拡張可能なフィールド型
Windows SharePoint Services 3.0 にビジネス情報を格納する際、重要なビジネス データが Windows SharePoint Services に用意されているフィールド型に適合しない場合や、一般的なフィールド型をカスタマイズする必要性が生じる場合があります。Windows SharePoint Services では、既に用意されている基本のフィールド型に基づいてユーザー設定フィールド型を作成できます。ユーザー設定フィールドには、ユーザー設定のデータ入力規則、フィールド レンダリング、およびフィールド プロパティのレンダリングと処理を指定できます。
ユーザー設定フィールド型を作成するには、以下のものを作成する必要があります。
ユーザー設定フィールド型を表すクラス。このクラスは、Windows SharePoint Services の基本フィールド型の 1 つを継承する必要があります。このクラスには、そのフィールド型に適用するユーザー設定のデータ入力規則を含めることができます。
フィールド型定義ファイル。これは、Windows SharePoint Services がフィールド型を正しくインスタンス化して実行するために必要な情報が含まれる XML ファイルです。フィールド型定義ファイルには、オプションとして、Windows SharePoint Services の表示モードおよびヘッダー モードでのフィールド型のレンダリング方法、およびフィールド作成ページでのフィールド型のプロパティのレンダリング方法を定義する情報を含めることができます。
フィールド エディタのユーザー コントロールとして動作する .ascx ページを作成して、フィールド型のプロパティをレンダリングすることもできます。