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VBA オブジェクト モデルの変更点の一覧表

適用対象: Office 2010 | Project 2010 | Project Server 2010 | SharePoint Server 2010

この記事の内容
型の比較
Project 2010 でのオブジェクト モデルの変更点
Project 2010 の新しい列挙型

Microsoft Project Standard 2010 および Microsoft Project Professional 2010 の Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) オブジェクト モデルには、Project 2010 の新機能をサポートする新しいクラス、メソッド、プロパティ、および列挙型が含まれています。Project オブジェクト モデルの変更点および主な新機能の概要については、「Project クライアント プログラミング」を参照してください。

以下のセクションは、Project 2010 オブジェクト モデルを使用してオートメーション ソリューションを開発または更新する場合に役立ちます。詳細については、Project 2010 の VBA ヘルプで、各オブジェクトまたはメンバーについての情報を参照してください。

  • 型の比較   表 1 は、Microsoft Visual Studio Tools for Office を使用した開発時に役立つ、VBA、Microsoft .NET Framework、およびマネージ コードの型の比較です。

  • Project 2010 でのオブジェクト モデルの変更点   表 2 ~ 9 は、MSProject のサブクラスの新しいオブジェクトおよびメンバーの一覧を、機能のグループごとにまとめたものです。

    注意

    機能のグループごとに分類したこれらの表では、おおまかな関連性のあるメソッドおよびプロパティを示します。メンバーの機能は別のグループと重複する場合もあります。

    • スケジュール   手動スケジュールのタスク、非アクティブのタスク、タスク検査、およびタスク、リソース、割り当てオブジェクトの新しいプロパティ

    • グループ化、並べ替え、およびフィルター    シートのビューのグループ化および関連する操作

    • スタイル   バー、グリッド、セル、およびユーザー インターフェイスのカスタマイズ

    • ビュー   ビューの操作、列の追加、テーブルの変更

    • 編集   置換、設定、選択などの操作

    • プロジェクトの比較   プロジェクトのバージョン比較の新機能に関する操作

    • データ I/O   発行、インポートとエクスポート、SharePoint との相互運用性

    • その他の設定   その他の一般的なオプションと設定

  • Project 2010 の新しい列挙型   表 10 は、Project 2010 の新しい列挙型と新しいメンバー定数、およびそれらを使用するクラス メンバーの一覧です。

オブジェクト モデルの詳細なリファレンスは、VBA ヘルプ リファレンスの中にあり、オブジェクトごとの新しいメンバーのアルファベット順の一覧が含まれています。VBA ヘルプには、説明、注意事項、およびサンプルが記載されています。Project 2010 SDK には VBA ヘルプ リファレンスは含まれていません。VBA ヘルプにアクセスするには、Project で Visual Basic Editor (VBE) を開き、[ヘルプ] アイコンをクリックするか、F1 キーを押します。VBA ヘルプ ファイルは Microsoft Help 2.0 形式の WINPROJ.DEV.HXS ファイルで、[Program Files]\Microsoft Office\Office14\[LCID] ディレクトリ (LCID はロケール ID) にあります。たとえば、Project の英語版の VBA ヘルプは [Program Files]\Microsoft Office\Office14\1033\WINPROJ.DEV.HXS にあります。

注意

32 ビット版の Project 2010 が 64 ビット版の Windows オペレーティング システムにインストールされている場合、WINPROJ.DEV.HXS ファイルは C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office14\1033 にあります。

Office Online および MSDN ライブラリでも、すべての Office 2010 クライアント アプリケーションの VBA ヘルプを参照できます。VBE での作業中に、更新されたヘルプ トピックにアクセスするには、Project のヘルプ ウィンドウの右下隅にある [接続状態] メニューをクリックし、[Office Online のコンテンツを表示] をクリックします。Office.com 上の Project 2010 のフィールド リファレンスについては、「利用可能なフィールド」を参照してください。

型の比較

表 1 は、Project オブジェクト モデルによる開発時に使用する可能性が高いデータ型のみを示しています。ビルトイン型の一覧については、Microsoft Visual C# の「Types Reference Tables」、Visual Basic の「データ型の概要 (英語)」、および Visual Studio ヘルプのリファレンスを参照してください。

表 1. 型の比較

VBA の型
(Project VBA)

.NET Framework の
基本型

Visual C# のエイリアス
または型

Visual Basic のエイリアス

Byte

System.Byte

byte

Byte

Integer

System.Int16

short

Short

Long

System.Int32

int

Integer

LongLong 64 ビット アプリケーションでのみ使用可能。
Microsoft Office 2010 の新しい要素。

System.Int64

long

Long

LongPtr VBA エイリアス。32 ビットおよび 64 ビット アプリケーションで使用可能。
Microsoft Office 2010 の新しい要素。

32 ビットの場合: System.Int32

64 ビットの場合: System.Int64

32 ビットの場合: int

64 ビットの場合: long

32 ビットの場合: Integer

64 ビットの場合: Long

Boolean

System.Boolean

Boolean

Boolean

Single

System.Single

float

Single

Double

System.Double

double

Double

String

System.String

string

String

Variant (日付)

System.DateTime

DateTime

Date

Variant または Object

System.Object

object

Object

Declare ステートメントでアクセスできるユーザー定義型を作成するには、ポインターおよびハンドルを Long から LongPtr に変更し、Declare ステートメントで PtrSafe と指定します。Microsoft Office 2010 アプリケーションは Visual Basic for Applications 7.0 を使用するため、#if VBA7 コンパイラを使用して、Microsoft Office 2010 アプリケーションと Microsoft Office 2007 以前のバージョンを識別できます。たとえば、外部関数のポインターを表す次のコードは、64 ビットの Office 2010 アプリケーション、32 ビットの Microsoft Office 2007 アプリケーション、およびそれ以前のバージョンで使用できます。

#if VBA7 Then
Declare PtrSafe Function MyFunction Lib "my32BitLib.dll" (_
    ByVal Key As LongPtr, ByVal SubKey As String, NewKey As LongPtr) _
    As Long
#else
Declare Function MyFunction Lib "my32BitLib.dll" (_
    ByVal Key As Long, ByVal SubKey As String, NewKey As Long) _
    As Long
#endif

32 ビット アプリケーションと 64 ビット アプリケーションを識別できるコードには、#if Win64 コンパイラ定数を使用します。次の例は、32 ビットの Project 2010、64 ビットの Project 2010、および Office Project 2007 で実行できます。

 Option Explicit

#If Win64 Then
    Private Declare PtrSafe Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal dwMilliseconds As LongLong)
#Else
    Private Declare Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal dwMilliseconds As Long)
#End If

