SharePoint Workspace 2010 のグループ ポリシー
適用先: Office 2010
トピックの最終更新日: 2016-11-29
グループ ポリシーの設定を Active Directory 組織単位に適用するときに、それを使用して Microsoft SharePoint Workspace 2010 のインストールをカスタマイズできます。グループ ポリシー設定のコレクションは、グループ ポリシー オブジェクト (GPO) と呼ばれ、関連するポリシー設定の適用先 Active Directory グループを決定するルール エンジンに関連付けられます。SharePoint Workspace 固有のグループ ポリシー設定は groove.adm ファイルに含まれています。
グループ ポリシー機能へのアクセス方法および使用方法の詳細については、「グループ ポリシーの概要 (2007 Office system)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=162307\&clcid=0x411) および「2007 Office system でグループ ポリシーを使用して設定を適用する」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=78176\&clcid=0x411) を参照してください。
展開のカスタマイズ方法の詳細については、「SharePoint Workspace 2010 を構成およびカスタマイズする」を参照してください。
次の表に、SharePoint Workspace 2013 のインストールに影響する GPO を示します。
グループ ポリシー オブジェクト | 説明 | 既定値 (未指定の場合に適用される値) |
---|---|---|
Groove ワークスペースを禁止する |
Groove ワークスペースと共有フォルダーの使用を禁止します。SharePoint Workspace で使用するワークスペースを SharePoint Workspace のみに制限します。 |
無効 |
IPv6 を有効にする |
SharePoint Workspace で IPv6 を有効にします。 |
無効 |
IPv4 を優先する |
IPv4 と IPv6 の両方がクライアント コンピューターでサポートされている場合、IPv4 が優先されることを示します。 |
無効 |
特定のパスのインデックスを作成しないようにする |
Windows Search 4.0 が SharePoint Workspace のコンテンツをクロール (コンテンツのインデックスを作成) することを禁止します。このポリシーは、Windows Search による SharePoint Workspace のクロールを禁止するもので、SharePoint Workspace のリボンから [検索] が削除されます。また、ユーザーが開始するコンテンツ クロールをすべて無効にし、これまでに SharePoint Workspace のコンテンツについて作成された Windows Search インデックスを消去します。 このポリシーが有効になっていない場合、Windows サーチは既定で、次に示す SharePoint Workspace のコンテンツのインデックスを作成します。
このポリシーが有効になっている場合、Windows Search は、指定されたパスをクロールしません。検索対象から除外するパスの指定形式は たとえば、次のように指定すると、ターゲット SharePoint Workspace コンピューター上のすべてのユーザーを対象として、SharePoint Workspace のコンテンツのインデックス作成が禁止されます。
特定のパスについてはインデックスを作成しない GPO の詳細については、「Group Policy for Windows Search (英語)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=164564&clcid=0x411) (英語) を参照してください。 注意 この設定は、SharePoint Workspace 2013 に影響する Windows サーチ ポリシーです。 Windows サーチのグループ ポリシーの詳細については、「Windows Search 4.0 Administrator's Guide (英語)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=164567&clcid=0x411) (英語) を参照してください。 |
有効 |
ドメイン ネットワーク上でのみ同期 |
組織のイントラネットの外部から SharePoint Server 2010 への接続を試みる SharePoint Workspace クライアントに対して、Secure Socket Layer (SSL) 接続を要求します。 注意 この設定は、SharePoint Workspace 2013 に影響する SharePoint Server 2010 カスタム ポリシーです。 |
無効 |
SharePoint Workspace アカウント構成コードを必須にする |
Groove Server 2010 Manager を使用して SharePoint Workspace を管理する場合は、このポリシーを使用して、SharePoint Workspace アカウントを作成するには、管理対象アカウント構成コードを手動で、または自動的に入力する必要があることを設定します。この設定により、ユーザーは非管理対象 SharePoint Workspace アカウントを作成できなくなります。 Groove Server 2010 および自動アカウント構成については、「Groove Server 2010 の展開 (機械翻訳)」を参照してください。 |
無効 |
Groove Server Manager 名 |
Groove Server 2010 Manager を使用して SharePoint Workspace を管理する場合は、このポリシーを使用して、ユーザーを割り当てる Groove Server 2010 Manager サーバー名を指定します。この属性は、自動的な SharePoint Workspace アカウント構成または復元、および非管理対象アカウントから管理対象アカウントへの移行をサポートします。非管理対象アカウントの Groove Server 2010 Manager への移行方法については、「Groove Server 2010 Manager の操作 (機械翻訳)」の移行に関するセクションを参照してください。 |
無効 |
Groove Server Manager のリンク セキュリティを有効にする |
Groove Server 2010 Manager を使用して SharePoint Workspace を管理する場合は、このポリシーを使用して、SharePoint Workspace と Groove Server Manager 間の信頼された通信リンクを保証します。この要件を有効にすると、表示された Groove Server Manager SSL 証明書が有効でないと、SharePoint Workspace と Groove Server Manager 間の通信を有効にできません。 |
有効 |
Groove Server Relay へのプロキシ接続の最大失敗回数 |
Groove Server 2010 Manager を使用して SharePoint Workspace を管理する場合は、このポリシーを使用して、SharePoint Workspace クライアントから Groove Server Relay へのプロキシ接続試行の最大失敗回数を制限します。この制限に達すると、中継サーバーへのプロキシ接続試行は停止します。 |
有効 |
ブロックされている Groove Relay サーバーの一覧 |
Groove Server 2010 Manager を使用して SharePoint Workspace を管理する場合は、このポリシーを使用して、SharePoint Workspace クライアントから一覧に含まれている Groove 中継サーバーのうちで完全に使用不可であることがわかっているものへの接続を開始できないようにします。この一覧の形式は、中継サーバーの完全修飾ドメイン名のコンマ区切りリストです。名前にはワイルドカードを使用できます。疑問符 (?) は任意の 1 文字を表し、アスタリスク (*) はドメインの一部を表します。 |
無効 |