VBA オブジェクト モデルの変更点の一覧表
適用対象: Office 2010 | Project 2010 | Project Server 2010 | SharePoint Server 2010
この記事の内容
型の比較
Project 2010 でのオブジェクト モデルの変更点
Project 2010 の新しい列挙型
Microsoft Project Standard 2010 および Microsoft Project Professional 2010 の Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) オブジェクト モデルには、Project 2010 の新機能をサポートする新しいクラス、メソッド、プロパティ、および列挙型が含まれています。Project オブジェクト モデルの変更点および主な新機能の概要については、「Project クライアント プログラミング」を参照してください。
以下のセクションは、Project 2010 オブジェクト モデルを使用してオートメーション ソリューションを開発または更新する場合に役立ちます。詳細については、Project 2010 の VBA ヘルプで、各オブジェクトまたはメンバーについての情報を参照してください。
型の比較 表 1 は、Microsoft Visual Studio Tools for Office を使用した開発時に役立つ、VBA、Microsoft .NET Framework、およびマネージ コードの型の比較です。
Project 2010 でのオブジェクト モデルの変更点 表 2 ~ 9 は、MSProject のサブクラスの新しいオブジェクトおよびメンバーの一覧を、機能のグループごとにまとめたものです。
注意
機能のグループごとに分類したこれらの表では、おおまかな関連性のあるメソッドおよびプロパティを示します。メンバーの機能は別のグループと重複する場合もあります。
スケジュール 手動スケジュールのタスク、非アクティブのタスク、タスク検査、およびタスク、リソース、割り当てオブジェクトの新しいプロパティ
グループ化、並べ替え、およびフィルター シートのビューのグループ化および関連する操作
スタイル バー、グリッド、セル、およびユーザー インターフェイスのカスタマイズ
ビュー ビューの操作、列の追加、テーブルの変更
編集 置換、設定、選択などの操作
プロジェクトの比較 プロジェクトのバージョン比較の新機能に関する操作
データ I/O 発行、インポートとエクスポート、SharePoint との相互運用性
その他の設定 その他の一般的なオプションと設定
Project 2010 の新しい列挙型 表 10 は、Project 2010 の新しい列挙型と新しいメンバー定数、およびそれらを使用するクラス メンバーの一覧です。
オブジェクト モデルの詳細なリファレンスは、VBA ヘルプ リファレンスの中にあり、オブジェクトごとの新しいメンバーのアルファベット順の一覧が含まれています。VBA ヘルプには、説明、注意事項、およびサンプルが記載されています。Project 2010 SDK には VBA ヘルプ リファレンスは含まれていません。VBA ヘルプにアクセスするには、Project で Visual Basic Editor (VBE) を開き、[ヘルプ] アイコンをクリックするか、F1 キーを押します。VBA ヘルプ ファイルは Microsoft Help 2.0 形式の WINPROJ.DEV.HXS ファイルで、[Program Files]\Microsoft Office\Office14\[LCID] ディレクトリ (LCID はロケール ID) にあります。たとえば、Project の英語版の VBA ヘルプは [Program Files]\Microsoft Office\Office14\1033\WINPROJ.DEV.HXS にあります。
注意
32 ビット版の Project 2010 が 64 ビット版の Windows オペレーティング システムにインストールされている場合、WINPROJ.DEV.HXS ファイルは C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office14\1033 にあります。
Office Online および MSDN ライブラリでも、すべての Office 2010 クライアント アプリケーションの VBA ヘルプを参照できます。VBE での作業中に、更新されたヘルプ トピックにアクセスするには、Project のヘルプ ウィンドウの右下隅にある [接続状態] メニューをクリックし、[Office Online のコンテンツを表示] をクリックします。Office.com 上の Project 2010 のフィールド リファレンスについては、「利用可能なフィールド」を参照してください。
型の比較
表 1 は、Project オブジェクト モデルによる開発時に使用する可能性が高いデータ型のみを示しています。ビルトイン型の一覧については、Microsoft Visual C# の「Types Reference Tables」、Visual Basic の「データ型の概要 (英語)」、および Visual Studio ヘルプのリファレンスを参照してください。
表 1. 型の比較
VBA の型 |
.NET Framework の |
Visual C# のエイリアス |
Visual Basic のエイリアス |
---|---|---|---|
Byte |
System.Byte |
byte |
Byte |
Integer |
System.Int16 |
short |
Short |
Long |
System.Int32 |
int |
Integer |
LongLong 64 ビット アプリケーションでのみ使用可能。 |
System.Int64 |
long |
Long |
LongPtr VBA エイリアス。32 ビットおよび 64 ビット アプリケーションで使用可能。 |
32 ビットの場合: System.Int32 64 ビットの場合: System.Int64 |
32 ビットの場合: int 64 ビットの場合: long |
32 ビットの場合: Integer 64 ビットの場合: Long |
Boolean |
System.Boolean |
Boolean |
Boolean |
Single |
System.Single |
float |
Single |
Double |
System.Double |
double |
Double |
String |
System.String |
string |
String |
Variant (日付) |
System.DateTime |
DateTime |
Date |
Variant または Object |
System.Object |
object |
Object |
Declare ステートメントでアクセスできるユーザー定義型を作成するには、ポインターおよびハンドルを Long から LongPtr に変更し、Declare ステートメントで PtrSafe と指定します。Microsoft Office 2010 アプリケーションは Visual Basic for Applications 7.0 を使用するため、#if VBA7 コンパイラを使用して、Microsoft Office 2010 アプリケーションと Microsoft Office 2007 以前のバージョンを識別できます。たとえば、外部関数のポインターを表す次のコードは、64 ビットの Office 2010 アプリケーション、32 ビットの Microsoft Office 2007 アプリケーション、およびそれ以前のバージョンで使用できます。
#if VBA7 Then
Declare PtrSafe Function MyFunction Lib "my32BitLib.dll" (_
ByVal Key As LongPtr, ByVal SubKey As String, NewKey As LongPtr) _
As Long
#else
Declare Function MyFunction Lib "my32BitLib.dll" (_
ByVal Key As Long, ByVal SubKey As String, NewKey As Long) _
As Long
#endif
32 ビット アプリケーションと 64 ビット アプリケーションを識別できるコードには、#if Win64 コンパイラ定数を使用します。次の例は、32 ビットの Project 2010、64 ビットの Project 2010、および Office Project 2007 で実行できます。
Option Explicit
#If Win64 Then
Private Declare PtrSafe Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal dwMilliseconds As LongLong)
#Else
Private Declare Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal dwMilliseconds As Long)
#End If
Sub SleepSome(time As Long)
Dim edition As String
Dim version As String
If (Application.edition = 0) Then
edition = "Standard"
Else
edition = "Professional"
End If
version = Application.version
#If Win64 Then
Dim millisec As LongLong
millisec = CLngLng(time)
Debug.Print vbTab & "Running on 64-bit Project " & edition & " " & version
#Else
Dim millisec As Long
millisec = time
Debug.Print vbTab & "Running on 32-bit Project " & edition & " " & version
#End If
Sleep (millisec)
End Sub
Sub TestSleep()
Dim millisec As Long
millisec = 3800
Debug.Print "Sleeping..."