Sub SleepSome(time As Long)
    Dim edition As String
    Dim version As String
    
    If (Application.edition = 0) Then
        edition = "Standard"
    Else
        edition = "Professional"
    End If
    
    version = Application.version

#If Win64 Then
    Dim millisec As LongLong
    millisec = CLngLng(time)
    Debug.Print vbTab & "Running on 64-bit Project " & edition & " " & version
#Else
    Dim millisec As Long
    millisec = time
    Debug.Print vbTab & "Running on 32-bit Project " & edition & " " & version
#End If
    
    Sleep (millisec)
End Sub

Sub TestSleep()
    Dim millisec As Long
    millisec = 3800
    
    Debug.Print "Sleeping..."
    SleepSome (millisec)
    Debug.Print "Slept " & CStr(millisec / 1000) & " seconds"
End Sub

詳細については、「Office Talk: Working with VBA in the 32-bit and 64-bit Versions of Office 2010」を参照してください。

注意

オブジェクト ブラウザーで Variant 型として表示されるプロパティの多くは、内部的には Boolean 型です。しかし、String、Integer、または Boolean の値を設定できることから、Variant として示されています。たとえば、Task.Marked プロパティには、"Yes"、1、または True を設定できます。通常は、意味を明確にし、Microsoft Visual Basic または Microsoft Visual C# にコードを移植しやすくするために、Boolean 値を使用することをお勧めします。

Project 2010 でのオブジェクト モデルの変更点

以下の表は、Project 2007 オブジェクト モデルと比較して Project 2010 オブジェクト モデルで追加された項目のみを示しています。「プロパティとメソッド」の列は、新しいオブジェクト メンバーを示します。新しいイベントはありません。Project 2007 で表示および文書化されていて、Project 2010 で削除されたメンバーは非表示になります。非表示のメンバーを VBE で表示するには、オブジェクト ブラウザー ウィンドウの任意の場所を右クリックして、[非表示のメンバーを表示] をクリックします。

注意

パラメーターが変更されたメソッドの多くには、Extended (拡張) の意味の Ex がメソッド名に追加されています。Project 2010 でマクロを記録すると、マクロでは変更されたメソッドが使用されます。たとえば、マクロを記録しているときにプロジェクト ファイルを閉じると、マクロには FileCloseEx が記録されます。非表示のメンバーは、Project 2010 VBA ヘルプ ファイルには文書化されていません。

「コメント/説明」の列には、VBA ヘルプと同じ説明を示しています。パラメーターの数が多いメソッドを使用するときには、VBA で名前付きパラメーターを使用することで、エラーを減らせます。たとえば、OptionsViewEx には、CurrencyDigits パラメーターと DisplayOutlineNumber パラメーターの間の 10 番目のパラメーターとして ProjectCurrency があります。次のコード例で示すように、名前付きパラメーターを渡すことができます。

Dim result as Boolean
result = OptionsView DisplayOutlineNumber:=True
'Error in tenth parameter: 
'result = OptionsView( , , , , , , , , , True)

この記事の表には、Project Professional 2010 と共にインストールされる MSPRJ.OLB オブジェクト ライブラリから取り出したメソッド署名は示しません。メソッド署名については、VBA ヘルプを参照してください。表のプロパティ型の名前は、VBE で示されるのと同じです。

Project 2010 の更新された Visual Basic ヘルプには、メソッドの正しい署名構文が示されています。たとえば、図 1 は OpenFromSharePoint メソッドの構文を示しています。

図 1. VBA ヘルプの構文例

VBA ヘルプの構文例

戻り値が Boolean のメソッドは、成功した場合は True、成功しなかった場合は False を返します。

Project のすべてのクラスは MSProject ライブラリに含まれています。Application クラスのメンバーは、VBE で非表示の Global クラスにも含まれています。オブジェクト ライブラリ MSPRJ.OLB には Application クラスと Global クラスが含まれています。

