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インストール後の手順 (Search Server 2010)

 

適用先: Search Server 2010

トピックの最終更新日: 2011-11-18

この記事では、エンタープライズ検索システムを Microsoft Search Server 2010 または Microsoft Search Server 2010 Express の単一サーバー展開でインストールした後の構成手順について説明します。インストール時にスタンドアロン インストール オプションとサーバー ファーム インストール オプションのどちらを選択したかで、一部の手順が異なります。ここでは、両方の手順を説明します。

この記事の内容

  • エンド ユーザーが検索結果を取得できるように基本検索機能を構成する。

  • Web Analytics Service アプリケーションが実行されていることを確認して、検索レポートを有効にする。

基本検索機能を構成する

次の表は、スタンドアロン インストールまたはサーバー ファーム インストール後の Search Server 2010 または Search Server 2010 Express の主要な検索コンポーネントの状態を示しています。

製品インストール後の主要な検索コンポーネントの状態

要件 スタンドアロン インストールの後で存在しますか サーバー ファーム インストールの後で存在しますか

Search Service アプリケーション

はい

はい1

検索センター サイト

はい

はい2

連絡先の電子メール アドレス

はい。架空のアドレス someone@example.com を使用して構成します。

はい。架空のアドレス someone@example.com を使用して構成します。

既定のコンテンツ アクセス アカウント

はい。NT Authority\Local Service に設定します。

はい。インストール時にファーム構成ウィザードで指定されたアカウントに設定します。

1管理者がファーム構成ウィザードを実行し、[SharePoint ファームの構成] ページの [サービス] セクションにある [Search Service アプリケーション] チェック ボックスをオフにしていなかったものとします。

2この製品をインストールした管理者が展開の際に [基本検索センター] テンプレートを選択したものとします。

詳細については、「Search Server 2010 Express をインストールする」を参照してください。

既存の Search Service アプリケーションの [検索管理] ページに移動する

[検索管理] ページでは、ファーム全体および Search Service アプリケーションのみに適用する検索設定にアクセスできます。

既存の Search Service アプリケーションの [検索管理] ページに移動するには

  1. この手順を実行するユーザー アカウントが Search Service アプリケーションの管理者であることを確認します。

  2. サーバーの全体管理 Web サイトのホーム ページの [アプリケーション構成の管理] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  3. [サービス アプリケーションの管理] ページで、[Search Service アプリケーション] をクリックします。

既定のコンテンツ アクセス アカウントを指定する

ユーザー アカウントは、インストール中に既定のコンテンツ アクセス アカウントとして割り当てられます。クローラーは、このアカウントを使用して、関連付けられたクロール ルールで別のアカウントが指定されていないコンテンツをクロールします。既定のコンテンツ アクセス アカウントについては、クロールするコンテンツに対してできるだけ多くの読み取りアクセス権を持つドメイン ユーザー アカウントを指定することをお勧めします。既定のコンテンツ アクセス アカウントはいつでも変更できます。クロール ルールの作成方法の詳細については、「クロール ルールを管理する (Search Server 2010)」を参照してください。

既定のコンテンツ アクセス アカウントを指定するには

  1. [検索管理] ページの [システムの状態] セクションで、[既定のコンテンツ アクセス アカウント] 行に表示されるアカウントがコンテンツのクロール時にコンポーネントのクロールに使用するアカウントであれば、次の手順に進みます。それ以外の場合は、この手順の次のステップに進みます。

  2. [既定のコンテンツ アクセス アカウント] 行内のリンクをクリックします。

  3. [既定のコンテンツ アクセス アカウント] ダイアログ ボックスの [アカウント] ボックスに、別のユーザー名をドメイン\ユーザー名の形式で入力します。

  4. [パスワード] ボックスと [パスワードの確認] ボックスに、そのアカウントのパスワードを入力します。

  5. [OK] をクリックします。

連絡先の電子メール アドレスを指定する

連絡先の電子メール アドレスは、クロールされるサーバーのログに記録されます。既定の連絡先の電子メール アドレス someone@example.com はプレースホルダーです。このアドレスを変更して、検索システムがクロールするサーバーのパフォーマンス低下などの問題がクロールによって引き起こされたときに外部の管理者が連絡できるアカウントにすることをお勧めします。

連絡先の電子メール アドレスを指定するには

  1. [検索管理] ページの [システムの状態] セクションで、[連絡先の電子メール アドレス] をクリックします。

  2. [検索の電子メール設定] ダイアログ ボックスの [電子メール アドレス] ボックスに電子メール アドレスを入力します。このアドレスは、検索システムによってクロールされるサーバーのログに記録されます。