SleepSome (millisec)
Debug.Print "Slept " & CStr(millisec / 1000) & " seconds"
End Sub
詳細については、「Office Talk: Working with VBA in the 32-bit and 64-bit Versions of Office 2010」を参照してください。
注意
オブジェクト ブラウザーで Variant 型として表示されるプロパティの多くは、内部的には Boolean 型です。しかし、String、Integer、または Boolean の値を設定できることから、Variant として示されています。たとえば、Task.Marked プロパティには、"Yes"、1、または True を設定できます。通常は、意味を明確にし、Microsoft Visual Basic または Microsoft Visual C# にコードを移植しやすくするために、Boolean 値を使用することをお勧めします。
Project 2010 でのオブジェクト モデルの変更点
以下の表は、Project 2007 オブジェクト モデルと比較して Project 2010 オブジェクト モデルで追加された項目のみを示しています。「プロパティとメソッド」の列は、新しいオブジェクト メンバーを示します。新しいイベントはありません。Project 2007 で表示および文書化されていて、Project 2010 で削除されたメンバーは非表示になります。非表示のメンバーを VBE で表示するには、オブジェクト ブラウザー ウィンドウの任意の場所を右クリックして、[非表示のメンバーを表示] をクリックします。
注意
パラメーターが変更されたメソッドの多くには、Extended (拡張) の意味の Ex がメソッド名に追加されています。Project 2010 でマクロを記録すると、マクロでは変更されたメソッドが使用されます。たとえば、マクロを記録しているときにプロジェクト ファイルを閉じると、マクロには FileCloseEx が記録されます。非表示のメンバーは、Project 2010 VBA ヘルプ ファイルには文書化されていません。
「コメント/説明」の列には、VBA ヘルプと同じ説明を示しています。パラメーターの数が多いメソッドを使用するときには、VBA で名前付きパラメーターを使用することで、エラーを減らせます。たとえば、OptionsViewEx には、CurrencyDigits パラメーターと DisplayOutlineNumber パラメーターの間の 10 番目のパラメーターとして ProjectCurrency があります。次のコード例で示すように、名前付きパラメーターを渡すことができます。
Dim result as Boolean
result = OptionsView DisplayOutlineNumber:=True
'Error in tenth parameter:
'result = OptionsView( , , , , , , , , , True)
この記事の表には、Project Professional 2010 と共にインストールされる MSPRJ.OLB オブジェクト ライブラリから取り出したメソッド署名は示しません。メソッド署名については、VBA ヘルプを参照してください。表のプロパティ型の名前は、VBE で示されるのと同じです。
Project 2010 の更新された Visual Basic ヘルプには、メソッドの正しい署名構文が示されています。たとえば、図 1 は OpenFromSharePoint メソッドの構文を示しています。
図 1. VBA ヘルプの構文例
戻り値が Boolean のメソッドは、成功した場合は True、成功しなかった場合は False を返します。
Project のすべてのクラスは MSProject ライブラリに含まれています。Application クラスのメンバーは、VBE で非表示の Global クラスにも含まれています。オブジェクト ライブラリ MSPRJ.OLB には Application クラスと Global クラスが含まれています。
スケジュール
表 2 は、手動スケジュールのタスク、非アクティブのタスク、タスク検査、タスク、リソース、および割り当てオブジェクトの関連プロパティの新しいメンバーを示します。
表 2. プロジェクトのスケジュール用のオブジェクト モデルの変更点
クラス |
プロパティとメソッド |
コメント/説明 |
---|---|---|
Application |
Boolean ChangeStatusDate メソッド |
プロジェクトの状況報告日を変更します。 |
Application |
Boolean ClearConstraint メソッド |
指定のタスクの制約をクリアします。 |
Application |
Boolean InactivateTaskToggle メソッド |
タスクの状態のアクティブ/非アクティブを切り替えます。 |
Application |
Boolean InsertBlankRow メソッド |
ガント チャートで選択したタスク行またはセルの上に、空白行を挿入します。 |
Application |
Boolean InsertManualTask メソッド |
ガント チャートで選択したタスク行またはセルの上に、手動スケジュールの新しいタスクを挿入します。 |
Application |
Boolean InsertMilestoneTask メソッド |
ガント チャートで選択したタスク行またはセルの上に、新しいマイルストーン タスクを挿入します。 |
Application |
Boolean InsertResource メソッド |
リソース ビューで新しいリソースを挿入します。 |
Application |
Boolean InsertScheduledTask メソッド |
ガント チャートで選択したタスク行またはセルの上に、自動スケジュールの新しいタスクを挿入します。 |
Application |
Boolean InsertSummaryTask メソッド |
ガント チャートで選択したタスク行またはセルの上に、新しいサマリー タスクを挿入します。 |
Application |
Boolean InsertTask メソッド |
ガント チャートで選択したタスク行またはセルの上に、既定モードの新しいタスクを挿入します。 |
Application |
プロパティ: LevelFreeformTasks as Boolean |
手動スケジュールのタスクが平準化されている場合は True、それ以外の場合は False です。 |
Application |
Boolean LevelingOptionsEx メソッド |
手動スケジュールのタスクの平準化を含む、アクティブ プロジェクトの平準化のオプションを指定します。 |
Application |
Boolean LevelSelected メソッド |
選択されたタスクを平準化して、リソースの競合や割り当て超過を解決します。 |
Application |
Boolean NewTasksStartOn メソッド |
新規タスクの開始日の設定方法を指定します。 |
Application |
Boolean ProjectMove メソッド |
プロジェクトの開始日を新しい日付に移動します。 |
Application |
Boolean ReassignSelectedAssns メソッド |
チーム プランナー ビューで選択された割り当てを再割り当てします。 |
Application |
SelectTaskAssns メソッド |
チーム プランナー ビューで選択されたタスクのすべての割り当てを選択します。 |
Application |
Boolean SetResourceFieldByID メソッド |
フィールド識別番号で指定されたリソース フィールドの値を設定します。 |
Application |
Boolean SetShowTaskSuggestions メソッド |
タスクに対し、グローバルな [修正候補の表示] オプションを設定します。 |
Application |
Boolean SetShowTaskWarnings メソッド |