スケジュール

表 2 は、手動スケジュールのタスク、非アクティブのタスク、タスク検査、タスク、リソース、および割り当てオブジェクトの関連プロパティの新しいメンバーを示します。

表 2. プロジェクトのスケジュール用のオブジェクト モデルの変更点

クラス

プロパティとメソッド

コメント/説明

Application

Boolean ChangeStatusDate メソッド

プロジェクトの状況報告日を変更します。

Application

Boolean ClearConstraint メソッド

指定のタスクの制約をクリアします。

Application

Boolean InactivateTaskToggle メソッド

タスクの状態のアクティブ/非アクティブを切り替えます。

Application

Boolean InsertBlankRow メソッド

ガント チャートで選択したタスク行またはセルの上に、空白行を挿入します。

Application

Boolean InsertManualTask メソッド

ガント チャートで選択したタスク行またはセルの上に、手動スケジュールの新しいタスクを挿入します。

Application

Boolean InsertMilestoneTask メソッド

ガント チャートで選択したタスク行またはセルの上に、新しいマイルストーン タスクを挿入します。

Application

Boolean InsertResource メソッド

リソース ビューで新しいリソースを挿入します。

Application

Boolean InsertScheduledTask メソッド

ガント チャートで選択したタスク行またはセルの上に、自動スケジュールの新しいタスクを挿入します。

Application

Boolean InsertSummaryTask メソッド

ガント チャートで選択したタスク行またはセルの上に、新しいサマリー タスクを挿入します。

Application

Boolean InsertTask メソッド

ガント チャートで選択したタスク行またはセルの上に、既定モードの新しいタスクを挿入します。

Application

プロパティ: LevelFreeformTasks as Boolean

手動スケジュールのタスクが平準化されている場合は True、それ以外の場合は False です。

Application

Boolean LevelingOptionsEx メソッド

手動スケジュールのタスクの平準化を含む、アクティブ プロジェクトの平準化のオプションを指定します。

Application

Boolean LevelSelected メソッド

選択されたタスクを平準化して、リソースの競合や割り当て超過を解決します。

Application

Boolean NewTasksStartOn メソッド

新規タスクの開始日の設定方法を指定します。

Application

Boolean ProjectMove メソッド

プロジェクトの開始日を新しい日付に移動します。

Application

Boolean ReassignSelectedAssns メソッド

チーム プランナー ビューで選択された割り当てを再割り当てします。

Application

SelectTaskAssns メソッド

チーム プランナー ビューで選択されたタスクのすべての割り当てを選択します。

Application

Boolean SetResourceFieldByID メソッド

フィールド識別番号で指定されたリソース フィールドの値を設定します。

Application

Boolean SetShowTaskSuggestions メソッド

タスクに対し、グローバルな [修正候補の表示] オプションを設定します。

Application

Boolean SetShowTaskWarnings メソッド

タスクに対し、グローバルな [警告の表示] オプションを設定します。

Application

Boolean SetTaskFieldByID メソッド

フィールド識別番号で指定されたタスク フィールドの値を設定します。

Application

Boolean SetTaskMode メソッド

選択したタスクのモードを、手動スケジュールまたは自動スケジュールに変更します。

Application

Boolean ShowIgnoredTaskWarnings メソッド

タスクに関する無視された警告を表示します。[インジケーター] 列の警告記号をオンにします。

Application

Boolean TaskInspector メソッド

[タスクの検査] ウィンドウを表示します。

Application

Boolean TaskMove メソッド

1 つまたは複数の選択したタスクの開始日を、指定した日数分移動します。

Application

Boolean TaskMoveToStatusDate メソッド

1 つまたは複数の選択したタスクについて、完了または未完了の部分を状況報告日に移動します。

Application

Boolean TaskRespectLinks メソッド

タスクの依存関係によって日付が決まるように、1 つまたは複数の選択したタスクを移動します。

Application

Boolean TogglePreventResOveralloc メソッド

チーム プランナー ビューの [割り当て超過の防止] コマンドを切り替えます。

Application

Boolean ToggleResourceDetails メソッド

分割ビューの下部のウィンドウでリソース フォームの表示と非表示を切り替えます。

Application

Boolean ToggleTaskDetails メソッド

分割ビューの下部のウィンドウでタスク フォームの表示と非表示を切り替えます。

Assignment

Replan メソッド

作業の減少または期間の延長により割り当てを再計画します。

Assignment

プロパティ: Resource As Resource

割り当てに関連付けられているリソースを取得します。

Assignment

プロパティ: Task As Task

割り当てに関連付けられているタスクを取得します。

Cell

プロパティ: Assignment As Assignment

セルに関連付けられている割り当てを取得します。

OverAllocatedAssignments

プロパティ: Count As Long

OverAllocatedAssignments コレクション内の Assignment オブジェクトの数を取得します。

OverAllocatedAssignments

プロパティ: Item As Assignment

OverAllocatedAssignments コレクションから単一の Assignment オブジェクトを取得します。

OverAllocatedAssignments

プロパティ: TotalDetectedCount As Long

利用可能な最大リソース時間を超えたものを含む、超過した割り当ての総数を取得します。

Project

プロパティ: DetectCycle As Tasks

タスクの循環参照が存在する場合に、循環的なタスクの依存関係のセットを含む Tasks コレクションを取得します。

Project

プロパティ: KeepTaskOnNearestWorkingTimeWhenMadeAutoScheduled As Boolean

タスクを手動から自動に変換するときに、タスクのスケジュールで現在のカレンダーを尊重する場合は True、それ以外の場合は False です。

Project

プロパティ: ManuallyScheduledTasksAutoRespectLinks As Boolean

タスクを自動から手動に変換するときに、先行タスクおよび後続タスクのリンクを維持する場合は True、それ以外の場合は False です。

Project

プロパティ: NewTasksCreatedAsManual As Tasks

新しいタスクを手動スケジュールのタスクとして作成する場合は True、新しいタスクが自動スケジュールの場合は False です。

Project

プロパティ: ShowTaskSuggestions As Tasks

作業中のプロジェクトにタスクの修正候補を表示する場合は True、それ以外の場合は False です。

Project

プロパティ: ShowTaskWarnings As Tasks

作業中のプロジェクトにタスクの警告を表示する場合は True、それ以外の場合は False です。

StartDriver

プロパティ: EffectiveDateAdd As Variant

手動スケジュールのタスクの有効なカレンダーを使用して、別の日から指定の期間が経過した日付と時刻を取得します。

StartDriver

プロパティ: EffectiveDateDifference As Long

手動スケジュールのタスクの有効なカレンダーを使用して、2 つの日付の間の期間を分単位で取得します。

StartDriver

プロパティ: EffectiveDateSubtract As Variant

手動スケジュールのタスクの有効なカレンダーを使用して、別の日から指定の期間だけ前の日付と時刻を取得します。

StartDriver

プロパティ: OverAllocatedAssignments As OverAllocatedAssignments

タスク開始の影響要素について、割り当て超過を取得します。

StartDriver

プロパティ: Suggestions As Long

指定のタスクについて、修正を必要とする潜在的な問題があるかどうかを示す PjTaskWarnings 値の組み合わせを取得します。

StartDriver

プロパティ: Warnings As Long

指定のタスクに問題があるかどうかを示す PjTaskWarnings 値の組み合わせを取得します。

Task

プロパティ: Active As Variant

タスクがアクティブな場合は True、それ以外の場合は False です。

Task

プロパティ: Baseline[n]DurationText As String

タスクの基準期間を表す文字列を取得または設定します。[n] は 1 ~ 10 または空です。

Task

プロパティ: Baseline[n]FinishText As String

タスクの基準終了日を表す文字列を取得または設定します。([n] は 1 ~ 10 または空です)。

Task

プロパティ: Baseline[n]StartText As String

タスクの基準開始日を表す文字列を取得または設定します。([n] は 1 ~ 10 または空です)。

Task

プロパティ: CalendarObject As Calendar

タスクをスケジュールするときに使用する Calendar オブジェクトを取得します。

Task

プロパティ: DurationText As String

タスクの期間を表す文字列を取得または設定します。

Task

プロパティ: FinishText As String

タスクの終了日を表す文字列を取得または設定します。

Task

プロパティ: IgnoreWarnings As Variant

タスクを処理するときにタスクの警告を無視する場合は True、それ以外の場合は False です。

Task

プロパティ: IsDurationValid As Variant

タスクの期間が有効な場合は True、それ以外の場合は False です。

Task

プロパティ: IsFinishValid As Variant

タスクの終了日が有効な場合は True、それ以外の場合は False です。

Task

プロパティ: IsStartValid As Variant

タスクの開始日が有効な場合は True、それ以外の場合は False です。

Task

プロパティ: Manual As Variant

タスクの再計算の設定が [手動スケジュール] の場合は True、[自動スケジュール] の場合は False です。

Task

プロパティ: Placeholder As Variant

タスクが別のタスクのプレースホルダーの場合は True、それ以外の場合は False です。

Task

プロパティ: ScheduledDuration As Variant

タスクの予定期間 (実績ではない) を取得または設定します。

Task

プロパティ: ScheduledFinish As Variant

タスクの予定終了時間 (実績ではない) を取得または設定します。

Task

プロパティ: ScheduledStart As Variant

タスクの予定開始時間 (実績ではない) を取得または設定します。

Task

プロパティ: StartText As String

タスクの開始日を表す文字列を取得または設定します。

Task

プロパティ: Warning As Variant

タスクのアクティブな警告を取得します。

グループ化、並べ替え、およびフィルター

表 3. グループ化、並べ替え、およびフィルターに関するオブジェクト モデルの変更点

クラス

プロパティとメソッド

コメント/説明

Application

Boolean FilterClear メソッド

現在のビューに設定されているフィルターを削除します。

Application

Boolean FilterNew メソッド

[フィルターの定義] ダイアログ ボックスを表示します。ユーザーはこのダイアログ ボックスで、タスクベースのビューのフィルター、リソースベースのビューのフィルター、または既定のビューのフィルターを作成できます。

