FldTypes.xml
Windows SharePoint Services が展開されている環境では、各フロントエンド Web サーバーのローカル ドライブ:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\12\TEMPLATE\XML フォルダに FLDTYPES.XML ファイルがあります。このファイルは、サイト作成時またはリスト作成時に使用され、リスト データを表示するさまざまなモードでフィールド型をどのようにレンダリングするかを定義します。
警告
FLDTYPES.XML ファイルを変更すると Windows SharePoint Services のインストールを破損する可能性があり、変更はサポートされていません。
ファイル形式
以下の抜粋は、FLDTYPES.XML の形式の概略です。
<FieldTypes>
<FieldType>
<Field Name="TypeName">Counter</Field>
<Field Name="TypeDisplayName">$Resources:core,fldtype_counter;</Field>
<Field Name="InternalType">Counter</Field>
<Field Name="SQLType">int</Field>
<Field Name="ParentType"></Field>
<Field Name="UserCreatable">FALSE</Field>
<Field Name="Sortable">TRUE</Field>
<Field Name="Filterable">TRUE</Field>
<RenderPattern Name="HeaderPattern">
...
</RenderPattern>
<RenderPattern Name="DisplayPattern">
...
</RenderPattern>
<RenderPattern Name="EditPattern">
...
</RenderPattern>
<RenderPattern Name="NewPattern" DisplayName="NewPattern">
...
</RenderPattern>
<RenderPattern Name="PreviewDisplayPattern">
...
</RenderPattern>
<RenderPattern Name="PreviewEditPattern">
...
</RenderPattern>
<RenderPattern Name="PreviewNewPattern">
...
</RenderPattern>
</FieldType>
<FieldType>
...
</FieldType>
...
</FieldTypes>
RenderPattern 要素は、アイテムがリスト データ表示の各モードでどのように表示されるかを定義します。これらのモードには、ツール バーの各リストの先頭で使用されるヘッダー パターン、アイテムの表示、編集、または作成用フォームで使用されるモード、および Windows SharePoint Services 互換の Web 編集アプリケーション (Microsoft Office SharePoint Designer 2007 など) で使用されるプレビュー レンダリング パターンがあります。
ベース フィールド型から派生するユーザー設定フィールドを作成するには、フィールド定義をカスタム リスト定義フィーチャーの Schema.xml ファイルに追加します。カスタム リスト定義にフィールドを追加する方法を示すプログラミング作業については、「[方法] カスタム リスト定義を作成する」を参照してください。カスタムのフィールド型の作成の詳細については、「ユーザー設定フィールド型」を参照してください。