タスクに対し、グローバルな [警告の表示] オプションを設定します。 |
Application |
Boolean SetTaskFieldByID メソッド |
フィールド識別番号で指定されたタスク フィールドの値を設定します。 |
Application |
Boolean SetTaskMode メソッド |
選択したタスクのモードを、手動スケジュールまたは自動スケジュールに変更します。 |
Application |
Boolean ShowIgnoredTaskWarnings メソッド |
タスクに関する無視された警告を表示します。[インジケーター] 列の警告記号をオンにします。 |
Application |
Boolean TaskInspector メソッド |
[タスクの検査] ウィンドウを表示します。 |
Application |
Boolean TaskMove メソッド |
1 つまたは複数の選択したタスクの開始日を、指定した日数分移動します。 |
Application |
Boolean TaskMoveToStatusDate メソッド |
1 つまたは複数の選択したタスクについて、完了または未完了の部分を状況報告日に移動します。 |
Application |
Boolean TaskRespectLinks メソッド |
タスクの依存関係によって日付が決まるように、1 つまたは複数の選択したタスクを移動します。 |
Application |
Boolean TogglePreventResOveralloc メソッド |
チーム プランナー ビューの [割り当て超過の防止] コマンドを切り替えます。 |
Application |
Boolean ToggleResourceDetails メソッド |
分割ビューの下部のウィンドウでリソース フォームの表示と非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean ToggleTaskDetails メソッド |
分割ビューの下部のウィンドウでタスク フォームの表示と非表示を切り替えます。 |
Assignment |
Replan メソッド |
作業の減少または期間の延長により割り当てを再計画します。 |
Assignment |
プロパティ: Resource As Resource |
割り当てに関連付けられているリソースを取得します。 |
Assignment |
プロパティ: Task As Task |
割り当てに関連付けられているタスクを取得します。 |
Cell |
プロパティ: Assignment As Assignment |
セルに関連付けられている割り当てを取得します。 |
OverAllocatedAssignments |
プロパティ: Count As Long |
OverAllocatedAssignments コレクション内の Assignment オブジェクトの数を取得します。 |
OverAllocatedAssignments |
プロパティ: Item As Assignment |
OverAllocatedAssignments コレクションから単一の Assignment オブジェクトを取得します。 |
OverAllocatedAssignments |
プロパティ: TotalDetectedCount As Long |
利用可能な最大リソース時間を超えたものを含む、超過した割り当ての総数を取得します。 |
Project |
プロパティ: DetectCycle As Tasks |
タスクの循環参照が存在する場合に、循環的なタスクの依存関係のセットを含む Tasks コレクションを取得します。 |
Project |
プロパティ: KeepTaskOnNearestWorkingTimeWhenMadeAutoScheduled As Boolean |
タスクを手動から自動に変換するときに、タスクのスケジュールで現在のカレンダーを尊重する場合は True、それ以外の場合は False です。 |
Project |
プロパティ: ManuallyScheduledTasksAutoRespectLinks As Boolean |
タスクを自動から手動に変換するときに、先行タスクおよび後続タスクのリンクを維持する場合は True、それ以外の場合は False です。 |
Project |
プロパティ: NewTasksCreatedAsManual As Tasks |
新しいタスクを手動スケジュールのタスクとして作成する場合は True、新しいタスクが自動スケジュールの場合は False です。 |
Project |
プロパティ: ShowTaskSuggestions As Tasks |
作業中のプロジェクトにタスクの修正候補を表示する場合は True、それ以外の場合は False です。 |
Project |
プロパティ: ShowTaskWarnings As Tasks |
作業中のプロジェクトにタスクの警告を表示する場合は True、それ以外の場合は False です。 |
StartDriver |
プロパティ: EffectiveDateAdd As Variant |
手動スケジュールのタスクの有効なカレンダーを使用して、別の日から指定の期間が経過した日付と時刻を取得します。 |
StartDriver |
プロパティ: EffectiveDateDifference As Long |
手動スケジュールのタスクの有効なカレンダーを使用して、2 つの日付の間の期間を分単位で取得します。 |
StartDriver |
プロパティ: EffectiveDateSubtract As Variant |
手動スケジュールのタスクの有効なカレンダーを使用して、別の日から指定の期間だけ前の日付と時刻を取得します。 |
StartDriver |
プロパティ: OverAllocatedAssignments As OverAllocatedAssignments |
タスク開始の影響要素について、割り当て超過を取得します。 |
StartDriver |
プロパティ: Suggestions As Long |
指定のタスクについて、修正を必要とする潜在的な問題があるかどうかを示す PjTaskWarnings 値の組み合わせを取得します。 |
StartDriver |
プロパティ: Warnings As Long |
指定のタスクに問題があるかどうかを示す PjTaskWarnings 値の組み合わせを取得します。 |
Task |
プロパティ: Active As Variant |
タスクがアクティブな場合は True、それ以外の場合は False です。 |
Task |
プロパティ: Baseline[n]DurationText As String |
タスクの基準期間を表す文字列を取得または設定します。[n] は 1 ~ 10 または空です。 |
Task |
プロパティ: Baseline[n]FinishText As String |
タスクの基準終了日を表す文字列を取得または設定します。([n] は 1 ~ 10 または空です)。 |
Task |
プロパティ: Baseline[n]StartText As String |
タスクの基準開始日を表す文字列を取得または設定します。([n] は 1 ~ 10 または空です)。 |
Task |
プロパティ: CalendarObject As Calendar |
タスクをスケジュールするときに使用する Calendar オブジェクトを取得します。 |
Task |
プロパティ: DurationText As String |
タスクの期間を表す文字列を取得または設定します。 |
Task |
プロパティ: FinishText As String |
タスクの終了日を表す文字列を取得または設定します。 |
Task |
プロパティ: IgnoreWarnings As Variant |
タスクを処理するときにタスクの警告を無視する場合は True、それ以外の場合は False です。 |
Task |
プロパティ: IsDurationValid As Variant |
タスクの期間が有効な場合は True、それ以外の場合は False です。 |
Task |