Application

Boolean FilterShowSummaryRows メソッド

関連するサマリー行の表示/非表示を切り替えます。

Application

Boolean FindEx メソッド

指定のフィールドまたは使用可能なすべてのフィールドで、フィルターされていない値を検索します。値が見つかった場合は True を返します。

Application

Boolean GroupClear メソッド

現在のグループをビューから削除します。

Application

Boolean GroupMaintainHierarchy メソッド

グループが適用されているタスク ビューまたはリソース ビューで項目の階層構造の表示/非表示を切り替えます。

Application

Boolean GroupNew メソッド

[グループ定義] ダイアログ ボックスを表示します。

Application

Boolean SetAutoFilter メソッド

シート ビューで指定のフィールドに対するオートフィルターの抽出条件を設定します。

Cell

プロパティ: Assignment As Assignment

セルに関連付けられている割り当てを取得します。

Group2

該当なし

新しいクラス。グループの階層構造を維持できるグループ定義を表します。Group2 オブジェクトは、Groups2 コレクション、ResourceGroups2 コレクション、または TaskGroups2 コレクションのメンバーです。

Group2

Delete メソッド

Groups2 コレクションから Group2 オブジェクトを削除します。

Group2

プロパティ: GroupAssignments as Boolean

割り当てがタスクやリソースではなくグループ化されている場合は True。

Group2

プロパティ: GroupCriteria as GroupCriteria2

グループ定義内のフィールドを表す GroupCriteria2 コレクションを取得または設定します。

Group2

プロパティ: Index As Long

ResourceGroups2 コレクションまたは TaskGroups2 コレクション内でのインデックスを取得します。

Group2

プロパティ: MaintainHierarchy As Boolean

グループ ビューで階層構造が維持されているかどうかを示す値を取得または設定します。

Group2

プロパティ: Name As String

Group2 オブジェクトの名前を取得または設定します。

Group2

プロパティ: ShowSummary As Boolean

グループごとに構成されたタスク ビューにサマリー タスクが表示されている場合は True、それ以外の場合は False です。

Groups2

該当なし

新しいクラス。グループの階層構造を維持できる Group2 オブジェクトのコレクションを表します。

Groups2

Group2 Add メソッド

Groups2 コレクションに Group2 オブジェクトを追加します。

Groups2

Group2 Copy メソッド

Groups2 コレクションにグループ定義のコピーを作成します。

Groups2

プロパティ: Count As Long

コレクション内の Group2 オブジェクトの数を取得します。

Groups2

プロパティ: Item As Group2

コレクションから Group2 オブジェクトを取得します。

GroupCriterion2

該当なし

新しいクラス。グループの階層構造を維持でき、セル色に 16 進数値を使用できるグループ定義の条件を表します。

GroupCriterion2

Delete メソッド

GroupCriteria2 コレクションから GroupCriterion2 オブジェクトを削除します。

GroupCriterion2

プロパティ: Ascending As Boolean

条件に使用されるフィールドが昇順で整列されている場合は True。

GroupCriterion2

プロパティ: Assignment As Boolean

配分状況ビューでグループ化するときに、[グループ化のユーザー設定] ダイアログ ボックスに従って割り当てをグループ化する場合は True。読み取り/書き込み可能な Boolean 型のプロパティ。

GroupCriterion2

プロパティ: CellColor As PjColor

条件として使用されているフィールドのセルの背景色を取得または設定します。

GroupCriterion2

プロパティ: CellColorEx As Long

セルの背景色を取得または設定します。色は 16 進数値で指定できます。

GroupCriterion2

プロパティ: FieldName As String

グループ化するフィールドの名前を取得または設定します。

GroupCriterion2

プロパティ: FieldName As String

グループ化するフィールドの名前を取得または設定します。

GroupCriterion2

プロパティ: FieldName As String

グループ化するフィールドの名前を取得または設定します。

GroupCriterion2

プロパティ: FieldName As String

グループ化するフィールドの名前を取得または設定します。

GroupCriterion2

プロパティ: Index As Long

GroupCriteria2 コレクションでのインデックスを取得します。

GroupCriteria2

該当なし

新しいクラス。グループの階層構造を維持でき、セル色に 16 進数値を使用できる GroupCriterion2 オブジェクトのコレクションを含みます。

GroupCriteria2

GroupCriterion2 Add メソッド

コレクションに GroupCriterion2 オブジェクトを追加します。

GroupCriteria2

GroupCriterion2 AddEx メソッド

コレクションに GroupCriterion2 オブジェクトを追加します。CellColor には 16 進数値を使用できます。

GroupCriteria2

プロパティ: Count As Long

コレクション内の GroupCriterion2 オブジェクトの数を取得します。

GroupCriteria2

プロパティ: Item As GroupCriterion2

コレクションから GroupCriterion2 オブジェクトを取得します。

Project

プロパティ: ResourceGroups2 As ResourceGroups2

Group2 オブジェクトに基づくすべてのリソース グループを表す ResourceGroups2 コレクションを取得します。

Project

プロパティ: TaskGroups2 As TaskGroups2

Group2 オブジェクトに基づくすべてのリソース グループを表す TaskGroups2 コレクションを取得します。

ResourceGroups2

該当なし

新しいクラス。グループの階層構造を維持できる、リソースベースのすべてのグループ定義を表します。

ResourceGroups2

Group2 Add メソッド

ResourceGroups2 コレクションに Group2 オブジェクトを追加します。

ResourceGroups2

Group2 Copy メソッド

ResourceGroups2 コレクションにグループ定義のコピーを作成します。

ResourceGroups2

プロパティ: Count As Long

ResourceGroups2 コレクション内の Group2 オブジェクトの数を取得します。

ResourceGroups2

プロパティ: Item As Group2

ResourceGroups2 コレクションから Group2 オブジェクトを取得します。

TaskGroups2

該当なし

新しいクラス。グループの階層構造を維持できる、タスクベースのすべてのグループ定義を表します。

TaskGroups2

Group2 Add メソッド

TaskGroups2 コレクションに Group2 オブジェクトを追加します。

TaskGroups2

Group2 Copy メソッド

TaskGroups2 コレクションにグループ定義のコピーを作成します。

TaskGroups2

プロパティ: Count As Long

TaskGroups2 コレクション内の Group2 オブジェクトの数を取得します。

TaskGroups2

プロパティ: Item As Group2

TaskGroups2 コレクションから Group2 オブジェクトを取得します。

スタイル

表 4. スタイルおよびユーザー インターフェイス要素に関するオブジェクト モデルの変更点

クラス

プロパティとメソッド

コメント/説明

Application

Boolean BoxCellEditEx メソッド

ネットワーク ダイアグラム ビュー (PERT チャート) のデータ テンプレートの個別のセルのプロパティを設定します。フォント色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean BoxFormatEx メソッド

