テレメトリ ダッシュボード用のカスタム レポートおよびデータベース スキーマ参照
適用先: Office 2013, Office 365 ProPlus
トピックの最終更新日: 2016-12-16
概要: テレメトリ ダッシュボードでのカスタム レポートの作成、サンプル レポートの表示、テレメトリ データベースのテーブルおよびフィールドのリスト方法について説明します。
対象ユーザー: IT 担当者
テレメトリ ダッシュボードの組み込みワークシートには、多くの有用なデータが表示されますが、データの表示方法をもっと詳細に制御したい場合もあります。それには、テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポート機能を使用できます。この機能はピボットテーブル レポートを使用して、Office の組織での使用方法についてより詳細に表示することができます。この記事では、カスタム レポートの作成方法と、カスタム レポートで使用されるテレメトリ データベース テーブルおよびフィールドに関する情報について説明します。
重要
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この記事の内容
テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポートの概要
テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポートの作成
テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポートの既定のテーブル
テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポートの隠しテーブル
テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポートにおける既定のデータの関係
テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポートの概要
テレメトリ ダッシュボードの組み込みワークシートには、テレメトリ エージェントにより収集されたデータの関連サブセットが表示されます。ただし、組み込みワークシートはカスタマイズできないため、別々のワークシートに表示されるデータを組み合わせたビューを表示したい場合があります。カスタム レポートを使用すれば、テレメトリ データを有意義な形でピボットテーブル レポートに表示できます。
たとえば、次のスクリーン ショットで、監視対象クライアントで検出された未登録の ActiveX コントロールを示すカスタム レポートを示します。ソリューション名、ユーザー名、ビジネス グループ (エージェントが展開されたときにレベル 2 に構成) を表示するフィールドを追加したことがわかります。このレポートにより、未登録の ActiveX コントロールを使用するソリューションとそれを使用しているユーザーを特定できます。一方、[ドキュメント] ワークシートには、これらのソリューションは示されますが、未登録の ActiveX コントロールが検出されたかどうかを示す列はありません。各ドキュメントの [ドキュメント セッション] ワークシートを表示して、ActiveX コントロールが使用されているかどうかを確認する必要があります。
未登録の ActiveX ソリューションを示すカスタム レポート
重要
カスタム レポートのラベルを使用するには、テレメトリ エージェントの展開時に構成する必要があります。構成しなかった場合、実行するカスタム レポートのタイプをサポートするラベルについて注意深く計画することをお勧めします。たとえば、ビジネス グループ、場所、およびジョブ ロールを特定するラベルの設定は、特定のユーザーのグループやタイプの傾向と問題を確認する手助けとなります。ラベル (グループ ポリシーの設定とテレメトリ エージェントのレジストリ設定ではタグとも呼ばれます) の構成については、「テレメトリ エージェントの有効化および構成」を参照してください。
別の例として、次のスクリーン ショットで、[展開] ワークシートに表示される Office クライアント コンピューターのリストを示します。ここでは Office の展開の概要が示されます。しかし、Office のビジネス グループ間での展開の詳細は示されません。
[展開] ワークシート
カスタム レポートを使用して、Office クライアントのより詳細なビューを取得できます。次の図では、各ビジネス グループでの Office 展開の詳細を確認できるように、Office クライアントがビジネス グループ (レベル 2 に構成) ごとに分けられています。ピボットグラフを作成してデータを表示することもできます。このカスタム レポートは隠しテーブルである [System_details] を使用しているので、Office バージョンをレポートに追加する前に手動で追加する必要があります。この方法については、「テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポートの隠しテーブル」を参照してください。
ビジネス グループごとの Office の展開を示すカスタム レポート
テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポートの作成
