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SPPersistedObject メンバ (Microsoft.SharePoint.Administration)

オブジェクトの状態を自動的にシリアル化して永続ストアに保持し、後でその状態を取得して逆シリアル化したうえでメモリ内オブジェクトに戻すメソッドを、オブジェクトに提供します。

次の表は、 SPPersistedObject 型によって公開されるメンバの一覧です。

パブリック コンストラクタ

( 保護されたコンストラクタ も参照)

  名前 説明
パブリック メソッド SPPersistedObject オーバーロードされます。 永続オブジェクトの作成時に SPPersistedObject クラスの新しいインスタンスを初期化します。

最上位

保護されたコンストラクタ

  名前 説明
保護されたメソッド SPPersistedObject オーバーロードされます。  

最上位

パブリック プロパティ

  名前 説明
パブリック プロパティ DisplayName 管理ユーザー インターフェース内の永続オブジェクト インスタンスを示す表示名を取得します。
パブリック プロパティ Farm オブジェクトが存在するサーバー ファームを取得します。
パブリック プロパティ Id オブジェクトに関連付けられている GUID を取得または設定します。
パブリック プロパティ Name オブジェクトの特定のインスタンスを識別する名前を取得または設定します。
パブリック プロパティ Parent オブジェクトを宣言する親クラスの ID を取得します。
パブリック プロパティ Properties 永続オブジェクトのプロパティを保存するプロパティ バッグを取得します。
パブリック プロパティ Status クラスを表すオブジェクトの状態を、取得または設定します。
パブリック プロパティ TypeName 管理ユーザー インターフェイスにおいてオブジェクトの種類を示す表示名を取得します。
パブリック プロパティ UpgradedPersistedProperties  削除または変更されたフィールドの名前および値のコレクションを取得します。 (SPAutoSerializingObject から継承)
パブリック プロパティ Version オブジェクトが更新された最新時刻を取得します。

最上位

パブリック メソッド

( 保護されたメソッド も参照)

  名前 説明
パブリック メソッド Clone メモリ内キャッシュから取得されていないオブジェクトの複製を戻します。これにより、呼び出し元コードがスレッド セーフを保証できるようになります。
パブリック メソッド Delete コレクションとサーバー ファームからオブジェクトを削除します。
パブリック メソッド Equals オーバーロードされます。 オーバーライドされます。  
パブリック メソッド GetChild オーバーロードされます。  
パブリック メソッド GetHashCode オーバーライドされます。 永続オブジェクトのハッシュ関数として機能します。
パブリック メソッド GetObjectData  ( SPAutoSerializingObject から継承)
パブリック メソッド GetType  ( Object から継承)
パブリック メソッド 静的 op_Equality 2 つの指定されたオブジェクトが等しいかを示すブール値を返します。
パブリック メソッド 静的 op_Inequality 2 つの指定されたオブジェクトが等しいかを示すブール値を返します。
パブリック メソッド Provision オブジェクトを使用するため、ローカル サーバーに必要な変更を加えます。
パブリック メソッド 静的 ReferenceEquals  ( Object から継承)
パブリック メソッド ToString オーバーライドされます。 オブジェクトの種類と名前、すべての先祖(親、親の親など)を返します。
パブリック メソッド Uncache オブジェクトによって使用されるメモリ キャッシュを解放します。
パブリック メソッド Unprovision オブジェクトの削除後クリーン アップを行うため、ローカル サーバーに必要な変更を加えます。
パブリック メソッド Update オーバーロードされます。 オブジェクトの状態を保存し、サーバー ファーム内のすべてのコンピュータに変更内容を伝達します。

最上位

保護されたメソッド

  名前 説明
保護されたメソッド Finalize  ( Object から継承)
保護されたメソッド MemberwiseClone  ( Object から継承)
保護されたメソッド OnDeserialization オーバーライドされます。 基本クラスが追加作業をするため自分自身を逆シリアル化した直後に呼び出されます。
保護されたメソッド UpdateParent  含む側の SPPersistedObject が存在すれば、それにその状態を更新させます。 (SPAutoSerializingObject から継承)
保護されたメソッド Validate オブジェクトを永続化する前に全フィールドの状態を検証します。

最上位

関連項目

参照

SPPersistedObject クラス
Microsoft.SharePoint.Administration 名前空間