ネットワーク ダイアグラム ビューの個別のボックスの書式を設定します。色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean BoxLayoutEx メソッド

アクティブなネットワーク ダイアグラム ビューのボックスのレイアウトを指定します。背景色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean BoxLinksEx メソッド

アクティブなネットワーク ダイアグラム ビューのリンク線の外観を指定します。色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean BoxStylesEditEx メソッド

ネットワーク ダイアグラム ビューのボックスのスタイルを設定します。色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean CalendarBarStylesEditEx メソッド

カレンダー ビューの指定の種類のバーのスタイルを変更します。色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean CalendarDateBoxesEx メソッド

カレンダー ビューの日付ボックスの上辺と下辺をカスタマイズします。色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean CalendarDateShadingEditEx メソッド

カレンダー ビューの日付ボックスの背景色とパターンを変更します。色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean ChangeColumnDataType メソッド

テーブルのローカル ユーザー設定フィールドのデータ型を変更します。

Application

Boolean EditTPStyle メソッド

チーム プランナー ビューの異なる種類のタスクに対し、ボックスおよび罫線の色を編集します。

Application

Boolean Font32Ex メソッド

アクティブ セルのテキストのフォントを設定します。テキストの色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean FontStrikethrough メソッド

選択されたテキストに対し、取り消し線の書式設定を適用または削除します。

Application

Boolean GanttBarEditEx メソッド

ガント バーのスタイルを変更または作成します。色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean GanttBarFormatEx メソッド

ガント バーの書式設定を既定のスタイルから変更します。色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean GanttBarStyleBaseline メソッド

アクティブなビューのガント バーの指定の基準の表示/非表示を切り替えます。

Application

Boolean GanttBarStyleCritical メソッド

アクティブなガント チャートでクリティカル タスクのスタイルの表示/非表示を切り替えます。

Application

Boolean GanttBarStyleLate メソッド

アクティブなガント チャートで遅れているタスクのスタイルの表示/非表示を切り替えます。

Application

Boolean GanttBarStyleSlack メソッド

アクティブなガント チャートのタスクの余裕期間のスタイルの表示/非表示を切り替えます。

Application

Boolean GanttBarStyleSlippage メソッド

アクティブなビューのガント バーで指定の基準の遅延の表示/非表示を切り替えます。

Application

Boolean GridlinesEditEx メソッド

目盛線を編集します。色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean ResetTPStyle メソッド

指定のチーム プランナーのスタイルを既定値にリセットします。

Application

Boolean ResourceGraphBarStylesEx メソッド

リソース グラフ ビューのバーのスタイルを設定します。色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean SegmentBorderColor メソッド

チーム プランナー ビューの選択したタスクの割り当てセグメントの罫線の色を設定します。

Application

Boolean SegmentFillColor メソッド

チーム プランナー ビューの選択したタスクの割り当てセグメントの塗りつぶしの色を設定します。

Application

Boolean TextStyles32Ex メソッド

アクティブなビューのタスクおよびリソースのテキストのスタイルを設定します。色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean WrapText メソッド

Cell

プロパティ: CellColorEx As Long

セルの背景色の RGB 値を取得または設定します。

Cell

プロパティ: FontColorEx As Long

フォントの色の 16 進数 (RGB) 値を取得または設定します。

Project

プロパティ: FollowedHyperlinkColorEx As Long

表示済みのハイパーリンクの色の 16 進数値を取得または設定します。

Project

プロパティ: HyperlinkColorEx As Long

ハイパーリンクの色の 16 進数値を取得または設定します。

Project

SetCustomUI メソッド

プロジェクトのカスタム リボン ユーザー インターフェイスの内部 XML 値を設定します。

ビュー

表 5. ビューに関するオブジェクト モデルの変更点

クラス

プロパティとメソッド

コメント/説明

Application

Boolean AddNewColumn メソッド

列を追加できるビューで、指定の位置に新しい列を追加します。

Application

Boolean DetailsPaneToggle メソッド

選択した項目の [タスクの詳細] または [リソースの詳細] ウィンドウの表示/非表示を切り替えます。

Application

Boolean DetailStylesFormatEx メソッド

リソース配分状況ビューまたはタスク配分状況ビューのタイムスケール データ フィールドの書式を設定します。色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean FilePageSetupCalendarTextEx メソッド

印刷用にカレンダー ビューのテキストの書式を設定します。テキストの色は 16 進数値で指定できます。

Application

Boolean FilePageSetupLegendEx メソッド

タスク データのビューの印刷用に凡例を作成します。色は 16 進数値で指定できます。

Application

プロパティ: PanZoomFinish as Variant

パンまたはズーム操作後のガント チャート ビューの終了日を取得または設定します。

Application

Boolean PanZoomPanTo メソッド

アクティブなビューで、指定の開始日までガント チャートをパンします。

Application

プロパティ: PanZoomStart As Variant

パンまたはズーム操作後のガント チャート ビューの開始日を取得または設定します。

Application

Boolean PanZoomZoomTo メソッド

アクティブなビューのガント チャートの時間の範囲を拡大または縮小します。

Application

Boolean ShowAddNewColumn メソッド

作業中のシート ビューの右側の [新しい列の追加] 列の表示/非表示を切り替えます。

Application

Boolean TableCopy メソッド

アクティブなテーブルのコピーを作成し、[テーブル] ドロップダウン メニューに追加して、ビューでこの新しいテーブルを使用するように設定します。

Application

Boolean TableEditEx メソッド

テキストを折り返して表示でき、[新しい列の追加] 機能を持つことのできるテーブルを作成、編集、またはコピーします。

Application

Boolean TableReset メソッド

アクティブなテーブルを既定のテーブル定義にリセットします。

Application

Boolean TaskOnTimeline メソッド

[タイムライン] ウィンドウまたは指定のユーザー設定タイムラインのタスクを管理します。

Application

Boolean TimelineFormat メソッド

タイムライン ビューの書式を設定し、タイムライン タスクのテキスト行の数、および詳細の表示/非表示を指定します。

Application

Boolean TimelineGotoSelectedTask メソッド

タイムライン ビューでタスクを選択したときに、メイン ビューで同じタスクを選択します。

Application

Boolean TimelineInsertTask メソッド

タイムライン ビューを選択したときに、[タスク情報] ダイアログ ボックスを表示し、新しいタスクをプロジェクトに挿入して、タイムライン ビューにそのタスクを追加します。

