イベントの基礎
Windows SharePoint Services 2.0 では、Microsoft .NET アセンブリを Windows SharePoint Services 2.0 ドキュメント ライブラリに添付することでドキュメント ライブラリ内で発生したイベントのシンクが導入されました。ただし、イベントのシンクはドキュメント ライブラリまたはフォーム ライブラリに限られ、イベントはライブラリ内で実際のアクションが発生した後でのみ発生しました。Windows SharePoint Services 3.0 ではこれが拡大され、ライブラリだけではなくリスト、サイト、およびユーザー操作の中でも使用できる新しい広範囲のイベント セットが導入されています。
Windows SharePoint Services 3.0 のイベントは、以下の機能をサポートするようになっています。
同期前モードと同期後モードを使用してイベントを処理できます。
ファイル、リスト、および Web サイトのレベルでイベントを登録できます。
項目ごとに複数のイベントを登録できます。
同期前イベントをキャンセルして、独自のエラー メッセージを表示できます。
ドキュメント ライブラリだけでなく汎用リストにも項目イベントを登録できます。
リスト種類ごとまたはコンテンツ タイプごとに宣言によりイベントを登録できます。
標準リスト項目イベント (たとえば、ItemAdding、ItemDeleting、または ItemUpdating) のトラップだけでなく、スキーマ イベント (列の追加、削除、更新など) および Web サイトやサイト コレクションの削除もトラップできます。
In This Section
以下のトピックでは、Windows SharePoint Services 3.0 のコンテキストでイベント ハンドラを設定する方法が説明されています。
[ウォークスルー] ドキュメント ライブラリ イベントを操作する
See Also
概念
Working with List Objects and Collections (英語)