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サイト コレクションを復元する (Search Server 2010)

 

適用先: Search Server 2010

トピックの最終更新日: 2011-08-08

Windows PowerShell のみを使用してサイト コレクションを復元できます。

サイト コレクションの復元に Windows PowerShell を使用する

Windows PowerShell を使用することで、サイト コレクションを手動で復元したり、スクリプトの一部として定期的に実行したりできます。

Windows PowerShell を使用してサイト コレクションを復元するには

  1. 次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。また、この手順を実行するユーザー アカウントがバックアップ フォルダーへの読み取り権限を持ち、ファーム構成データベースとサイト コレクションの復元先となるコンテンツ データベースの両方で db_owner 固定データベース ロールのメンバーであることを確認してください。

  2. SharePoint 2010 管理シェルで、Windows PowerShell コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。

    Restore-SPSite -Identity <SiteCollectionURL> -Path <BackupFile> -DatabaseServer <DatabaseServerName> -DatabaseName <ContentDatabaseName> -HostHeader <HostHeader> -Force -GradualDelete -Verbose
    

    ここで、

    • <SiteCollectionURL> は復元するサイト コレクションの URL です。

    • <BackupFile> は使用するバックアップのパスです。

    • <DatabaseServerName> および <ContentDatabaseName> は、サイト コレクションの復元先となる特定のデータベース サーバーおよびコンテンツ データベースです。コンテンツ データベースを指定しない場合、サイト コレクションは Microsoft Search Server 2010 によって選択されたコンテンツ データベースに復元されます。

    • <HostHeader> は、ホスト名付きサイト コレクションを保持する Web アプリケーションの URL です。

    このコマンドは Force パラメーターを使用して既存のサイト コレクションを上書きします。また、GradualDelete パラメーターを使用して復元処理のパフォーマンスを向上します。復元するサイト コレクションが 1 GB 以上の場合は、このパラメーターの使用をお勧めします。このパラメーターを使用すると、上書きされるサイト コレクションが削除済みとしてマークされ、そのコンテンツへのそれ以降のアクセスがすぐに阻止されます。マークされたサイト コレクションのデータは、一度にすべて削除されるのではなく、タイマー ジョブによって時間の経過と共に段階的に削除されるため、サーバーのパフォーマンスへの影響が軽減されます。

詳細については、「Restore-SPSite」を参照してください。

注意

コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。