プロパティ: IsFinishValid As Variant |
タスクの終了日が有効な場合は True、それ以外の場合は False です。 |
Task |
プロパティ: IsStartValid As Variant |
タスクの開始日が有効な場合は True、それ以外の場合は False です。 |
Task |
プロパティ: Manual As Variant |
タスクの再計算の設定が [手動スケジュール] の場合は True、[自動スケジュール] の場合は False です。 |
Task |
プロパティ: Placeholder As Variant |
タスクが別のタスクのプレースホルダーの場合は True、それ以外の場合は False です。 |
Task |
プロパティ: ScheduledDuration As Variant |
タスクの予定期間 (実績ではない) を取得または設定します。 |
Task |
プロパティ: ScheduledFinish As Variant |
タスクの予定終了時間 (実績ではない) を取得または設定します。 |
Task |
プロパティ: ScheduledStart As Variant |
タスクの予定開始時間 (実績ではない) を取得または設定します。 |
Task |
プロパティ: StartText As String |
タスクの開始日を表す文字列を取得または設定します。 |
Task |
プロパティ: Warning As Variant |
タスクのアクティブな警告を取得します。 |
グループ化、並べ替え、およびフィルター
表 3. グループ化、並べ替え、およびフィルターに関するオブジェクト モデルの変更点
クラス |
プロパティとメソッド |
コメント/説明 |
---|---|---|
Application |
Boolean FilterClear メソッド |
現在のビューに設定されているフィルターを削除します。 |
Application |
Boolean FilterNew メソッド |
[フィルターの定義] ダイアログ ボックスを表示します。ユーザーはこのダイアログ ボックスで、タスクベースのビューのフィルター、リソースベースのビューのフィルター、または既定のビューのフィルターを作成できます。 |
Application |
Boolean FilterShowSummaryRows メソッド |
関連するサマリー行の表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean FindEx メソッド |
指定のフィールドまたは使用可能なすべてのフィールドで、フィルターされていない値を検索します。値が見つかった場合は True を返します。 |
Application |
Boolean GroupClear メソッド |
現在のグループをビューから削除します。 |
Application |
Boolean GroupMaintainHierarchy メソッド |
グループが適用されているタスク ビューまたはリソース ビューで項目の階層構造の表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean GroupNew メソッド |
[グループ定義] ダイアログ ボックスを表示します。 |
Application |
Boolean SetAutoFilter メソッド |
シート ビューで指定のフィールドに対するオートフィルターの抽出条件を設定します。 |
Cell |
プロパティ: Assignment As Assignment |
セルに関連付けられている割り当てを取得します。 |
Group2 |
該当なし |
新しいクラス。グループの階層構造を維持できるグループ定義を表します。Group2 オブジェクトは、Groups2 コレクション、ResourceGroups2 コレクション、または TaskGroups2 コレクションのメンバーです。 |
Group2 |
Delete メソッド |
Groups2 コレクションから Group2 オブジェクトを削除します。 |
Group2 |
プロパティ: GroupAssignments as Boolean |
割り当てがタスクやリソースではなくグループ化されている場合は True。 |
Group2 |
プロパティ: GroupCriteria as GroupCriteria2 |
グループ定義内のフィールドを表す GroupCriteria2 コレクションを取得または設定します。 |
Group2 |
プロパティ: Index As Long |
ResourceGroups2 コレクションまたは TaskGroups2 コレクション内でのインデックスを取得します。 |
Group2 |
プロパティ: MaintainHierarchy As Boolean |
グループ ビューで階層構造が維持されているかどうかを示す値を取得または設定します。 |
Group2 |
プロパティ: Name As String |
Group2 オブジェクトの名前を取得または設定します。 |
Group2 |
プロパティ: ShowSummary As Boolean |
グループごとに構成されたタスク ビューにサマリー タスクが表示されている場合は True、それ以外の場合は False です。 |
Groups2 |
該当なし |
新しいクラス。グループの階層構造を維持できる Group2 オブジェクトのコレクションを表します。 |
Groups2 |
Group2 Add メソッド |
Groups2 コレクションに Group2 オブジェクトを追加します。 |
Groups2 |
Group2 Copy メソッド |
Groups2 コレクションにグループ定義のコピーを作成します。 |
Groups2 |
プロパティ: Count As Long |
コレクション内の Group2 オブジェクトの数を取得します。 |
Groups2 |
プロパティ: Item As Group2 |
コレクションから Group2 オブジェクトを取得します。 |
GroupCriterion2 |
該当なし |
新しいクラス。グループの階層構造を維持でき、セル色に 16 進数値を使用できるグループ定義の条件を表します。 |
GroupCriterion2 |
Delete メソッド |
GroupCriteria2 コレクションから GroupCriterion2 オブジェクトを削除します。 |
GroupCriterion2 |
プロパティ: Ascending As Boolean |
条件に使用されるフィールドが昇順で整列されている場合は True。 |
GroupCriterion2 |
プロパティ: Assignment As Boolean |
配分状況ビューでグループ化するときに、[グループ化のユーザー設定] ダイアログ ボックスに従って割り当てをグループ化する場合は True。読み取り/書き込み可能な Boolean 型のプロパティ。 |
GroupCriterion2 |
プロパティ: CellColor As PjColor |
条件として使用されているフィールドのセルの背景色を取得または設定します。 |
GroupCriterion2 |
プロパティ: CellColorEx As Long |
セルの背景色を取得または設定します。色は 16 進数値で指定できます。 |
GroupCriterion2 |
プロパティ: FieldName As String |
グループ化するフィールドの名前を取得または設定します。 |
GroupCriterion2 |
プロパティ: FieldName As String |
グループ化するフィールドの名前を取得または設定します。 |
GroupCriterion2 |
プロパティ: FieldName As String |
グループ化するフィールドの名前を取得または設定します。 |
GroupCriterion2 |
プロパティ: FieldName As String |
グループ化するフィールドの名前を取得または設定します。 |
GroupCriterion2 |
プロパティ: Index As Long |
GroupCriteria2 コレクションでのインデックスを取得します。 |