[カスタム レポート] ワークシートにカスタム レポートを 1 つ作成できます。ここでは自動的に既定のテーブルが読み込まれ、開始点として使用できる基本的なカスタム レポートが作成されます。そこで、フィールドの追加や削除を行いビジネス ニーズに合うレポートを設計できます。パフォーマンス上の理由により、カスタム レポートの作成時にすべてのテーブルが自動的に読み込まれるわけではありません。「テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポートの隠しテーブル」の手順を使用してテーブルを追加できます。隠しテーブルを追加する最も一般的な理由は、Office ビルドにアクセスするためで、これは [System_details] テーブルで可能です。
このビデオ デモで、動作中のカスタム レポートを表示できます。[ソリューション] ワークシートに表示されているデータを、カスタム レポートに表示されている同様のデータと比較します。このビデオでは、ピボットテーブル レポートでのフィールドの追加および移動の方法も説明します。
テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポート
カスタム レポートに大量のデータ セットが含まれている場合は、Excel 2013 の 32 ビット版を使用すると、2 GB メモリ制限が適用される可能性があります。この制限は次の 2 つの方法で回避できます。
Excel 2013 の 64 ビット版を使用します。2 GB メモリ制限はなくなりますが、他の欠点があります。詳細については、「Office 2013 の 64 ビット版」を参照してください。
カスタム レポートの作成時に PowerPivot に入力されるデータ量を変更するようにテレメトリ データベース内のレポートしきい値を調整します。この設定の詳細については、「テレメトリ ダッシュボードでのプライバシー設定の構成方法」を参照してください。
すべての Office 2013 スイート で、マウス、キーボード ショートカット、またはタッチを使用してタスクを実行できます。Office 製品およびサービスでキーボード ショートカットとタッチを使用する方法については、「キーボード ショートカット」と「Office タッチ ガイド」を参照してください。
カスタム レポートを作成するには、まずテレメトリ ダッシュボードを開始する必要があります。次の表で、Windows のさまざまなバージョンのダッシュボードを起動する方法について説明します。
テレメトリ ダッシュボードを起動するには
オペレーティング システム | テレメトリ ダッシュボードを起動する手順 |
---|---|
Windows 7、Windows Server 2008、または Windows Server 2008 R2 |
[スタート] メニューから、[すべてのプログラム]、[Microsoft Office 2013]、[Office 2013 ツール]、[Office 2013 テレメトリ ダッシュボード] の順に選択します。 |
Windows 8 または Windows 8.1 |
[開始] 画面で、「テレメトリ ダッシュ ボード」と入力して検索結果からそれを選択します。 |
Windows Server 2012 または Windows Server 2012 R2 |
右端から内側へスワイプしてチャーム バーを表示し、[検索] を選択してコンピューターにインストールされているすべてのアプリを表示します。次に、[Office 2013 テレメトリ ダッシュボード] を選択します。 |
カスタム レポートを作成するには、次の手順に従います。
カスタム レポートを作成するには
テレメトリ ダッシュボードで、[スタート] ワークシートの [データベースへの接続] を選択します。
[データ接続の設定] ダイアログ ボックスで、SQL Server を実行しているコンピューターと、テレメトリ プロセッサのインストール時に指定した SQL データベースの名前を入力します。
ナビゲーション ウィンドウで、[カスタム レポート] を選択します。
[カスタム レポート] ワークシートで、[カスタム レポートの作成] を選択します。
次の表では、開始時に役立つ、さまざまな種類のカスタム レポートを作成する手順を示します。
テレメトリ ダッシュボードのサンプルのカスタム レポート
カスタム レポートの手順 | 図 |
---|---|
ソリューションの安定性を示すカスタム レポートを作成するには、次の手順を実行します。
|
ソリューションの安定性を示すカスタム レポート |
Excel の警告を示すカスタム レポートを作成するには、次の手順を実行します。
|
Excel の警告を示すカスタム レポート |
テレメトリ ダッシュボードにおけるカスタム レポートの既定のテーブルとフィールド
次の表で、カスタム レポートを作成したときに [ピボットテーブル フィールド ] のリストに既定で表示される 6 つのテーブルとその関連フィールドについて説明します。
既定のテーブル
テーブル名 | 説明 |
---|---|
イベント |
過去 3 か月間の問題イベントが含まれます。 |
Inventory |
監視対象の Office ドキュメントおよびソリューションに関する、読み込み時間やソリューションのバージョンなど固有のインスタンス データが含まれます。 |
