ワークフロー プロジェクトを手動で設定する
Microsoft Download Center から、Windows SharePoint Services 3.0 Workflow Starter Kit をダウンロードしてください。ここには独自のワークフロー プロジェクトを作るためのテンプレートが入っています。インストール手順は、テンプレートに添えられている説明に従ってください。
独自の Windows SharePoint Services 3.0 ワークフローを Visual Studio 2005 Designer for Windows Workflow Foundation で開発するためには、ワークフロー プロジェクトに次の 2 つを追加する必要があります。
Microsoft.SharePoint.dll の参照。独自コード内から Windows SharePoint Services 3.0 のオブジェクト モデルにアクセスするために使います。
Microsoft.SharePoint.WorkflowActions.dll の参照。定義済みの Windows SharePoint Services アクティビティにアクセスするために使います。さらに、このアクティビティをツールボックスに入れておく必要があります。
Visual Studio 2005 Designer for Windows Workflow Foundation を使ってワークフロー ソリューションを開発する手順など、Windows Workflow Foundation の詳細については、Windows Workflow Foundation Developer Center を参照してください。
必要な参照をワークフロー プロジェクトに追加するには
Solution Explorer で、[参照設定] を右クリックし、[参照の追加] を実行してください。
すると [参照] タブが開きます。C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\12\isapi ディレクトリに移動してください。
ここにある、Microsoft.SharePoint.dll および Microsoft.SharePoint.WorkflowActions.dll を選択します。
[OK] をクリックします。
Windows SharePoint Services のワークフロー アクティビティをツールボックスに追加するには
[Toolbox] ペインを右クリックし、[アイテムの選択] を実行します。
[処理] タブに切り替え、[参照] をクリックして、 C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\12\ISAPI\ に移動してください。
ここにある Microsoft.SharePoint.WorkflowActions.dll を選択します。
[OK] をクリックします。
[Toolbox] ペインには、OnWorkflowActivated、SendEmail など、Windows SharePoint Services のワークフローに特有のアクティビティが現れます。
注意
さらに、ワークフロー プロジェクトを編集して、ワークフローを SequentialWorkflowActivity クラス (既定値) ではなく SharePointSequentialWorkflowActivity クラスから派生させると、[ツールボックス] ペインにも Windows SharePoint Services のワークフロー アクティビティが現れます。作成したワークフロー コードで、
public sealed partial class Workflow1: SequentialWorkflowActivity
というコードを次のように変更してください。
public sealed partial class Workflow1: SharePointSequentialWorkflowActivity
See Also
概念
Windows SharePoint Services のワークフローの開発