  3. [OK] をクリックします。

ファームレベル検索の設定を構成する

ファームレベルの検索設定には、以下が含まれます。

  • プロキシ サーバー

    サーバー ファームの外部にあるコンテンツをクロールするときにクロール コンポーネントで使用されるプロキシ サーバー。既定ではプロキシ サーバーは選択されません。

  • 検索のタイムアウト設定

    検索システムが他のサービスに接続するまでの待機時間、およびコンテンツの確認を要求するまでの待機時間。既定では、接続の待機時間が 60 秒、確認を要求するまでの待機時間が 60 秒に設定されます。

  • SSL 警告

    SSL 証明書名の警告を無視するかどうかを指定します。既定では [いいえ] が選択されています。

ファームレベル検索の設定を構成するには

  1. [検索管理] ページのサイド リンク バーで、[ファームの検索管理] をクリックします。

  2. プロキシ サーバーを指定するには、[プロキシ サーバー] 行内のリンクをクリックします。詳細については、「プロキシ サーバーの設定を検索用に構成する (Search Server 2010)」を参照してください。

  3. タイムアウトまでの時間を改めて指定するには、[タイムアウトまでの時間 (秒)] 行内のリンクをクリックします。詳細については「検索タイムアウトの設定を構成する (Search Server 2010 Express)」を参照してください。

  4. SSL 証明書の警告を無視するかどうかを指定するには、[SSL の警告を無視] 行内のリンクをクリックします。詳細については、「SSL 証明書の注意の設定を構成する (Search Server 2010 Express)」を参照してください。

コンテンツ クロール用のコンテンツ ソースを作成する

コンテンツをクロールするには、少なくとも 1 つのコンテンツ ソースが必要です。既定では、インストール中にローカル SharePoint サイトという名前のコンテンツ ソースが作成され、サーバー ファーム内のすべてのサイトをクロールするよう自動的に構成されます。

Search Server 2010 のスタンドアロン インストールを実行した場合は、インストールに続いてローカル SharePoint サイトのフル クロールが自動的に実行され、増分クロールがフル クロール後 20 分ごとに実行するようにスケジュールされます。Search Server 2010 のサーバー ファーム インストールを実行する場合は、クロールのスケジュールおよび実行は自動的には行われません。

他のコンテンツをクロールするためのコンテンツ ソースを追加できます。詳細については、「コンテンツ ソースを追加、編集、または削除する (Search Server 2010)」を参照してください。Search Server 2010 でのコンテンツ ソースの作成と構成は、以下の点を除き、前のバージョンの場合と同じです。

  • ビジネス データ カタログは、基幹業務のデータというコンテンツ ソースの種類のサブセットになりました。

  • ユーザー設定のリポジトリをクロールするための新しいコンテンツ ソースの種類があります。このオプションでは、1 つ以上のカスタム コネクタが登録されている必要があります。

  • [コンテンツ ソースの追加] ページまたは [コンテンツ ソースの編集] ページに、[コンテンツ ソースの優先度] という新しいセクションが追加されました。このセクションを使用して、コンテンツ ソースを標準の優先度または高い優先度のどちらで実行するかを指定できます。既定の設定は [標準] です。

コンテンツ ソースを作成、構成、またはクロールするには、[検索管理] ページの [クロール中] セクションのサイド リンク バーで、[コンテンツ ソース] をクリックします。

検索センター サイトを作成してアクセス権を付与する

検索センターは、ユーザーが検索クエリを送信するためのインターフェイスを提供します。これは、各 SharePoint サイトに既定で表示される検索ボックスより機能豊富なインターフェイスです。詳細については、「検索センターを管理する (Search Server 2010)」を参照してください。

実行したインストールの種類と、インストール時に選択したサイト コレクション テンプレートによっては、既に検索センター サイトが作成されている場合があります (詳細については、この記事の「基本検索機能を構成する」を参照してください)。検索センター サイトが作成されているかどうかを確認するには、インストール時に作成したサイト コレクションのトップレベル サイトを参照します。そのサイトが検索センター サイトではない場合、またはそのサイトに [検索] というタブがない場合は、以下の手順を使用して検索センター サイトを作成してください。

検索センター サイトを作成するには

  1. この手順を実行するユーザー アカウントが、ファーム管理者グループのメンバーであることを確認します。

  2. [サーバーの全体管理] Web サイトのホーム ページの [アプリケーション構成の管理] セクションで、[サイト コレクションの作成] をクリックします。

  3. [サイト コレクションの作成] ページで、以下の手順を実行します。

    1. [タイトルと説明] セクションの [タイトル] ボックスに、この検索センター サイトの名前を入力します。必要に応じて、[説明] ボックスに説明を入力します。

    2. [Web サイトのアドレス] セクションに、このサイトの URL の最後の部分を入力します。

    3. [テンプレートの選択] セクションで [エンタープライズ] タブをクリックし、[基本検索センター] テンプレートを選択します。

    4. [サイト コレクション管理者] セクションの [ユーザー名] ボックスに、このサイト コレクションのサイト コレクション管理者のユーザー名をドメイン\ユーザー名の形式で入力します。