Lookup_computers |
監視対象のコンピューターに関する情報が含まれます。これには、コンピューター名、ドメイン、ハードウェア情報、および Windows のバージョンなどが含まれます。 |
Lookup_issue_definitions |
案件の種類、案件のタイトル、重要度および説明などの、検出した案件の情報が含まれます。 |
Lookup_solutions |
ソリューションの種類、名前、発行元など、検出したソリューションの情報が含まれます。 |
Lookup_users |
ユーザー名、ドメイン、ラベル設定などの、監視対象クライアント コンピューターを使用するユーザーに関する情報が含まれます。 |
次の表に [Events] テーブルのフィールドを示します。
[Events] テーブルのフィールド
フィールド名 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
イベント ID |
数値 |
このテーブルの主キー。 |
案件 ID |
数値 |
[Lookup_issue_definitions] テーブルに接続します。 次の記事でこれらの定義を参照できます。
|
在庫 ID |
文字列 |
[Inventory] テーブルに接続します。 |
ソリューション ID |
数値 |
[Lookup_solutions] テーブルに接続します。 |
ユーザー ID |
数値 |
[Lookup_users] テーブルに接続します。 |
コンピューター ID |
数値 |
[Lookup_computers] テーブルに接続します。 |
イベント日付 |
日付/時刻 |
イベントの日時を示します。 |
アプリケーションのバージョン (詳細) |
文字列 |
イベントのトリガーとなった Office アプリケーションのバージョンを示します。 |
次の表に [Inventory] テーブルのフィールドを示します。
[Inventory] テーブルのフィールド
フィールド名 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
在庫 ID |
文字列 |
このテーブルの主キー。 |
ソリューション ID |
数値 |
[Lookup_solutions] テーブルに接続します。 |
ユーザー ID |
数値 |
[Lookup_users] テーブルに接続します。 |
コンピューター ID |
数値 |
[Lookup_computers] テーブルに接続します。 |
フレンドリ名 |
文字列 |
ソリューションのフレンドリ名を表示します。 |
場所 |
文字列 |
ファイルの場所を示します。 |
読み込み時間 (秒) |
数値 |
ソリューションの読み込み時間を秒単位で示します。 |
タイトル |
文字列 |
ドキュメントのタイトルを表示します。 |
作成者 |
文字列 |
ドキュメントの作成者を示します。 |
CPU アーキテクチャ |
文字列 |
CPU アーキテクチャを示します。 |
ソリューションのバージョン |
文字列 |
ソリューションのバージョンを示します。 |
読み込み動作 |
数値 |
COM アドインの読み込み動作を次のように示します。 0 - 自動的には読み込まない (アンロード済み) 1 - 自動的には読み込まない (読み込み済み) 2 - 起動時に読み込む (アンロード済み) 3 - 起動時に読み込む (読み込み済み) 8 - 必要に応じて読み込む (アンロード済み) 9 - 必要に応じて読み込む (読み込み済み) 16 - 最初に読み込み、その後は必要に応じて読み込む (読み込み済み) |
ファイル サイズ (バイト) |
数値 |
ファイル サイズをバイト単位で示します。 |
VBA の有無 |
ブール値 |
ドキュメントに VBA がある場合に 1 を示します。 |
OLE の有無 |
ブール値 |
ドキュメントに OLE オブジェクトがある場合に 1 を示します。 |
外部データ接続の有無 |
ブール値 |
外部データ接続がある場合に 1 を示します。 |
ActiveX コントロールの有無 |
ブール値 |
ドキュメントに ActiveX コントロールがある場合に 1 を示します。 |
アセンブリ参照の有無 |
ブール値 |
ドキュメントにアセンブリ参照がある場合に 1 を示します。 |
XML スキーマの有無 |
ブール値 |
ドキュメントに XML スキーマがある場合に 1 を示します。 |
XML 拡張パックの有無 |
ブール値 |
ドキュメントに XML 拡張パックがある場合に 1 を示します。 |
最終読み込み日 |
日付/時刻 |
ソリューションが最後に読み込まれた日時を示します。 |
最終スキャン |
日付/時刻 |
コンピューターがエージェントに最後にスキャンされた日時を示します。 |
次の表に [Lookup_computers] テーブルのフィールドを示します。
[Lookup_computers] テーブルのフィールド
フィールド名 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
コンピューター ID |
数値 |
このテーブルの主キー。 |
コンピューター名 |
文字列 |
コンピューター名を表示します。 |
コンピューターのドメイン |
文字列 |