Application

Boolean TimelineShowHide メソッド

タイムライン ビューで指定の機能の表示/非表示を切り替えます。

Application

Boolean TimelineTextOnBar メソッド

1 つまたは複数の選択したタスクについて、テキストを吹き出しまたはタイムライン バー内に表示するように書式を変更します。

Application

Boolean TimelineViewToggle メソッド

タイムライン ビューの表示/非表示を切り替えます。

Application

プロパティ: TimescaleFinish as Variant

現在のビューのタイムスケールが終了する日付と時刻を取得または設定します。

Application

Boolean TimescaleNonWorkingEx メソッド

非稼働日の書式を設定します。色は 16 進数値で指定できます。

Application

プロパティ: TimescaleStart as Variant

現在のビューのタイムスケールが開始する日付を取得または設定します。

Application

Boolean ToggleResourceDetails メソッド

分割ビューの下部のウィンドウでリソース フォームの表示と非表示を切り替えます。

Application

Boolean ToggleTaskDetails メソッド

分割ビューの下部のウィンドウでタスク フォームの表示と非表示を切り替えます。

Application

Boolean ToggleTPAutoExpand メソッド

リソースの同じ期間内に複数の割り当てがある場合に、チーム プランナー ビューのリソース行を展開または縮小します。

Application

Boolean ToggleTPResourceExpand メソッド

リソースの同じ期間内に複数の割り当てがある場合に、チーム プランナー ビューの指定のリソース行を展開または縮小します。

Application

Boolean ToggleTPUnassigned メソッド

チーム プランナー ビューの [未割り当てタスク] セクションの表示/非表示を切り替えます。

Application

Boolean ToggleTPUnscheduled メソッド

チーム プランナー ビューの [スケジュールが設定されていないタスク] 列の表示/非表示を切り替えます。

Application

Boolean UsageViewEntryEx メソッド

タスク配分状況ビューまたはリソース配分状況ビューの [詳細] ウィンドウおよびオプション メニューにフィールドを追加し、詳細行を区別しやすくなるようにスタイルを書式設定します。

Application

Boolean ViewApplyEx メソッド

アクティブ ウィンドウにビューを適用します。変更には組み込みのビューを使用でき、分割ビューの特定の枠に適用できます。

Application

Boolean ViewCopy メソッド

現在のビューをコピーします。

Application

Boolean ViewReset メソッド

現在のビューをグローバル ビュー定義にリセットします。

Application

Boolean ViewsEx メソッド

選択した現在のビューの指定のウィンドウで [その他のビュー] ダイアログ ボックスを表示します。ユーザーはこのダイアログ ボックスでビューを管理します。

Project

SetCustomUI メソッド

プロジェクトのカスタム リボン ユーザー インターフェイスの内部 XML 値を設定します。

編集

表 6. 編集に関するオブジェクト モデルの変更点

クラス

プロパティとメソッド

コメント/説明

Application

Boolean ReplaceEx メソッド

指定したフィールドまたは使用可能なすべてのフィールドで、フィルターを適用していない値を検索し、指定した値と置換します。置換された場合は True を返します。

Application

Boolean SelectToEnd メソッド

チーム プランナー ビューで選択された割り当てについて、そのリソースの割り当ての最初から最後までを選択します。

Application

Boolean SelectTPLineHeight メソッド

チーム プランナー ビューの割り当て行について、テキスト行の数を設定します。

Application

Boolean SelectTPTask メソッド

チーム プランナー ビューの指定のタスクを選択します。

Application

Boolean SetTPField メソッド

チーム プランナー ビューの 1 つまたは複数のタスクの "達成率" フィールドの値を設定します。

プロジェクトの比較

表 7. プロジェクトの比較に関するオブジェクト モデルの変更点

クラス

プロパティとメソッド

コメント/説明

Application

Boolean CloseComparison メソッド

プロジェクトのバージョン比較レポートを閉じます。

Application

プロパティ: CompareProjectsCurrentVersionName As String

プロジェクトのバージョンの比較でプロジェクトの現在のバージョンの名前を取得または設定します。

Application

Boolean CompareProjectsLegendToggle メソッド

プロジェクトのバージョン比較レポートで凡例の表示/非表示を切り替えます。

Application

プロパティ: CompareProjectsPreviousVersionName As String

プロジェクトのバージョンの比較でプロジェクトの前のバージョンの名前を取得または設定します。

Application

Boolean CompareProjectVersions メソッド

プロジェクトの 2 つのバージョンを比較する [プロジェクトのバージョン比較] ダイアログ ボックスを表示します。

Application

Boolean CreateComparisonReport メソッド

プロジェクトの 2 つのバージョンの比較レポートを作成します。

Application

Boolean GoToItemInVersions メソッド

プロジェクトのバージョン比較レポートで選択された項目について、各バージョンでその項目を強調表示します。

Application

Boolean ResourceComparison メソッド

プロジェクトの比較レポートで、3 つのプロジェクト計画すべてのリソース シート ビューを表示し、リソースを比較します。

Application

Boolean TaskComparison メソッド

プロジェクトの比較レポートで、3 つのプロジェクト計画すべてのガント チャート ビューを表示し、タスクを比較します。

データ I/O

表 8. データ I/O のオブジェクト モデルの変更点

クラス

プロパティとメソッド

コメント/説明

Application

Boolean DocumentExport メソッド

アクティブなプロジェクトを PDF または XPS 形式のドキュメントとしてエクスポートします。

Application

Boolean ManageSiteColumns メソッド

[データ フィールドの編集] ダイアログ ボックスを表示します。このダイアログ ボックスでは、ローカル プロジェクトの組み込みのフィールドおよびユーザー設定フィールドを、SharePoint のタスク リストの指定の列と同期できます。

