して外部ユーザーによるアクセスを有効にする場合は、ディレクターもデプロイする必要があります。 このシナリオでは、ディレクターは外部ユーザーを認証し、内部サーバーにトラフィックを渡します。 ディレクターを使用して外部ユーザーを認証すると、フロントエンド プール サーバーは、これらのユーザーの認証を実行するオーバーヘッドから解放されます。 また、サービス拒否攻撃などの悪意のあるトラフィックから内部フロント エンド プールを保護するのにも役立ちます。 このような攻撃で無効な外部トラフィックがネットワークにあふれた場合、このトラフィックは Director で終了します。

  • 中央サイトに複数のフロントエンド プールをデプロイする場合は、そのサイトにディレクターを追加することで、認証要求を合理化し、パフォーマンスを向上させることができます。 このシナリオでは、すべての要求が最初にディレクターに送信され、適切なフロントエンド プールにルーティングされます。