ButtonEvent.Clicked イベント
フォームのビュー内で [ボタン] コントロールがクリックされると発生します。
名前空間: Microsoft.Office.InfoPath
アセンブリ: Microsoft.Office.InfoPath (microsoft.office.infopath.dll 内)
構文
'宣言
Public Event Clicked As ClickedEventHandler
'使用
Dim instance As ButtonEvent
Dim handler As ClickedEventHandler
AddHandler instance.Clicked, handler
public abstract event ClickedEventHandler Clicked
例外処理
例外の種類 | 条件 |
---|---|
InternalStartup メソッド以外の場所ではイベントをバインドできません。 |
|
InvalidOperationException |
イベントに追加できる代理は 1 つだけです。同じコントロール ID に対して複数の代理が追加された場合、この例外がスローされます。 |
コメント
このイベントに対するイベント ハンドラでは、イベントをキャンセルできません。
メモ : |
---|
[ボタン] コントロールから発生する Clicked イベントは、フォーム上のコントロールによって直接サポートされる唯一のイベントです。ただし、XmlEvent クラスは、フォームの基の XML ドキュメントが変更されると発生するイベントを実装します。これらのイベントを使用すると、フォームの基になる XML ドキュメントのノードやグループにバインドされたコントロールから行われた変更に応答するイベント ハンドラを作成できます。 |
例
次の例では、[ボタン] コントロールと、フォーム上の field1 にバインドされた [テキスト ボックス] コントロールがあるものとします。Button をクリックすると、フォーム (基になる XML ドキュメント) のメイン データ ソースのルートにある XPathNavigator オブジェクトが開きます。この XPathNavigator を使用して、Text Box がバインドされているノードを選択します。その後、Text Box に対する 2 番目の XPathNavigator を設定して、そのノードに配置します。最後に、XPathNavigator の SetValue メソッドを使用して、Text Box に "Hello World!" を設定します。
public void MyButton_Clicked(object sender, ClickedEventArgs e)
{
XPathNavigator root, txtbox;
root = this.MainDataSource.CreateNavigator();
txtbox = root.SelectSingleNode("/my:myFields/my:field1",
this.NamespaceManager);
txtbox.SetValue("Hello World!");
}
Public Sub MyButton_Clicked(ByVal sender As Object, _
ByVal e As ClickedEventArgs)
Dim root, txtbox As XPathNavigator
root = Me.MainDataSource.CreateNavigator
txtbox = root.SelectSingleNode("/my:myFields/my:field1", _
Me.NamespaceManager)
txtbox.SetValue("Hello World!")
End Sub
関連項目
参照
ButtonEvent クラス
ButtonEvent のメンバ
Microsoft.Office.InfoPath 名前空間