このコンピューターに登録されているドメイン名を表示します。 |
テレメトリ エージェントのバージョン |
文字列 |
テレメトリ データベースにデータをアップロードするテレメトリ エージェントのバージョンを示します。 |
コンピューターのプロセッサ名 |
文字列 |
コンピューターのプロセッサ名を表示します。 |
プロセッサの数 (論理) |
数値 |
コンピューターに搭載されている論理プロセッサの数を表示します。 |
プロセッサの数 (物理) |
数値 |
コンピューターに搭載されている物理プロセッサの数を表示します。 |
システムの種類 |
文字列 |
コンピューターのアーキテクチャのタイプ (32 ビットまたは 64 ビット) を示します。 |
コンピューターに取り付けられているメモリ |
数値 |
コンピューターに取り付けられているメモリの量 (メガバイト単位) を表示します。 |
画面の解像度 |
文字列 |
このコンピューターの画面解像度を表示します (1280 x 780 など)。 |
画面の解像度 (幅) |
数値 |
画面解像度の幅を表示します。 |
画面の解像度 (高さ) |
数値 |
画面解像度の高さを表示します。 |
Windows バージョン |
文字列 |
コンピューターの Windows バージョンを表示します。 |
Windows バージョン (詳細) |
文字列 |
Windows の詳細なバージョンを示します。 |
Windows システムのロケール |
文字列 |
Windows システムのロケール設定を表示します。 |
Windows システムの表示言語 |
文字列 |
Windows システムの表示言語を示します。 |
IE バージョン |
文字列 |
Internet Explorer バージョンを表示します。 |
IE のバージョン (詳細) |
文字列 |
Internet Explorer バージョンの詳細を表示します。 |
次の表に [Lookup_solutions] テーブルのフィールドを示します。
[Lookup_solutions] テーブルのフィールド
フィールド名 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
ソリューション ID |
数値 |
このテーブルの主キー。 |
ソリューションの種類 |
文字列 |
ソリューションまたはドキュメントの種類を示します。 |
アプリケーション |
文字列 |
このソリューションまたはドキュメントで使用されるアプリケーションを示します。 |
ソリューション名 |
文字列 |
ソリューション名を示します。 |
ファイル名 |
文字列 |
ソリューションまたはドキュメントのファイル名を示します。 |
ProgID |
文字列 |
ソリューションの ProgID を示します。 |
発行元 |
文字列 |
ソリューションまたはドキュメントの発行元の名前を示します。 |
次の表に [Lookup_users] テーブルのフィールドを示します。
[Lookup_users] テーブルのフィールド
フィールド名 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
ユーザー ID |
数値 |
このテーブルの主キー。 |
ユーザー名 |
文字列 |
ユーザー名を表示します。 |
ユーザー ドメイン |
文字列 |
ユーザーのドメイン名を表示します。 |
ラベル 1 |
文字列 |
ラベル 1 設定を表示します。 |
ラベル 2 |
文字列 |
ラベル 2 設定を表示します。 |
ラベル 3 |
文字列 |
ラベル 3 設定を表示します。 |
ラベル 4 |
文字列 |
ラベル 4 設定を表示します。 |
次の表に [Lookup_issue_definitions] テーブルのフィールドを示します。
[Lookup_issue_definitions] テーブルのフィールド
フィールド名 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
案件 ID |
数値 |
このテーブルの主キー。 |
重要度 |
文字列 |
案件の重要度を示します。 |
案件の種類 |
文字列 |
案件の種類を示します。 |
案件のタイトル |
文字列 |
案件のタイトルを示します。 |
説明 |
文字列 |
案件の説明を示します。 |
詳細情報 |
文字列 |
詳細情報を取得できる URL を示します。 |
テレメトリ ダッシュボード カスタム レポート内の隠しテーブル
カスタム レポートを作成するとき、すべてのテーブルが読み込まれるわけではありません。カスタム レポート用に追加のデータにアクセスする場合、[Usage_summary]、[Issue_summary] および [System_details] テーブルを読み込むことができます。これらの隠しテーブルをテレメトリ ダッシュボードに追加するには、次の手順に従います。
テレメトリ ダッシュボードに隠しテーブルを追加するには
「テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポートの作成」の手順に従ってテレメトリ ダッシュボードを開始し、データベースに接続してカスタム レポートを作成します。
カスタム レポートの作成後、カスタム レポートのいずれかの領域を選択します。これにより [解析] タブがリボンで使用可能になります。
