Set-SPOfficeWebAppsCache
適用先: SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2015-03-09
Microsoft Office Web Apps のキャッシュのプロパティを変更します。
Syntax
Set-SPOfficeWebAppsCache [-WebApplication] <SPWebApplicationPipeBind> [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>] [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-ExpirationPeriodInDays <Int32>] [-MaxFrontEndCacheSizeInMB <Int32>] [-MaxFrontEndDocumentInfoCacheItems <UInt32>] [-MaxSizeInBytes <Int64>] [-Owner <SPUser>] [-WarningSizeInBytes <Int64>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]
Set-SPOfficeWebAppsCache -Site <SPSitePipeBind> [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>] [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-ExpirationPeriodInDays <Int32>] [-MaxFrontEndCacheSizeInMB <Int32>] [-MaxFrontEndDocumentInfoCacheItems <UInt32>] [-MaxSizeInBytes <Int64>] [-Owner <SPUser>] [-WarningSizeInBytes <Int64>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]
詳細説明
Set-SPOfficeWebAppsCache コマンドレットでは、指定した Web アプリケーションのキャッシュに関連付けられているサイト コレクションのプロパティを変更します。また、SPSitePipeBind オブジェクトで公開されているすべてのプロパティを変更したり、格納されているキャッシュの有効期限を変更することもできます。
Parameters
パラメーター | 必須/省略可 | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
WebApplication |
必須 |
Microsoft.SharePoint.PowerShell.SPWebApplicationPipeBind |
Office Web Apps のキャッシュが含まれている Web アプリケーションを指定します。 |
Site |
必須 |
Microsoft.SharePoint.PowerShell.SPSitePipeBind |
Office Web Apps のキャッシュ サイト コレクションを指定します。 |
AssignmentCollection |
省略可 |
Microsoft.SharePoint.PowerShell.SPAssignmentCollection |
適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。 注意 Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。 |
Confirm |
省略可 |
System.Management.Automation.SwitchParameter |
コマンドを実行する前に、確認のメッセージを表示します。詳細を表示するには、「get-help about_commonparameters」と入力します。 |
WarningSizeInBytes |
省略可 |
System.Int64 |
Office Web Apps キャッシュがクォータの制限値に近づいているという警告を所有者が受け取るしきい値をバイト単位で指定します。既定値は 0 です。 |
ExpirationPeriodInDays |
省略可 |
System.Nullable |
キャッシュの作成日からの保存期間を指定します。既定値は 30 です。 |
MaxFrontEndCacheSizeInMB |
省略可 |
System.Int32 |
キャッシュが使用できるメモリの最大容量を MB 単位で指定します。 既定値は 75 です。 |
MaxFrontEndDocumentInfoCacheItems |
省略可 |
System.UInt32 |
キャッシュに追加できるアイテムの最大数を指定します。 既定値は 1,000 です。 |
MaxSizeInBytes |
省略可 |
System.Int64 |
Office Web Apps のキャッシュのサイズをバイト単位で指定します。制限を超えると、次回の有効期限タイマー ジョブで、キャッシュがクォータを下回るまでキャッシュ内の最も古いアイテムが削除されます。既定値は 107,374,182,400 です。 |
Owner |
省略可 |
Microsoft.SharePoint.SPUser |
Office Web Apps のキャッシュの所有者を指定します。 |
WarningSizeInBytes |
省略可 |
System.Int64 |
Office Web Apps のキャッシュのサイズがこのパラメーターで指定されるサイズに達すると、キャッシュがクォータに近づいているという通知がサイト コレクションの所有者に送信されます。 |
WhatIf |
省略可 |
System.Management.Automation.SwitchParameter |
コマンドを実行する代わりに、コマンドの実行結果を説明するメッセージを表示します。詳細を表示するには、「get-help about_commonparameters」と入力します。 |
入力値の型
戻り値の型
Example
------------- 例 --------------
Get-SPWebApplication | Set-SPOfficeWebAppsCache -ExpirationPeriod 30
この例では、ファーム内のすべての Web アプリケーションを列挙し、Web アプリケーションごとに Office Web Apps のキャッシュの有効期限を 30
日に設定します。