GroupCriteria2 |
該当なし |
新しいクラス。グループの階層構造を維持でき、セル色に 16 進数値を使用できる GroupCriterion2 オブジェクトのコレクションを含みます。 |
GroupCriteria2 |
GroupCriterion2 Add メソッド |
コレクションに GroupCriterion2 オブジェクトを追加します。 |
GroupCriteria2 |
GroupCriterion2 AddEx メソッド |
コレクションに GroupCriterion2 オブジェクトを追加します。CellColor には 16 進数値を使用できます。 |
GroupCriteria2 |
プロパティ: Count As Long |
コレクション内の GroupCriterion2 オブジェクトの数を取得します。 |
GroupCriteria2 |
プロパティ: Item As GroupCriterion2 |
コレクションから GroupCriterion2 オブジェクトを取得します。 |
Project |
プロパティ: ResourceGroups2 As ResourceGroups2 |
Group2 オブジェクトに基づくすべてのリソース グループを表す ResourceGroups2 コレクションを取得します。 |
Project |
プロパティ: TaskGroups2 As TaskGroups2 |
Group2 オブジェクトに基づくすべてのリソース グループを表す TaskGroups2 コレクションを取得します。 |
ResourceGroups2 |
該当なし |
新しいクラス。グループの階層構造を維持できる、リソースベースのすべてのグループ定義を表します。 |
ResourceGroups2 |
Group2 Add メソッド |
ResourceGroups2 コレクションに Group2 オブジェクトを追加します。 |
ResourceGroups2 |
Group2 Copy メソッド |
ResourceGroups2 コレクションにグループ定義のコピーを作成します。 |
ResourceGroups2 |
プロパティ: Count As Long |
ResourceGroups2 コレクション内の Group2 オブジェクトの数を取得します。 |
ResourceGroups2 |
プロパティ: Item As Group2 |
ResourceGroups2 コレクションから Group2 オブジェクトを取得します。 |
TaskGroups2 |
該当なし |
新しいクラス。グループの階層構造を維持できる、タスクベースのすべてのグループ定義を表します。 |
TaskGroups2 |
Group2 Add メソッド |
TaskGroups2 コレクションに Group2 オブジェクトを追加します。 |
TaskGroups2 |
Group2 Copy メソッド |
TaskGroups2 コレクションにグループ定義のコピーを作成します。 |
TaskGroups2 |
プロパティ: Count As Long |
TaskGroups2 コレクション内の Group2 オブジェクトの数を取得します。 |
TaskGroups2 |
プロパティ: Item As Group2 |
TaskGroups2 コレクションから Group2 オブジェクトを取得します。 |
スタイル
表 4. スタイルおよびユーザー インターフェイス要素に関するオブジェクト モデルの変更点
クラス |
プロパティとメソッド |
コメント/説明 |
---|---|---|
Application |
Boolean BoxCellEditEx メソッド |
ネットワーク ダイアグラム ビュー (PERT チャート) のデータ テンプレートの個別のセルのプロパティを設定します。フォント色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean BoxFormatEx メソッド |
ネットワーク ダイアグラム ビューの個別のボックスの書式を設定します。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean BoxLayoutEx メソッド |
アクティブなネットワーク ダイアグラム ビューのボックスのレイアウトを指定します。背景色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean BoxLinksEx メソッド |
アクティブなネットワーク ダイアグラム ビューのリンク線の外観を指定します。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean BoxStylesEditEx メソッド |
ネットワーク ダイアグラム ビューのボックスのスタイルを設定します。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean CalendarBarStylesEditEx メソッド |
カレンダー ビューの指定の種類のバーのスタイルを変更します。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean CalendarDateBoxesEx メソッド |
カレンダー ビューの日付ボックスの上辺と下辺をカスタマイズします。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean CalendarDateShadingEditEx メソッド |
カレンダー ビューの日付ボックスの背景色とパターンを変更します。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean ChangeColumnDataType メソッド |
テーブルのローカル ユーザー設定フィールドのデータ型を変更します。 |
Application |
Boolean EditTPStyle メソッド |
チーム プランナー ビューの異なる種類のタスクに対し、ボックスおよび罫線の色を編集します。 |
Application |
Boolean Font32Ex メソッド |
アクティブ セルのテキストのフォントを設定します。テキストの色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean FontStrikethrough メソッド |
選択されたテキストに対し、取り消し線の書式設定を適用または削除します。 |
Application |
Boolean GanttBarEditEx メソッド |
ガント バーのスタイルを変更または作成します。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean GanttBarFormatEx メソッド |
ガント バーの書式設定を既定のスタイルから変更します。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean GanttBarStyleBaseline メソッド |
アクティブなビューのガント バーの指定の基準の表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean GanttBarStyleCritical メソッド |
アクティブなガント チャートでクリティカル タスクのスタイルの表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean GanttBarStyleLate メソッド |
アクティブなガント チャートで遅れているタスクのスタイルの表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean GanttBarStyleSlack メソッド |
アクティブなガント チャートのタスクの余裕期間のスタイルの表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean GanttBarStyleSlippage メソッド |