Application

Boolean OpenFromSharePoint メソッド

SharePoint のタスク リストからプロジェクトを開きます。

Application

Boolean OpenServerPage メソッド

Project Server から指定のページを開きます。

Application

Boolean ShareProjectOnline メソッド

アクティブなプロジェクトを SharePoint サイトに保存します。

Application

Boolean SynchronizeWithSite メソッド

ローカル プロジェクトを SharePoint サイトのタスク リストと同期します。

Application

Boolean TaskDeliverableCreate メソッド

選択したタスクの成果物を作成または削除します。

Application

Boolean TaskDeliverableSync メソッド

アクティブなプロジェクトの選択されたタスクの成果物を、Project Web App で加えられた変更と同期します。

Application

Boolean TaskDependencySync メソッド

アクティブなプロジェクトのタスクの依存関係を、その他のプロジェクトからの成果物の変更と同期します。

Application

Boolean TimelineExport メソッド

アクティブなタイムライン ビューのイメージをクリップボードにコピーし、他のアプリケーションに貼り付けられるようにします。

Project

ExportAsFixedFormat メソッド

ユーザー設定の形式を使用して、アクティブなプロジェクトを PDF または XPS ドキュメントとしてエクスポートします。

その他の設定

表 9. その他の設定に関するオブジェクト モデルの変更点

クラス

プロパティとメソッド

コメント/説明

Application

Boolean AutoSaveToGlobal メソッド

新しいビュー、フィールド テンプレート、フィルター、およびグループをグローバル テンプレート (Global.mpt) に自動で追加するかどうかを示します。

Application

プロパティ: Build As String

Microsoft Project のバージョンおよびビルド番号を取得します。

Application

Boolean CleanupProjectfromCache メソッド

指定のプロジェクト ファイルをローカル キャッシュから削除します。

Application

Boolean OptionsEditEx メソッド

Project 2010 のオプションを設定します。色は 16 進数値で指定できます。または、[Project のオプション] ダイアログ ボックスを開きます。

Application

Boolean OptionsSecurityTab メソッド

Project 2010 の [セキュリティ センター] ダイアログ ボックスの指定のタブを表示します。

Application

Boolean ShareProjectOnline メソッド

Backstage ビューの [Project Online で共有] セクションのプロジェクト共有に関する情報の URL を開きます。

Project 2010 の新しい列挙型

表 10 に、新しい列挙型およびメンバー定数を示します。定数の値を確認するには、VBA オブジェクト ブラウザーで目的の列挙型を参照してください。VBA ヘルプには定数の値と定義が含まれています。

表 10. Project 2010 の新しい列挙型と定数

列挙

定数

使用される場所/コメント

PjAssignmentReplanAction

pjConstrainToMaxUnitsByDecreasingWork,
pjConstrainToMaxUnitsByIncreasingDuration

Assignment.Replan

新しい列挙型。割り当ての再計画処理を示します。

PjAutoFilterType

pjAutoFilter1DayOrLess,
pjAutoFilter1WeekOrLonger,
pjAutoFilter40HoursOrMore,
pjAutoFilter8HoursOrLess,
pjAutoFilterBetween,
pjAutoFilterBetween1DayAnd1Week,
pjAutoFilterBetween8And40Hours,
pjAutoFilterClear,
pjAutoFilterComplete,
pjAutoFilterContains,
pjAutoFilterCustom,
pjAutoFilterEndsWith,
pjAutoFilterEquals,
pjAutoFilterFlagNo,
pjAutoFilterFlagYes,
pjAutoFilterGreaterThan,
pjAutoFilterGreaterThan0Cost,
pjAutoFilterIn,
pjAutoFilterInProgress,
pjAutoFilterLastMonth,
pjAutoFilterLastQuarter,
pjAutoFilterLastWeek,
pjAutoFilterLastYear,
pjAutoFilterLessThan,
pjAutoFilterNextMonth,
pjAutoFilterNextQuarter,
pjAutoFilterNextWeek,
pjAutoFilterNextYear,
pjAutoFilterNoDate,
pjAutoFilterNoDuration,
pjAutoFilterNotContains,
pjAutoFilterNotEquals,
pjAutoFilterNotStarted,
pjAutoFilterNoWork,
pjAutoFilterPhonetic0,
pjAutoFilterPhonetic1,
pjAutoFilterPhonetic10,
pjAutoFilterPhonetic2,
pjAutoFilterPhonetic3,
pjAutoFilterPhonetic4,
pjAutoFilterPhonetic5,
pjAutoFilterPhonetic6,
pjAutoFilterPhonetic7,
pjAutoFilterPhonetic8,
pjAutoFilterPhonetic9,
pjAutoFilterThisMonth,
pjAutoFilterThisQuarter,
pjAutoFilterThisWeek,
pjAutoFilterThisYear,
pjAutoFilterToday,
pjAutoFilterTomorrow,
pjAutoFilterWithin1And25Percent,
pjAutoFilterWithin26And50Percent,
pjAutoFilterWithin51And75Percent,
pjAutoFilterWithin76And100Percent,
pjAutoFilterYearToDate,
pjAutoFilterYesterday

Application.SetAutoFilter

新しい列挙型。自動フィルターの設定方法を示します。

PjCompareVersionColumns

pjCompareVersionColumnsDataAndDifferences,
pjCompareVersionColumnsDataOnly,
pjCompareVersionColumnsDifferencesOnly

CreateComparisonReport

新しい列挙型。プロジェクトのバージョンのビューの比較方法を示します。

PjCompareVersionItems

pjCompareVersionItemsAllDifferences,
pjCompareVersionItemsAllItems,
pjCompareVersionItemsChangedItems,
pjCompareVersionItemsCommonItems,
pjCompareVersionItemsUnchangedItems,
pjCompareVersionItemsUniqueItemsOfVersion1,
pjCompareVersionItemsUniqueItemsOfVersion2

CreateComparisonReport

新しい列挙型。2 つのプロジェクト バージョンを比較するときの、項目の比較方法を示します。

PjDocExportType

pjPDF,
pjXPS

DocumentExport

新しい列挙型。ドキュメントのエクスポートの種類を示します。

PjField

pjTaskActive,
pjTaskAssignmentPeakUnits,
pjTaskBaseline10DurationText,
pjTaskBaseline10FinishText,
pjTaskBaseline10StartText,
pjTaskBaseline1DurationText,
pjTaskBaseline1FinishText,
pjTaskBaseline1StartText,
pjTaskBaseline2DurationText,
pjTaskBaseline2FinishText,
pjTaskBaseline2StartText,
pjTaskBaseline3DurationText,
pjTaskBaseline3FinishText,
pjTaskBaseline3StartText,
pjTaskBaseline4DurationText,
pjTaskBaseline4FinishText,
pjTaskBaseline4StartText,
pjTaskBaseline5DurationText,
pjTaskBaseline5FinishText,
pjTaskBaseline5StartText,
pjTaskBaseline6DurationText,
pjTaskBaseline6FinishText,
pjTaskBaseline6StartText,
pjTaskBaseline7DurationText,
pjTaskBaseline7FinishText,
pjTaskBaseline7StartText,
pjTaskBaseline8DurationText,
pjTaskBaseline8FinishText,
pjTaskBaseline8StartText,
pjTaskBaseline9DurationText,
pjTaskBaseline9FinishText,
pjTaskBaseline9StartText,
pjTaskBaselineDurationText,
pjTaskBaselineFinishText,
pjTaskBaselineStartText,
pjTaskDuration,
pjTaskDurationText,
pjTaskFinish,
pjTaskFinishText,
pjTaskIgnoreWarnings,
pjTaskIsDurationValid,
pjTaskIsFinishValid,
pjTaskIsStartValid,
pjTaskManual,
pjTaskPlaceholder,
pjTaskScheduledDuration,
pjTaskScheduledFinish,
pjTaskScheduledStart,
pjTaskStart,
pjTaskStartText,
pjTaskWarning

