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Project Server 2010 ファームをバックアップおよび復元する

 

適用先: Project Server 2010

トピックの最終更新日: 2011-03-28

このドキュメント セットでは、エンタープライズ、企業、またはブランチ オフィスの環境におけるバックアップと復旧のソリューションの計画、設計、展開、および運用を担当する情報技術 (IT) 担当者の要件を満たすように説明されています。このドキュメント セットの読者は、その技術的な詳細を理解することが求められます。しかし、サービスレベルの専門知識は、エンタープライズレベルのディスカッションを理解し、決定内容を理解するためには必要ありません。

バックアップとは、システム障害または破損後のデータを復元し、復旧するために使用されるデータのコピーのことです。バックアップがあると、障害発生後にデータを復元できます。適切にバックアップを行うことで、次のような多くの障害から復旧できます。

  • メディア障害

  • ユーザー エラー (誤って Project ファイルや Microsoft Project Web App (PWA) サイトを削除した場合など)

  • ハードウェア障害 (ディスク ドライブの破損、サーバーの完全な切断など)

  • 自然災害

さらに、Project Server データベースのバックアップを保管しておくと、運用サーバーから別の運用サーバーへのデータベースのコピー、運用環境からテスト環境へのデータベースの移動、Project Web App サイトの復元、管理の目的でのアーカイブ、障害復旧などの定型業務に役立ちます。特定の要件に合わせて使用する必要があるバックアップまたは回復方法の具体的なガイダンスについては、「Plan for disaster recovery in Project Server 2010」および「Project Server 2010 ファームのバックアップと復元の準備をする」を参照してください。

ファームとコンテンツの全体または一部をバックアップおよび復元する

組み込みのツールを使用して Project Server ファームをバックアップするために、バックアップと回復用の次のタスクが実行されます。