アクティブなビューのガント バーで指定の基準の遅延の表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean GridlinesEditEx メソッド |
目盛線を編集します。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean ResetTPStyle メソッド |
指定のチーム プランナーのスタイルを既定値にリセットします。 |
Application |
Boolean ResourceGraphBarStylesEx メソッド |
リソース グラフ ビューのバーのスタイルを設定します。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean SegmentBorderColor メソッド |
チーム プランナー ビューの選択したタスクの割り当てセグメントの罫線の色を設定します。 |
Application |
Boolean SegmentFillColor メソッド |
チーム プランナー ビューの選択したタスクの割り当てセグメントの塗りつぶしの色を設定します。 |
Application |
Boolean TextStyles32Ex メソッド |
アクティブなビューのタスクおよびリソースのテキストのスタイルを設定します。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean WrapText メソッド |
|
Cell |
プロパティ: CellColorEx As Long |
セルの背景色の RGB 値を取得または設定します。 |
Cell |
プロパティ: FontColorEx As Long |
フォントの色の 16 進数 (RGB) 値を取得または設定します。 |
Project |
プロパティ: FollowedHyperlinkColorEx As Long |
表示済みのハイパーリンクの色の 16 進数値を取得または設定します。 |
Project |
プロパティ: HyperlinkColorEx As Long |
ハイパーリンクの色の 16 進数値を取得または設定します。 |
Project |
SetCustomUI メソッド |
プロジェクトのカスタム リボン ユーザー インターフェイスの内部 XML 値を設定します。 |
ビュー
表 5. ビューに関するオブジェクト モデルの変更点
クラス |
プロパティとメソッド |
コメント/説明 |
---|---|---|
Application |
Boolean AddNewColumn メソッド |
列を追加できるビューで、指定の位置に新しい列を追加します。 |
Application |
Boolean DetailsPaneToggle メソッド |
選択した項目の [タスクの詳細] または [リソースの詳細] ウィンドウの表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean DetailStylesFormatEx メソッド |
リソース配分状況ビューまたはタスク配分状況ビューのタイムスケール データ フィールドの書式を設定します。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean FilePageSetupCalendarTextEx メソッド |
印刷用にカレンダー ビューのテキストの書式を設定します。テキストの色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
Boolean FilePageSetupLegendEx メソッド |
タスク データのビューの印刷用に凡例を作成します。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
プロパティ: PanZoomFinish as Variant |
パンまたはズーム操作後のガント チャート ビューの終了日を取得または設定します。 |
Application |
Boolean PanZoomPanTo メソッド |
アクティブなビューで、指定の開始日までガント チャートをパンします。 |
Application |
プロパティ: PanZoomStart As Variant |
パンまたはズーム操作後のガント チャート ビューの開始日を取得または設定します。 |
Application |
Boolean PanZoomZoomTo メソッド |
アクティブなビューのガント チャートの時間の範囲を拡大または縮小します。 |
Application |
Boolean ShowAddNewColumn メソッド |
作業中のシート ビューの右側の [新しい列の追加] 列の表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean TableCopy メソッド |
アクティブなテーブルのコピーを作成し、[テーブル] ドロップダウン メニューに追加して、ビューでこの新しいテーブルを使用するように設定します。 |
Application |
Boolean TableEditEx メソッド |
テキストを折り返して表示でき、[新しい列の追加] 機能を持つことのできるテーブルを作成、編集、またはコピーします。 |
Application |
Boolean TableReset メソッド |
アクティブなテーブルを既定のテーブル定義にリセットします。 |
Application |
Boolean TaskOnTimeline メソッド |
[タイムライン] ウィンドウまたは指定のユーザー設定タイムラインのタスクを管理します。 |
Application |
Boolean TimelineFormat メソッド |
タイムライン ビューの書式を設定し、タイムライン タスクのテキスト行の数、および詳細の表示/非表示を指定します。 |
Application |
Boolean TimelineGotoSelectedTask メソッド |
タイムライン ビューでタスクを選択したときに、メイン ビューで同じタスクを選択します。 |
Application |
Boolean TimelineInsertTask メソッド |
タイムライン ビューを選択したときに、[タスク情報] ダイアログ ボックスを表示し、新しいタスクをプロジェクトに挿入して、タイムライン ビューにそのタスクを追加します。 |
Application |
Boolean TimelineShowHide メソッド |
タイムライン ビューで指定の機能の表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean TimelineTextOnBar メソッド |
1 つまたは複数の選択したタスクについて、テキストを吹き出しまたはタイムライン バー内に表示するように書式を変更します。 |
Application |
Boolean TimelineViewToggle メソッド |
タイムライン ビューの表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
プロパティ: TimescaleFinish as Variant |
現在のビューのタイムスケールが終了する日付と時刻を取得または設定します。 |
Application |
Boolean TimescaleNonWorkingEx メソッド |
非稼働日の書式を設定します。色は 16 進数値で指定できます。 |
Application |
プロパティ: TimescaleStart as Variant |
現在のビューのタイムスケールが開始する日付を取得または設定します。 |
Application |
Boolean ToggleResourceDetails メソッド |
分割ビューの下部のウィンドウでリソース フォームの表示と非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean ToggleTaskDetails メソッド |
分割ビューの下部のウィンドウでタスク フォームの表示と非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean ToggleTPAutoExpand メソッド |