リボンの [解析] タブ ([ピボットテーブル ツール] の下) の [データ] グループで、[データ ソースの変更]、[接続のプロパティ] の順に選択します。
[カスタム レポートへのブックの接続] ダイアログ ボックスで、[テレメトリ ダッシュボード – カスタム レポート]、[プロパティ]、[定義] タブの順に選択します。
[コマンド文字列] ボックスで、次のテキストを追加します (既存のテキストを削除または上書きしないでください)。 , "Usage_summary", "Issue_summary", "System_details"
[OK] を選択し、各ダイアログ ボックスで [閉じる] を選択してください。
[ピボットテーブル フィールド] リストで [すべて] を選択してから、スクロールして [Usage_summary]、[Issue_summary] および [System_details] に新しく追加されたテーブルを表示します。
新しいテーブルを右クリックして [アクティブなタブで表示] を選択します。アクセスしやすいように、新しいテーブルが右の列の [ピボットテーブル フィールド] にある [アクティブ] リストに追加されます。
次の表で、テレメトリ ダッシュボードに手動で追加する必要のある隠しテーブルを一覧表示し、その隠しテーブルのフィールドについて説明します。
テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポートの隠しテーブル
テーブル名 | コメント |
---|---|
Usage_summary |
7 日間、1 か月、3 か月の Office 2013 テレメトリ データを示します。このテーブルを使用し、次に示すテーブルとの関係を作成して詳細を確認します。
|
Issue_summary |
過去 7 日間、1 か月、3 か月に発生した案件を示します。このテーブルを使用し、次に示すテーブルとの関係を作成して詳細を確認します。
|
System_details |
ユーザーおよびコンピューターの情報を示します。 |
次の表で、[Usage_summary] テーブルのフィールドについて説明します。
[Usage_summary] テーブルのフィールド
フィールド名 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
在庫 ID |
文字列 |
[Inventory] テーブルに接続してピボットテーブル レポートの詳細にアクセスします。 |
ソリューション ID |
数値 |
[Inventory] と [Lookup_solutions] テーブルの間に関係がない場合、[Lookup_solutions] テーブルに接続してピボットテーブル レポートの詳細を取得します。 |
ユーザー ID |
数値 |
Connects to the Lookup_users table to obtain more details in the PivotTable report if there is no relationship between the Inventory and Lookup_users tables. |
コンピューター ID |
数値 |
[Inventory] と [Lookup_computers] テーブルの間に関係がない場合、[Lookup_computers] テーブルに接続してピボットテーブル レポートの詳細を取得します。 |
セッション合計 (過去 7 日間) |
数値 |
最近 7 日間のセッション数の合計を示します。 |
セッション合計 (過去 1 か月) |
数値 |
最近 1 か月のセッション数の合計を示します。 |
セッション合計 (過去 3 か月) |
数値 |
最近 3 か月のセッション数の合計を示します。 |
失敗したセッション (過去 7 日間) |
数値 |
最近 7 日間で問題が発生したセッションの合計数を示します。 |
失敗したセッション (過去 1 か月) |
数値 |
最近 1 か月で問題が発生したセッションの合計数を示します。 |
失敗したセッション (過去 3 か月) |
数値 |
最近 3 か月で問題が発生したセッションの合計数を示します。 |
次の表で [Issue_summary] テーブルのフィールドについて説明します。
[Issue_summary] テーブルのフィールド
フィールド名 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
案件 ID |
数値 |
[Lookup_issue_definitions] テーブルに接続してピボットテーブル レポートの詳細を取得します。 |
在庫 ID |
文字列 |
[Inventory] テーブルに接続してピボットテーブル レポートの詳細を取得します。 |
ソリューション ID |
数値 |
[Inventory] と [Lookup_solutions] テーブルの間に関係がない場合、[Lookup_solutions] テーブルに接続してピボットテーブル レポートの詳細を取得します。 |
ユーザー ID |
数値 |
Connects to the Lookup_users table to obtain more details in the PivotTable report if there is no relationship between the Inventory and Lookup_users tables. |