PjField 列挙型を使用するプロパティ、メソッド、およびイベントは多数あります。たとえば、GetField メソッド、SetField メソッド、FieldConstantToFieldName メソッド、および FieldNameToFieldConstant メソッドを参照してください。

リソースまたはタスク フィールドを示します。pjTaskStartText など、新しい pjTask*Text フィールドを含みます。これらのフィールドは、自動スケジュールと手動スケジュールの両方のタスクの日付のデータの取得に使用されます。

PjFieldTypes

pjCostField,
pjDateField,
pjDurationField,
pjFinishField,
pjFlagField,
pjNumberField,
pjStartField,
pjTextField

ChangeColumnDataType

新しい列挙型。ユーザー設定フィールドの種類を示します。

PjFileFormat

pjMPP12,
pjMPP9,
pjXLSB,
pjXLSX

FileSaveAs

ファイル形式を示します。

PjFilterViewType

pjFilterViewTypeResource,
pjFilterViewTypeTask,
pjFilterViewTypeUseView

FilterNew

新しい列挙型。ビューのフィルターの種類を示します。

PjLevelSelectedOption

pjResolveForResource,
pjResolveForSelectedResources,
pjResolveNextAvailableTime,
pjResolveSelectedTasks

LevelSelected

新しい列挙型。平準化のオプションを示します。

PjNewTasksStartOnDate

pjCurrentDate,
pjNoDate,
pjProjectDate

NewTasksStartOn

新しい列挙型。新しいタスクが開始する日付の種類を示します。

PjOptionsSecurityTab

pjOptionsSecurityTabAddins,
pjOptionsSecurityTabLegacy,
pjOptionsSecurityTabMacro,
pjOptionsSecurityTabPrivacy,
pjOptionsSecurityTabProjectServer,
pjOptionsSecurityTabPublishers

OptionsSecurityTab

新しい列挙型。[セキュリティ センター] ダイアログ ボックスで使用できる設定のタブを示します。

PjOverallocationType

pjOverallocationTypeAboveMaxUnits,
pjOverallocationTypeNone,
pjOverallocationTypeWorkingInNonWorkingTime,
pjOverallocationTypeWorkingOnOtherTasks

OverAllocatedAssignments

新しい列挙型。リソースの割り当て超過の種類を示します。

PjPasteSpecialType

pjHTMLData,
pjUnformattedHTMLData

EditPasteSpecial

貼り付けまたはリンクするオブジェクトの種類を示します。

PjServerPage

pjServerPageApprovals,
pjServerPageDocuments,
pjServerPageIssues,
pjServerPagePermissions,
pjServerPagePortfolioAnalyzer,
pjServerPageProjectCenter,
pjServerPageProjectDetails,
pjServerPageResourceCenter,
pjServerPageRisks,
pjServerPageStatusReports,
pjServerPageWorkspace

OpenServerPage

新しい列挙型。Project Server またはプロジェクト サイトで表示するページを示します。

PjServerVersionInfo

pjServerVersionInfo_P14,
pjServerVersionInfo_P12,
pjServerVersionInfo_P11

GetProjectServerVersion

Project Server のバージョンのデータを書式設定する方法を示します。

PjTaskWarnings

pjTaskWarningResourceOverallocated,
pjTaskWarningShadowDateDifferent,
pjTaskWarningShadowFinishesEarlierDueToLink,
pjTaskWarningShadowFinishesLaterDueToLink,
pjTaskWarningShadowIncorrectByConstraintOnly,
pjTaskWarningShadowIncorrectByLevelingDelayOnly,
pjTaskWarningSubTaskFinishingAfterParentFinish,
pjTaskWarningTaskFinishingInNonWorkingTime,
pjTaskWarningSubTaskStartingAfterParentStart,
pjTaskWarningSubTaskStartingBeforeParentStart,
pjTaskWarningTaskStartingInNonWorkingTime,
pjTaskWarningSummaryInconsistentFinish,
pjTaskWarningSummaryInconsistent

StartDriver.Warnings

新しい列挙型。タスクまたは割り当ての警告を示します。

PjTeamPlannerStyle

pjTaskWarningResourceBeyondMaxUnit,
pjTPActualWork,
pjTPLateTask,
pjTPManualTask,
pjTPScheduledWork,
pjTPSRA

EditTPStyle および ResetTPStyle

新しい列挙型。編集するチーム プランナー スタイルを示します。

PjTimelineInsertTaskType

pjTimelineInsertCalloutTask,
pjTimelineInsertMilestone,
pjTimelineInsertTask

TimelineInsertTask

新しい列挙型。タイムライン ビューに挿入するタスクの種類を示します。

PjTimelineShowHide

pjTimelineShowHidePanZoom,
pjTimelineShowHideTaskDates,
pjTimelineShowHideTaskOverlaps,
pjTimelineShowHideTimescale,
pjTimelineShowHideToday

TimelineShowHide

新しい列挙型。Project 2010 のタイムラインの要素の表示/非表示を切り替えます。

PjViewScreen

pjResourceScheduling,
pjTimeline

ViewsSingle.Add

ビューの画面の種類を示します。

PjViewType

pjViewBarRollup,
pjViewCalendar,
pjViewDescriptiveNetworkDiagram,
pjViewDetailGantt,
pjViewGantt,
pjViewGanttWithTimeline,
pjViewLevelingGantt,
pjViewMilestoneDateRollup,
pjViewMilestoneRollup,
pjViewMultipleBaselinesGantt,
pjViewNetworkDiagram,
pjViewRelationshipDiagram,
pjViewResourceAllocation,
pjViewResourceForm,
pjViewResourceGraph,
pjViewResourceNameForm,
pjViewResourceSchedulingView,
pjViewResourceSheet,
pjViewResourceUsage,
pjViewTaskDetailsForm,
pjViewTaskEntry,
pjViewTaskForm,
pjViewTaskNameForm,
pjViewTaskSheet,
pjViewTaskUsage,
pjViewTimeline,
pjViewTrackingGantt,
pjViewUndefined

ViewApplyEx

新しい列挙型。Project 2010 のビューを示します。

PjVisualReportsDataLevel

pjLevelAutomatic ,
pjLevelDays,
pjLevelMonths,
pjLevelQuarters,
pjLevelWeeks,
pjLevelYears

VisualReportsEdit、VisualReportsNewTemplate、VisualReportsSaveCube、VisualReportsSaveCube、および VisualReportsView メソッド

ビジュアル レポートで使用するデータの時間のレベルを示します。

関連項目

参照

データ型の概要 (英語)

概念

VBA オブジェクト モデルの変更点

その他のリソース

Project クライアント プログラミング

Types Reference Tables

Office Talk: Working with VBA in the 32-bit and 64-bit Versions of Office 2010

利用可能なフィールド