リソースの同じ期間内に複数の割り当てがある場合に、チーム プランナー ビューのリソース行を展開または縮小します。 |
Application |
Boolean ToggleTPResourceExpand メソッド |
リソースの同じ期間内に複数の割り当てがある場合に、チーム プランナー ビューの指定のリソース行を展開または縮小します。 |
Application |
Boolean ToggleTPUnassigned メソッド |
チーム プランナー ビューの [未割り当てタスク] セクションの表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean ToggleTPUnscheduled メソッド |
チーム プランナー ビューの [スケジュールが設定されていないタスク] 列の表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
Boolean UsageViewEntryEx メソッド |
タスク配分状況ビューまたはリソース配分状況ビューの [詳細] ウィンドウおよびオプション メニューにフィールドを追加し、詳細行を区別しやすくなるようにスタイルを書式設定します。 |
Application |
Boolean ViewApplyEx メソッド |
アクティブ ウィンドウにビューを適用します。変更には組み込みのビューを使用でき、分割ビューの特定の枠に適用できます。 |
Application |
Boolean ViewCopy メソッド |
現在のビューをコピーします。 |
Application |
Boolean ViewReset メソッド |
現在のビューをグローバル ビュー定義にリセットします。 |
Application |
Boolean ViewsEx メソッド |
選択した現在のビューの指定のウィンドウで [その他のビュー] ダイアログ ボックスを表示します。ユーザーはこのダイアログ ボックスでビューを管理します。 |
Project |
SetCustomUI メソッド |
プロジェクトのカスタム リボン ユーザー インターフェイスの内部 XML 値を設定します。 |
編集
表 6. 編集に関するオブジェクト モデルの変更点
クラス |
プロパティとメソッド |
コメント/説明 |
---|---|---|
Application |
Boolean ReplaceEx メソッド |
指定したフィールドまたは使用可能なすべてのフィールドで、フィルターを適用していない値を検索し、指定した値と置換します。置換された場合は True を返します。 |
Application |
Boolean SelectToEnd メソッド |
チーム プランナー ビューで選択された割り当てについて、そのリソースの割り当ての最初から最後までを選択します。 |
Application |
Boolean SelectTPLineHeight メソッド |
チーム プランナー ビューの割り当て行について、テキスト行の数を設定します。 |
Application |
Boolean SelectTPTask メソッド |
チーム プランナー ビューの指定のタスクを選択します。 |
Application |
Boolean SetTPField メソッド |
チーム プランナー ビューの 1 つまたは複数のタスクの "達成率" フィールドの値を設定します。 |
プロジェクトの比較
表 7. プロジェクトの比較に関するオブジェクト モデルの変更点
クラス |
プロパティとメソッド |
コメント/説明 |
---|---|---|
Application |
Boolean CloseComparison メソッド |
プロジェクトのバージョン比較レポートを閉じます。 |
Application |
プロパティ: CompareProjectsCurrentVersionName As String |
プロジェクトのバージョンの比較でプロジェクトの現在のバージョンの名前を取得または設定します。 |
Application |
Boolean CompareProjectsLegendToggle メソッド |
プロジェクトのバージョン比較レポートで凡例の表示/非表示を切り替えます。 |
Application |
プロパティ: CompareProjectsPreviousVersionName As String |
プロジェクトのバージョンの比較でプロジェクトの前のバージョンの名前を取得または設定します。 |
Application |
Boolean CompareProjectVersions メソッド |
プロジェクトの 2 つのバージョンを比較する [プロジェクトのバージョン比較] ダイアログ ボックスを表示します。 |
Application |
Boolean CreateComparisonReport メソッド |
プロジェクトの 2 つのバージョンの比較レポートを作成します。 |
Application |
Boolean GoToItemInVersions メソッド |
プロジェクトのバージョン比較レポートで選択された項目について、各バージョンでその項目を強調表示します。 |
Application |
Boolean ResourceComparison メソッド |
プロジェクトの比較レポートで、3 つのプロジェクト計画すべてのリソース シート ビューを表示し、リソースを比較します。 |
Application |
Boolean TaskComparison メソッド |
プロジェクトの比較レポートで、3 つのプロジェクト計画すべてのガント チャート ビューを表示し、タスクを比較します。 |
データ I/O
表 8. データ I/O のオブジェクト モデルの変更点
クラス |
プロパティとメソッド |
コメント/説明 |
---|---|---|
Application |
Boolean DocumentExport メソッド |
アクティブなプロジェクトを PDF または XPS 形式のドキュメントとしてエクスポートします。 |
Application |
Boolean ManageSiteColumns メソッド |
[データ フィールドの編集] ダイアログ ボックスを表示します。このダイアログ ボックスでは、ローカル プロジェクトの組み込みのフィールドおよびユーザー設定フィールドを、SharePoint のタスク リストの指定の列と同期できます。 |
Application |
Boolean OpenFromSharePoint メソッド |
SharePoint のタスク リストからプロジェクトを開きます。 |
Application |
Boolean OpenServerPage メソッド |
Project Server から指定のページを開きます。 |
Application |
Boolean ShareProjectOnline メソッド |
アクティブなプロジェクトを SharePoint サイトに保存します。 |
Application |
Boolean SynchronizeWithSite メソッド |
ローカル プロジェクトを SharePoint サイトのタスク リストと同期します。 |
Application |
Boolean TaskDeliverableCreate メソッド |
選択したタスクの成果物を作成または削除します。 |
Application |
Boolean TaskDeliverableSync メソッド |
アクティブなプロジェクトの選択されたタスクの成果物を、Project Web App で加えられた変更と同期します。 |
Application |
Boolean TaskDependencySync メソッド |
アクティブなプロジェクトのタスクの依存関係を、その他のプロジェクトからの成果物の変更と同期します。 |
Application |
Boolean TimelineExport メソッド |
アクティブなタイムライン ビューのイメージをクリップボードにコピーし、他のアプリケーションに貼り付けられるようにします。 |
Project |
ExportAsFixedFormat メソッド |
