フィール型プロパティ用エディタ コントロール
あるフィールド型の可変プロパティ用のエディタ コントロールを PropertySchema 要素 (フィールド型) の代わりに使用して、[サイト内の新しい列]、[サイト内の列の変更]、[列の作成]、および [列の変更] ページにあるフィールドのプロパティをレンダリングすることができます。2 つのオプションの概要、およびどういう場合にそれぞれのオプション使用するかについては、「ユーザー設定フィールド型のプロパティのレンダリング」を参照してください。
エディタ コントロールの作成
エディタ コントロールは C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\12\TEMPLATE\ControlTemplates にある .ascx ファイル、および分離コード ファイルに定義され、この 2 つのファイルはカスタム フィールド クラスとして同じアセンブリにコンパイルされます。フィールド プロパティのレンダリングに加えて、エディタ コントロールは、対象となるプロパティを設定しようとする列の作成者を、複雑な計算ロジック、データ ソースの値の検索、カスタムのデータ検証などの特別な機能でサポートします。
メモ エディタ コントロール クラスには、次の命名規則を使用して名前を付けることを勧めします。
IFieldEditor インターフェイス
フィールド エディタのユーザー コントロールとして機能するためには、分離コード クラスが以下の処理を行う必要があります。
UserControl クラス、またはその派生クラスから継承する。
IFieldEditor インターフェイスを実装する。
IFieldEditor インターフェイスには、以下のプロパティとメソッドが含まれます。それぞれの名前をクリックすると、実装方法が表示されます。
DisplayAsNewSection このプロパティを使用して、[サイト内の新しい列]、[サイト内の列の変更]、[列の作成]、および [ 列の変更] ページの [列の追加設定] セクションにコントロールを表示するか、または新しいセクションに単独で表示するかを指定します。
OnSaveChange このメソッドを使用して、列の作成者または編集者によるフィールド (列) プロパティへの変更を検証、保存します。
InitializeWithField このメソッドを使用して、フィールド (列) の既定値または現在のプロパティ値のどちらかでエディタ コントロールを初期化します。