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DataSource クラス

フォーム テンプレート内のデータ ソースを表します。

名前空間: Microsoft.Office.InfoPath
アセンブリ: Microsoft.Office.InfoPath (microsoft.office.infopath.dll 内)

構文

'宣言
Public MustInherit Class DataSource
'使用
Dim instance As DataSource
public abstract class DataSource

コメント

DataSource オブジェクトは、Microsoft Office InfoPath 2007 のフォーム テンプレートに関連付けられた保存データのソースの 1 つに対応していますす。DataSource オブジェクトは、フォーム テンプレートのプライマリ (メイン) データ ソース、または関連付けられたデータ接続 (Microsoft InfoPath の以前のリリースではデータ アダプタと呼ばれてれいた) を使用して外部データ ソースから取得したセカンダリ データ ソースのいずれかを表します。フォームのメイン データ ソースを使用すると、フォームの基になる XML ドキュメントへのアクセスが提供され、セカンダリ データ ソースを使用すると、Web サービスのクエリなどの外部データ ソースから取得するデータへのアクセスが提供されます。

DataSource オブジェクトには、保存されたデータをプログラムによって操作したり、セカンダリ データ ソースの関連付けられたデータ接続へのアクセスを提供したりするためのプロパティとメソッドが用意されています。DataSource オブジェクトには、XmlForm クラスの DataSources プロパティを使用してアクセスできます。

セカンダリ データ ソースの場合、DataSource オブジェクトは、フォームと、Microsoft Access や Microsoft SQL Server データベース、.xml ファイル、XML Web サービスなどの外部データ ソースからデータを取得するために使用されるデータ接続とフォームとの間の中間オブジェクトとして機能します。使用するデータ接続オブジェクトの種類は、データの取得に使用する外部データ接続の種類によって異なります。DataSource オブジェクトは、すべての種類のデータ接続オブジェクトで使用できる共通のプロパティとメソッドのセットを提供し、各データ接続オブジェクトは独自のプロパティとメソッドのセットを提供します。

Microsoft Office InfoPath 2007 は、次の種類のデータ接続をサポートします。

DataSource クラスは、Microsoft InfoPath 2003 オブジェクト モデルの DataObject インターフェイスに対応しています。

継承階層

System.Object
  Microsoft.Office.InfoPath.DataSource

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

関連項目

参照

DataSource のメンバ
Microsoft.Office.InfoPath 名前空間