    5. (オプション) [代理のサイト コレクション管理者] セクションに、代理のサイト コレクション管理者のユーザー名を入力します。

    6. [クォータ テンプレート] セクションで、このサイト コレクションに使用するリソースを制限するための定義済みのクォータ テンプレートを選択します。

    7. [OK] をクリックします。

  4. [トップレベル サイトが作成されました] ページで、作成した検索センター サイトに進むリンクをクリックします。

すべての認証ユーザーに検索センターへのアクセス権を付与するには

  1. この手順を実行しているユーザー アカウントが、検索センター サイトのサイト コレクション管理者であることを確認します。

  2. Web ブラウザーで、検索センター サイトに移動します。

  3. [サイトの操作] メニューの [サイトの設定] をクリックします。

  4. [ユーザーと権限] セクションで、[ユーザーとグループ] をクリックします。

  5. サイド リンク バーで、この検索センターの作成に使用したテンプレートに応じて、[エンタープライズ検索センターの閲覧者] または [基本検索センターの閲覧者] のどちらかをクリックします。

  6. [新規作成] メニューで、[ユーザーの追加] をクリックします。

  7. [ユーザー/グループ] ボックスに、NT Authority\authenticated users と入力します。

  8. [OK] をクリックします。

検索レポートを有効にする

検索管理レポートは、検索システムにおけるパフォーマンスの問題の検出と診断に役立つクロール データおよびクエリ データを提供します。詳細については、「Search administration reports in SharePoint Server 2010 (英語)」および「検索管理レポートを使用する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

検索レポートを有効にするには、以下の手順をそれぞれ実行する必要があります。

  • Web Analytics Service アプリケーションが開始されていることを確認する。

    検索関連のレポートは、Web Analytics Web Service に依存しています。インストール時にファーム構成ウィザードを実行すると、このサービスが作成されます。

  • Web Analytics Service アプリケーションを作成する。

    ファーム構成ウィザードを使用して、このサービス アプリケーションを作成できます。

  • Web Analytics Web Service を開始する。

Web Analytics Service アプリケーションが開始されていることを確認するには

  1. この手順を実行しているユーザー アカウントが Search Service アプリケーションの管理者であることを確認します。

  2. サーバーの全体管理のホーム ページの [アプリケーション構成の管理] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  3. [サービス アプリケーションの管理] ページで、Web Analytics Service アプリケーションがサービス アプリケーションのリストにあることを確認して、以下のどちらかの操作を行います。

    • Web Analytics Service アプリケーションが存在する場合は、このサービス アプリケーションの [状態] 列に [開始済み] が表示されていることを確認します。このサービス アプリケーションの [状態] 列に [開始済み] が表示されていない場合は、「Web Analytics Web Service を開始する」に進みます。ファーム構成ウィザードを使用して Web Analytics Service アプリケーションを作成しなかった場合、Web Analytics Web Service は開始されません。

    • Web Analytics Service アプリケーションが存在しない場合は、以下の手順に従って作成します。

Web Analytics Service アプリケーションを作成するには

  1. この手順を実行するユーザー アカウントが、ファーム管理者グループのメンバーであることを確認します。

  2. [サーバーの全体管理] Web サイトのホーム ページのサイド リンク バーで、[構成ウィザード] をクリックします。

  3. [ファーム構成ウィザードの起動] をクリックします。

  4. [SharePoint の品質向上にご協力ください] ページで、以下のどちらかを選択します。

    • [参加する (推奨)]

    • [参加しない]

  5. [OK] をクリックします。

  6. [SharePoint ファームの構成] ページで、既定の設定をそのまま使用して [次へ] をクリックします。

  7. [SharePoint ファームの構成] ページの [サービス アカウント] セクションで、[既存の管理アカウントを使用する] を選択するか、新しい管理アカウントを作成します。

    注意

    セキュリティ上の理由から、ファーム管理者アカウント以外のサービス アカウントを使用することをお勧めします。

  8. [Web Analytics Web Service アプリケーション] チェック ボックスがオンになっていることを確認して、[次へ] をクリックします。

  9. [サイト コレクションの作成] ページで、[スキップ] をクリックします。

  10. [SharePoint ファームの構成] ページで、[完了] をクリックします。

Web Analytics Web Service を開始するには

  1. この手順を実行するユーザー アカウントが、ファーム管理者グループのメンバーであることを確認します。

  2. [サーバーの全体管理] Web サイトのホーム ページの [システム設定] セクションで、[このファームのサーバーの管理] をクリックします。

  3. [ファーム サーバー] ページの [サーバー] 列で、サーバーのリンクをクリックします。

  4. [サーバーのサービス] ページの [Web Analytics Web Service] 行の [処理] 列で、[開始] をクリックします。

    リンク名が [停止] の場合、このサービスは開始済みなので、追加の処理は必要ありません。