コンピューター ID |
数値 |
[Inventory] と [Lookup_computers] テーブルの間に関係がない場合、Lookup_computers テーブルに接続してピボットテーブル レポートの詳細を取得します。 |
インスタンスの数 (過去 7 日間) |
数値 |
最近 7 日間の問題イベントの数を示します。 |
インスタンスの数 (過去 1 か月) |
数値 |
最近 1 か月の問題イベントの数を示します。 |
インスタンスの数 (過去 3 か月) |
数値 |
最近 3 か月の問題イベントの数を示します。 |
次の表で [System_details] テーブルのフィールドについて説明します。
[System_details] テーブルのフィールド
フィールド名 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
コンピューター名 |
文字列 |
コンピューター名を表示します。 |
コンピューターのドメイン |
文字列 |
このコンピューターに登録されているドメイン名を表示します。 |
ユーザー名 |
文字列 |
ユーザー名を表示します。 |
ユーザー ドメイン |
文字列 |
ユーザーのドメイン名を表示します。 |
ラベル 1 |
文字列 |
ラベル 1 設定を表示します。 |
ラベル 2 |
文字列 |
ラベル 2 設定を表示します。 |
ラベル 3 |
文字列 |
ラベル 3 設定を表示します。 |
ラベル 4 |
文字列 |
ラベル 4 設定を表示します。 |
テレメトリ エージェントのバージョン |
文字列 |
このデータを収集したテレメトリ エージェントのバージョンを示します。 |
テレメトリ プロセッサ (ファイル共有) |
文字列 |
テレメトリ データベースにデータをアップロードしたテレメトリ プロセッサのファイル共有を示します。 |
テレメトリ プロセッサ (コンピューター) |
文字列 |
テレメトリ データベースにデータをアップロードしたテレメトリ プロセッサのコンピューター名を示します。 |
コンピューターのプロセッサ名 |
文字列 |
コンピューターのプロセッサ名を表示します。 |
プロセッサの数 (論理) |
数値 |
コンピューターに搭載されている論理プロセッサの数を表示します。 |
プロセッサの数 (物理) |
数値 |
コンピューターに搭載されている物理プロセッサの数を表示します。 |
システムの種類 |
文字列 |
コンピューターのシステムの種類を示します。 |
コンピューターに取り付けられているメモリ |
数値 |
コンピューターに取り付けられているメモリの量 (メガバイト単位) を表示します。 |
画面の解像度 |
文字列 |
このコンピューターの画面解像度を表示します (1280 x 780 など)。 |
画面の解像度 (幅) |
数値 |
画面解像度の幅を表示します。 |
画面の解像度 (高さ) |
数値 |
画面解像度の高さを表示します。 |
Windows バージョン |
文字列 |
コンピューターの Windows バージョンを表示します。 |
Windows バージョン (詳細) |
文字列 |
Windows バージョンの詳細を示します。 |
Windows システムのロケール |
文字列 |
Windows システムのロケール設定を表示します。 |
Windows システムの表示言語 |
文字列 |
Windows のシステムの表示言語設定を示します。 |
IE バージョン |
文字列 |
Internet Explorer バージョンを表示します。 |
IE バージョン (詳細) |
文字列 |
Internet Explorer バージョンの詳細を表示します。 |
Windows システム ローカル (ユーザー) |
文字列 |
Windows システムのローカル設定 (ユーザー設定) を示します。 |
Windows の表示言語 (ユーザー) |
文字列 |
Windows システムの表示言語 (ユーザー設定) を示します。 |
最終スキャン |
日付/時刻 |
テレメトリ エージェントがスキャンした日時を示します。 |
Office 2003 |
文字列 |
Office 2003 バージョンの詳細を示します (インストールされている場合)。 |
Office 2007 |
文字列 |
Office 2007 バージョンの詳細を示します (インストールされている場合)。 |
Office 2010 |
文字列 |
Office 2010 バージョンの詳細を示します (インストールされている場合)。 |
Office 15 |
文字列 |
Office 2013 バージョンの詳細を示します (インストールされている場合)。 |
テレメトリ ダッシュボードのカスタム レポートにおける既定のデータの関係
次の図に、テレメトリ データベースのテーブル間の関係を示します。
テレメトリ データベースのテーブル間の既定の関係
[Usage_summary] テーブルとその関係
[Issue_summary] テーブルとその関係
関連項目
Office 2013 互換性のコンテンツ ロードマップ
テレメトリ ダッシュボード ワークシートの参照
テレメトリ ダッシュボードを使用して Office の互換性と展開を監視する