ユーザー設定の形式を使用して、アクティブなプロジェクトを PDF または XPS ドキュメントとしてエクスポートします。 |
その他の設定
表 9. その他の設定に関するオブジェクト モデルの変更点
クラス |
プロパティとメソッド |
コメント/説明 |
---|---|---|
Application |
Boolean AutoSaveToGlobal メソッド |
新しいビュー、フィールド テンプレート、フィルター、およびグループをグローバル テンプレート (Global.mpt) に自動で追加するかどうかを示します。 |
Application |
プロパティ: Build As String |
Microsoft Project のバージョンおよびビルド番号を取得します。 |
Application |
Boolean CleanupProjectfromCache メソッド |
指定のプロジェクト ファイルをローカル キャッシュから削除します。 |
Application |
Boolean OptionsEditEx メソッド |
Project 2010 のオプションを設定します。色は 16 進数値で指定できます。または、[Project のオプション] ダイアログ ボックスを開きます。 |
Application |
Boolean OptionsSecurityTab メソッド |
Project 2010 の [セキュリティ センター] ダイアログ ボックスの指定のタブを表示します。 |
Application |
Boolean ShareProjectOnline メソッド |
Backstage ビューの [Project Online で共有] セクションのプロジェクト共有に関する情報の URL を開きます。 |
Project 2010 の新しい列挙型
表 10 に、新しい列挙型およびメンバー定数を示します。定数の値を確認するには、VBA オブジェクト ブラウザーで目的の列挙型を参照してください。VBA ヘルプには定数の値と定義が含まれています。
表 10. Project 2010 の新しい列挙型と定数
列挙 |
定数 |
使用される場所/コメント |
---|---|---|
PjAssignmentReplanAction |
pjConstrainToMaxUnitsByDecreasingWork, |
Assignment.Replan 新しい列挙型。割り当ての再計画処理を示します。 |
PjAutoFilterType |
pjAutoFilter1DayOrLess, |
Application.SetAutoFilter 新しい列挙型。自動フィルターの設定方法を示します。 |
PjCompareVersionColumns |
pjCompareVersionColumnsDataAndDifferences, |
CreateComparisonReport 新しい列挙型。プロジェクトのバージョンのビューの比較方法を示します。 |
PjCompareVersionItems |
pjCompareVersionItemsAllDifferences, |
CreateComparisonReport 新しい列挙型。2 つのプロジェクト バージョンを比較するときの、項目の比較方法を示します。 |
PjDocExportType |
pjPDF, |
DocumentExport 新しい列挙型。ドキュメントのエクスポートの種類を示します。 |
PjField |
pjTaskActive, |
PjField 列挙型を使用するプロパティ、メソッド、およびイベントは多数あります。たとえば、GetField メソッド、SetField メソッド、FieldConstantToFieldName メソッド、および FieldNameToFieldConstant メソッドを参照してください。 リソースまたはタスク フィールドを示します。pjTaskStartText など、新しい pjTask*Text フィールドを含みます。これらのフィールドは、自動スケジュールと手動スケジュールの両方のタスクの日付のデータの取得に使用されます。 |
PjFieldTypes |
pjCostField, |
ChangeColumnDataType 新しい列挙型。ユーザー設定フィールドの種類を示します。 |
PjFileFormat |
pjMPP12, |
FileSaveAs ファイル形式を示します。 |
PjFilterViewType |
pjFilterViewTypeResource, |
FilterNew 新しい列挙型。ビューのフィルターの種類を示します。 |
PjLevelSelectedOption |
pjResolveForResource, |
LevelSelected 新しい列挙型。平準化のオプションを示します。 |
PjNewTasksStartOnDate |
pjCurrentDate, |
NewTasksStartOn 新しい列挙型。新しいタスクが開始する日付の種類を示します。 |
PjOptionsSecurityTab |
pjOptionsSecurityTabAddins, |
OptionsSecurityTab 新しい列挙型。[セキュリティ センター] ダイアログ ボックスで使用できる設定のタブを示します。 |
PjOverallocationType |
pjOverallocationTypeAboveMaxUnits, |
OverAllocatedAssignments 新しい列挙型。リソースの割り当て超過の種類を示します。 |
PjPasteSpecialType |
pjHTMLData, |
EditPasteSpecial 貼り付けまたはリンクするオブジェクトの種類を示します。 |
PjServerPage |
pjServerPageApprovals, |
OpenServerPage 新しい列挙型。Project Server またはプロジェクト サイトで表示するページを示します。 |
PjServerVersionInfo |
pjServerVersionInfo_P14, |
GetProjectServerVersion Project Server のバージョンのデータを書式設定する方法を示します。 |
PjTaskWarnings |
pjTaskWarningResourceOverallocated, |
StartDriver.Warnings 新しい列挙型。タスクまたは割り当ての警告を示します。 |
PjTeamPlannerStyle |
pjTaskWarningResourceBeyondMaxUnit, |
EditTPStyle および ResetTPStyle 新しい列挙型。編集するチーム プランナー スタイルを示します。 |
PjTimelineInsertTaskType |
pjTimelineInsertCalloutTask, |
TimelineInsertTask 新しい列挙型。タイムライン ビューに挿入するタスクの種類を示します。 |
PjTimelineShowHide |
pjTimelineShowHidePanZoom, |
TimelineShowHide 新しい列挙型。Project 2010 のタイムラインの要素の表示/非表示を切り替えます。 |
PjViewScreen |
pjResourceScheduling, |
ViewsSingle.Add ビューの画面の種類を示します。 |
PjViewType |
pjViewBarRollup, |
ViewApplyEx 新しい列挙型。Project 2010 のビューを示します。 |
PjVisualReportsDataLevel |
pjLevelAutomatic , |
VisualReportsEdit、VisualReportsNewTemplate、VisualReportsSaveCube、VisualReportsSaveCube、および VisualReportsView メソッド ビジュアル レポートで使用するデータの時間のレベルを示します。 |
関連項目
参照
概念
その他のリソース
Office Talk: Working with VBA in the 32-bit and 64-bit Versions of Office 2010